Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

広州恒大戦プレビュー

2013-02-23 12:09:39 | 浦和レッズ
楽しみにしている、浦和の今季初戦は来週の火曜日、アウェイの広州恒大(中国)戦です。ちょっと早いですが、待ちきれずプレビュー記事を書きます。浦和は指宿キャンプで実戦をたくさん入れて追い込んだので、今は少し軽めにして回復させています。

最近のトピックスは、期待の新戦力、FW興梠が太ももに違和感を訴えて別メニュー調整になっていることです。原口や新人の阪野が1トップの代役候補に試されています。寒い時期の試合なのでおそらくミシャは無理に興梠は使わないと予想しています。

広州恒大戦のテレビ中継は見られないCS放送の日テレG+で、少なくとも生中継で見られないのは確定しています。BS日テレで後日録画放送される可能性はありますが、たぶんタイムリーには試合レポートは書けないでしょう。

それでも、この試合は大事な試合です。ACLのグループリーグ初戦で、浦和が1年間かけて作ってきたミシャの独特のサッカーが、アジアの強豪相手にどこまで通じるか占う試合です。

対戦相手の広州恒大は前も書いたように、イタリア代表をW杯優勝に導いたリッピ監督が率いています。去年ACLのベスト16で広州恒大がFC東京と対戦した映像を見ていますが、セットプレーの1点を守り切った1-0で、さすがリッピというところはこの試合ではわかりませんでした。

リッピのチーム作りの成功例はユベントス(イタリア)時代です。それまでは華麗なサッカーをしていたユベントスを、徹底的に走り勝つスタイルに変えて成功した実績があります。足の速い選手は多く輩出する中国ならこのスタイルは消化できそうで、中国リーグ優勝と結果も出しています。

広州恒大の選手では南アフリカW杯に出場して日本にPK勝ちしたパラグアイ代表FWバリオスの名前が目立ちます。ドイツのドルトムントから引き抜いてきた選手で、資金力の豊富な広州恒大を象徴するFWです。また、アルゼンチン人のMFコンカは年俸10億円という破格の待遇で広州入りしており、資金的には浦和を上回る相手です。

ただ、選手の名前は豪華でも、それをチームとして機能させているかどうかは別問題で、浦和に付け入る隙がないほどのチームとは思っていません。映像が手に入ることがあれば分析してみたい相手です。
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白梅の花

2013-02-23 11:37:13 | 埼玉
まだ寒い日が続きますが、いつもの散歩道で白梅の花が咲いているのを見つけました。梅独特の芳香も漂ってきて、厳しい寒さの中にも春は確実に近づいているのを感じます。



こっちの方がうまく撮れた写真です。背景の青空が、うまく撮れた理由で、曇り空の日に桜を撮るといつもうまく行かないことを思い出します。



河津桜はここまでつぼみが大きくなってきました。いよいよ開花は来週かなと思えるほどの春到来の予感です。もっとも、ありがたくない春到来もあり、花粉症もそろそろ出てきました。家や会社の中にいるときは大丈夫ですが、ちょっと外へ出るといつも鼻水が出てきてしまいます。

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後ろに速い(イビチャ・オシム)

2013-02-22 18:16:00 | 他チーム
来週浦和と対戦する中国の広州恒大の監督は、2006年ドイツW杯でイタリア代表を率いて優勝に導いたリッピ監督です。この名前を聞いて、日本に来た監督の中で同格の監督がいるかと考えてみると、千葉と日本代表で監督を務めたイビチャ・オシム監督だと思います。

オシムは1990年イタリアW杯でユーゴスラビアを率いてベスト8の実績を持つ監督です。オシムはお金で動く監督ではなく、RマドリードやACミランのオファーも断ったという話です。千葉が引っ張ってこれたのは誠意が理由と、当時のGM祖母井氏の著書に書いてありました。

オシム監督といえば千葉のHPに載っていた「オシム語録」が有名です。選手は練習と試合で学ぶもので、休みから学ぶものはないと言い切る厳しい監督で、事実休日を決して事前には予告せず、選手はオフの予定が立てられないと最初は不評でした。

その厳しさを選手が受け入れたのは、結果が出たからでした。練習試合ではそれ以前は格下相手に負けることもありましたが、オシムが来てから連戦連勝するようになりました。この監督について行けば勝てるとなれば、間違いなく信頼は得るものです。

