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通算2000試合出場(栗山巧)

2021-06-14 23:22:19 | 他スポーツ
先日の西武ドームでは、写真のレジェンド栗山巧選手の通算2000試合出場の節目でした。過去に生で見た節目は、東尾の200勝と、金子の250盗塁がありましたが、西武一筋をいち早く宣言してくれたこのレジェンド栗山は西武ファンにとって誇りなので、嬉しかったです。栗山は最近はDHでの出場が多く、守備に就かないので写真は狙いにくいですが、試合前にはいつも一番にグラウンドに表れて、写真のようにストレッチをしています。

栗山は兵庫県の育英高校から2001年のドラフト4巡目でライオンズに入団してきました。同期生には今でも一緒に現役の中村剛也がいて、二軍時代を共に過ごした仲間です。無名時代の背番号は52でしたが、当時から守備よりは打撃が売り物で一軍に上がってきた選手です。そのため、外野手の中では守備力が落ちる選手が起用されることの多い左翼手が彼のポジションでした。

栗山のいいところは、1番から9番まで、どこの打順で起用してもそれなりの役割を果たしてくれることです。さすがに、去年4番で起用されたときは「え?俺?」と意外な起用に驚いた様子でしたが、勝負強く安打が打てる選手なので、一発こそないもののクリーンアップの仕事もしてくれます。無名時代は、1番片岡の後ろで走者を進める2番打者が定位置でした。

また、選球眼の良さも彼の武器です。四球で塁に出てくれるのは大きく、勝負所でチャンスを広げてくれることも多いです。最近は守備力に不安もあるという理由でDHでの起用が多いですが、下手な外国人選手よりは計算できるので、まだまだスタメンで起用できます。あとわずかに迫った、西武生え抜きで初の通算2000本安打も、いよいよ時間の問題になってきました。

彼は西武ファンの間では尊敬される存在ですが、オールスターになかなか縁がない選手でもありました。一度だけ、監督推薦で出場して本塁打を打ち、ついに出てしまった?オールスターと当時はちょっとした話題になりました。栗山はFAに興味がなく、FAで選手が流出していた当時の西武で、いち早く「生涯ライオンズ」を宣言したことが忘れられません。

ここまで来たら2000本安打はどうしても達成させてあげたいです。打率は平均2割7分、本塁打は平均10本以下という、成績だけを見れば地味な選手ですが、西武のためにここまで貢献してくれたので、できれば納得ゆくまで現役を続けてくれればと思います。


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