浦和サポの私は、当時の千葉は敵としてしか見たことはありませんが、イメージとしては後ろに速いチームでした。千葉は決して日本代表クラスがたくさんいるチームではなかったので、ミスは時折見られます。浦和がそういうミスにつけこもうと前に走ったときが、最もオシムイズムを感じたときでした。

オシム監督の千葉はミスは起こるものと危機予測をしていて、誰かが必ず下がって間に合います。千葉がミスをしている割にはなかなか浦和の決定機にならない、しぶといサッカーは敵ながらさすがでした。

また、オシムといえば実戦が好きな監督というイメージもあります。日本代表監督時代、キリンカップでオシムの練習を見ていたら、なんと日本に割り当てられたハーフコートを目一杯使って、試合前のウォームアップで11対10の紅白戦をやったのには驚きました。

試合で使う筋肉は試合をすれば暖まるのは確かですが、この練習は過去のどんな監督でも見たことはなく、さすがオシムというイメージを今でも持っている理由でもあります。
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簡単なプレーを100%で(小林慶行)

2013-02-21 18:33:39 | 他チーム
昨日、新潟に在籍していたMF小林慶行の引退が発表になりました。埼玉県与野市出身の地元選手の引退は、たとえ彼が浦和に在籍したことはなくても寂しいです。大宮時代はキャプテンを務めるなど人望も厚かった選手でした。

小林慶行のプレーで一番記憶に残っているのは、何度も見た大宮時代ではなく、東京V時代の2003年の天皇杯決勝です。天皇杯決勝のチケットは浦和の出場の有無に関係なく毎年買っていて、他チームの戦術や選手の特徴を探る絶好の機会です。

小林慶行は近くのチームの東京Vにいましたから、年に2回の浦和戦で見ているはずですが、地味なボランチというポジションゆえ、印象には残っていませんでした。この天皇杯決勝は小林慶行の特徴がはっきりわかった試合でした。

彼の特徴は簡単なプレーを100%の確率でやることです。3ボランチだった東京Vは林健太郎をアンカーに置いて、前目に小林慶行と小林大悟を置く布陣でした。この両小林が走り回ってチャンスの中継点になった東京Vのペースで前半は進みました。

テクニシャンの小林大悟は難しいプレーもやろうとしていましたが、小林慶行の方は手堅くフリーになれるポジションを取り、ショートパスでフリーの味方につなぐプレーを繰り返す選手でした。ただ、そのプレーの成功率がほぼ100%という理由で使われていた選手でした。

道理で敵として見た浦和戦では印象に残らない訳だと納得しました。目立つ選手ではないので代表歴はありませんが、チームに一人はこういう選手が欲しい、監督好みの選手でした。たぶん難しいプレーもその気になればできるのでしょうが、小林慶行が無理なプレーを選択した印象は何度も見た大宮時代にもありません。

柏では出番を失っていて気にしていましたが、新潟で見事復活を果たして35歳までプレーできました。引退後の進路は未定ですが、サッカーに関わってくれれば嬉しいです。
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馬車馬の如く(マルキーニョス)

2013-02-20 18:44:30 | 他チーム
浦和の対戦相手の選手は、どうしても外国人選手の方が目立つので印象に残ります。今回ネタにする現横浜FMのマルキーニョスも、目立っていた相手選手です。マルキーニョスはリーグMVPにも輝いた鹿島時代の印象が強いですが、30歳を過ぎてゴール量産のコツを覚えた遅咲きです。

マルキーニョスをスタンドで見ると、その運動量に驚きます。清水でも鹿島でもそのフォアチェックは期待されていて、鹿島時代の2008年の天皇杯決勝では広島DFストヤノフの上がりを前から消しに行く慎重策を機能させました。

マルキーニョスは約12年の日本でのキャリアを誇りますが、最初に在籍した東京V時代は点はあまり取れないFWでした。ただ、日本のチームはその運動量を生かして相手の攻めを遅らせた陰の貢献を認めてくれます。ブラジル人らしくない献身的な姿勢を評価され、最初の5年で二桁得点はわずか一回という成績でもどこかのチームが手を手を差し伸べたFWでした。

得点感覚に目覚めたのは清水時代です。当時の清水はトップ下を置かないシステムでしたが、マルキーニョスの運動量があればFWとトップ下の両方の役割ができるだろうと長谷川監督が見抜いたらしく、2列目からどんどん飛び出すようになって点を量産しました。

その結果、鹿島に引き抜かれたマルキーニョスは大成功を収め、その馬車馬の如く走る能力も有名になります。一時、婚約者に地震を心配されてブラジルに帰国していましたが、どうやら説得できたらしく、横浜FMで日本に戻ってきました。昨年の浦和戦では途中出場だったので、持ち味の運動量は確認できませんでしたが、セットプレーで点を取りベテラン健在を示しました。

マルキーニョスは今年も横浜FMにいるので、また見ることはできると思います。ブラジル人で成功できるのはこういうタイプと、典型的な例を示した選手でしょう。昔のように現役ブラジル代表がJリーグに来る時代ではありませんが、探し方次第でいい選手はいるという、一つの例でしょう。
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新境地?(原口元気)

2013-02-20 17:50:35 | 浦和レッズ
ミシャ流の一日おきに練習試合を組んだ今回の指宿キャンプは、選手にとってはきついキャンプだったと思います。練習試合にフル出場した主力選手はほとんどおらず、昨年は柏木とマルシオでほぼ固定されていたトップ下のポジションに他の選手が挑めるチャンスでした。

そのチャンスに名乗りを挙げたのは原口元気選手です。昨年は1トップで起用されていましたが、得点は6点とFWにしては物足りない点数に終わり、1トップ候補の興梠を補強されてしまいます。原口がFWで出ると強さが足りず、フィジカルで潰される場面も目立ちました。

しかし、FWの厳しさを痛感した原口にとって、トップ下というのはやりやすいポジションになっていました。去年はトップ下で出ることはほとんどなかった原口ですが、元監督のフィンケ時代は左MFで出ていた選手です。フィンケ時代のショートパスをつなぐサッカーを消化できたセンスの良さを、いつか発揮できるときは来ると思っていました。

先日のJ2松本山雅との練習試合にトップ下で出場した原口は、2得点と結果を出し、主力選手では数少ないフル出場を達成します。この使われ方は原口へのミシャの期待を示すもので、ACLの強行日程で柏木やマルシオを休ませたいときの代役候補には名乗りを挙げたと思います。

今年は原口にとっては厳しい年になりそうだと思っていましたが、トップ下ならFWよりプレッシャーは厳しくないと開き直れたとすれば、トップ下で点を取ることを売り物にするのも一つの手です。いろんな選手が点を取るのが浦和流なら、原口がその一角を占めるチャンスは十分あります。
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高梨沙羅、W杯総合優勝

2013-02-19 18:32:47 | 他スポーツ
昨日はジャンプ女子の高梨沙羅選手がW杯で年間7勝目を挙げ、日本史上最年少(16歳)の総合優勝を決めました。ウィンタースポーツでこれだけ世界を相手に何度も勝てるのは、複合の荻原健司以来久しぶりに見ます。

ウィンタースポーツは欧州で盛んなので、W杯の開催地は欧州が多いです。欧州の選手は普段は地元で生活して試合の日だけ飛行機で移動することも可能ですが、日本勢にとっては多くの時間を欧州に張り付いていなければW杯の全試合に参戦できないので、不利な強化条件を背負っています。

今回の高梨の総合優勝はその不利な条件を跳ね返したもので、大きな価値があります。スポーツニュースでしか高梨のジャンプを見たことはありませんが、優勝する際の飛距離はK点を優に越えています。

ジャンプという競技は助走距離を上げ下げすることで飛距離を調整できるので、多分男子選手より筋力の劣る女子選手がほぼ同じ距離を飛ぶのは条件を変えているとは思いますが、外国の女子選手は高梨より遥かに大柄な選手が多いので、それに混じっての総合優勝は素晴らしいです。

高梨は昨年行われたユース五輪金メダルの実績もありますが、大人に混じって結果を出せることは今回初めて証明しました。一躍ソチ五輪の金メダル候補として注目を集める立場になりますが、まだ16歳という若さで注目されるのはプレッシャーになると思うので、できればそっとしておいて欲しいと思います。

今は五輪競技では多くの種目で女子の部がありますが、ジャンプは今度のソチ五輪が初めての女子部門です。そういうタイミングで出てきた高梨は幸運だと思います。ちょっと前までは女子マラソンや女子柔道もない時代もあっただけに、女子柔道ができた時代の流れにうまく乗った谷亮子元選手のように、高梨もこのチャンスは生かして欲しいと思います。
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ソルトシェーカー(水戸泉)

2013-02-18 20:14:47 | 他スポーツ
昨日、NHKで福祉大相撲が放送されていました。内容は巡業でよく行われる花相撲独特の演出ですが、この福祉大相撲は力士と女性歌手が歌うイベントがあり、ももいろクローバーZも出演していました。その中で、元関脇水戸泉の錦戸親方が歌っていたので、現役時代を思い出しました。

水戸泉は192cmの身長を誇る巨漢で、どんな不利な体勢になっても右上手を引けば相撲になる、不器用ながらも面白い力士でした。そのあまりうまくない相撲ぶりは晩年になっても変わらなかったので、いくつになっても若手のようでした。

水戸泉といえば、海外巡業で「ソルトシェーカー」という別名をもらう理由になった、大量の塩撒きパフォーマンスでも有名だった力士でした。引退後は北桜、現在の旭日松と後継者が表れていますが、元祖は水戸泉です。

相撲もプロスポーツですから、目立つ特徴を持っているのはいいことです。一部ファンからはこのパフォーマンスは仕切りの制限時間一杯に一回だけやるので、時間前には立たないと批判する意見はありましたが、相撲を見に行った観客に印象を残す意味ではいいと思います。

そんな水戸泉は怪我が多かった悲運の力士でもあります。休場の数が関脇以下の力士では最多というありがたくない記録を持っており、膝は持病でした。これさえなければ大関候補にもなれたでしょう。

水戸泉は今の力士に例えると把瑠都で、大柄で相撲はあまりうまくない、肩越しでも何でも上手を引きに行くところは似ています。変化がなく確実に四つになれる力士なので、上位陣にとっては比較的取りやすい力士だと推測できます。

映画のフィールドオブドリームズで青春時代のメジャーリーガーが戻ってくる場面がありましたが、私にとっては青春時代の関取衆が戻ってきた方が面白く、水戸泉が千代の富士と対戦する相撲が見られれば感動で涙腺が緩むと思います。
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前線のゲームメーカー(カッサーノ)

2013-02-17 19:07:25 | ワールドサッカー
オフネタ恒例のワールドサッカーですが、スカパーの無料放送でたまったビデオからセリエAのインテル対キエーボを取り上げます。インテルの試合はしばらく見ていなかったので、メンバーが相当入れ替わっていて驚いています。

長友佑都はポジションを確保していて、この日は左SBでの出場でした。持ち味は皆さんご存知の通り走る能力ですが、必ずしもサイドに固定されている訳ではなく、真ん中に入って点を取りに行ってもいいことになっています。

長友が上がっているときに裏のスペースをどうカバーしているかは興味がありましたが、ボランチのクズマノビッチが一列下がって最終ラインに入り、CBのジュアンかラノッキアがスライドしてSBになります。そういう約束事を確立してくれるあたり、長友の攻撃力が信頼を得ている証明です。

もっとも、この試合で目立ったのはインテルの3トップの左FWに入ったカッサーノでした。カッサーノは今季ACミランから移籍してきたイタリア代表で、ミラン時代のプレーを見る限りでは狭いスペースが見えているパス供給能力が売り物です。

この試合では、カッサーノのプレーで光ったのはトラップの能力と長い距離のキックの精度です。どんなときでも正確にボールを足元に止められるので、ボールを落ち着かせられて味方の上がりを待てますし、逆サイドまで正確に蹴れるのでカウンターを機能させられます。

CKでも当たり前のようにキッカーで、前半2分でクリアボールをミドルで打って決めた先制点は見事でした。インテルでは真ん中のFWミリートも目立ちました。アルゼンチン代表の一員として来日もしたワールドクラスですが、華麗なテクニックを持っているタイプではありません。

ただ、ミリートはポストプレーの技術は高く、体で相手をブロックすることと足元に止めることには絶対の自信を持っているように見えます。カッサーノの技術は高いですが一人でカウンターを機能させるのは難しく、ミリートをサポート役に使って逆サイドに振れるところもインテルの強みです。

ミリートはシュートもうまく、止めて蹴る動作には無駄がなく正確に蹴れます。このミリートのシュートで3点目を入れたインテルは危なげなく3-1で逃げ切りました。この試合では決定機を決められなかった長友ですが、チームにはすっかり溶け込んでいて、カッサーノが長友の走り込みを信じてスルーするほどです。
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河津桜2

2013-02-17 13:07:08 | 埼玉
先週ブログに載せた近所の河津桜をまた見てきました。今日も冷たい風が吹く寒い日で、河津桜の開花はまだ先ですが、つぼみは少し大きくなった印象です。紅梅がようやく開花し始め、春は少しずつ近づいています。
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