Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

浦和練習試合水原戦

2013-02-17 10:32:09 | 浦和レッズ
浦和の練習試合の映像が入ってくると、少しずつ頭がワールドサッカーから浦和に切り替わってきます。昨日のNHK-BSでは得点シーンではなく、戦術的に機能した場面を映してくれたので、浦和の現状が少しは見えてきました。

練習試合水原戦のスタメンはGK加藤、DF森脇、永田充、槙野、右アウトサイド平川、ダブルボランチ鈴木啓太、阿部勇樹、左アウトサイド関口、トップ下にマルシオ、原口、1トップに興梠です。選手の話によれば「興梠が入って変わった」ということです。

昨日の映像(柏戦)で、森脇が縦パスを入れて、興梠が裏に抜けてくさびに入り、戻したボールを原口がダイレクトではたいて柏木がシュートを放った場面を見る限りでは、浦和の一つの課題である、相手にブロックを作られた場面での攻撃に一つの解が見えた感はあります。

ただ、もう一つの課題である守備から攻撃に切り替わったときにミスをしないというところはまだまだです。柏戦では連係ミスから森脇がオウンゴールもしています。引いて守る相手の攻略法は見えても、前から取りにくる相手にどう戦うかはまだ残っている課題のように思えます。

練習試合のスタメンを見る限りでは、原口がほとんど全ての試合でスタメンなのは目を引きます。昨年は1トップで出ることがほとんどでしたが、練習試合ではトップ下や左アウトサイドで出場機会を得ています。特に左アウトサイドができるようになれば一気に出番を増やせるのは間違いなく、もともと高いボールテクニックを生かせば活躍の道は開けます。

また、槙野と森脇の同時起用で、二人とも上がってしまったときのリスクマネージメントをどうするかは課題ですが、今日の埼玉新聞を見る限りでは広島時代に同時起用の経験はあるそうで、しかも当時の広島監督はミシャです。これは生観戦できる埼玉スタジアムの名古屋戦以降に自分の目で確認するしかありませんが、楽観視しています。

ミシャはオシム元日本代表監督の下でアシスタントの経験があり、オーストリアのシュトゥルム・グラーツではオシムの後任監督でした。オシムの考え方である選手は実戦で学ぶものというところは受け継いでいます。今回の指宿キャンプの1日おきの練習試合は選手にとってはきついでしょうが、得るものはあるはずです。
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ボール奪取能力(岡崎慎司)

2013-02-16 17:04:13 | ワールドサッカー
あまりの寒さに、午前中の散歩だけで外出はやめて、家でワールドサッカーをビデオで見ました。その試合はステアウア・ブカレスト(ルーマニア)対シュツットガルト(ドイツ)です。シュツットガルトに酒井高徳(右SB)と岡崎慎司(左MF)がいるからという理由です。

このブログを見るような方ならご存知でしょうが、岡崎は清水時代はFWでしたが、シュツットガルトではMFに回されています。もっとも、ザッケローニはそのまま代表のMFで岡崎を起用し、機能させています。

岡崎の場合、点を取るというわかりやすいアピールポイントがありますが、シュツットガルトではチームとして機能させなければならないはずで、MFで使う以上何かチームプレーをしているはずだというのもこの試合を見た理由です。

そのチームプレーとは、驚異的な運動量とボール奪取能力です。シュツットガルトでは1トップのポジションはイビセビッチ(9番)という強力なポストプレーヤーがいて、足元もうまいし走れるいい選手で、ポストに入ったときの弱さが課題の岡崎がこのポジションを奪うのは難しそうに見えます。

また、MFとしてのゲームメーカーには右MFのハルニク(7番)という選手が華麗なテクニックを持っています。パスを出してもよし、サイドハーフらしい突破もあるという選手です。その中で岡崎(31番)が優れている点は、相手にカウンターを食ったときに現れます。チームで一番走る岡崎は、ボランチの一角のクズマノビッチ(8番)が釣り出されたタイミングに必死で走って間に合う能力があります。

この8番がセットプレーのキッカーで、時折ゲームメークもしようと前に出てくるので、岡崎がボランチの位置まで走って守備範囲をカバーしています。また、岡崎の良さが光るのは相手ボールのときです。後ろから近づいても、ファウルしないでボールを取れる能力を持っており、ステアウアの攻撃をうまく切ってマイボールにできます。

この試合がスカパーの無料放送で放映されていたのは、岡崎にとっても酒井にとってもベストゲームと呼べる試合だったからです。酒井は岡崎のアシストで、バイタルエリアにうまく上がって3点目の強烈なミドルを突き刺していますし、岡崎は酒井のクロスを頭で合わせて4点目を取っています。

ステアウアのホームゲームで、満員の敵のサポーターを黙らせた、シュツットガルトの攻撃力はたぶんいつもこれはできないでしょうが、圧倒的な力を見せました。CLより格下の欧州リーグで満員になるのですから、ルーマニアのサポーターはステアウアに期待しているはずで、それを黙らせるのはすごいことで、日本でもっと注目されてもいい一戦だったと思います。
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草焼きの跡

2013-02-16 16:52:07 | 埼玉
今日は最高気温5度の寒い日で、しかも風が強いので、いつもの土曜日なら家族連れや若者がスポーツをしている桜草公園にはほとんど人はいませんでした。平日に来たのかと勘違いするほどです。トップの写真は桜草自生地の草焼きの跡です。まだ2月ということもあり、芽吹いている植物はありません。開花の早い大島桜も、気配はまったくなく、まだ春は名のみのようです。

それでも、冬に咲く花も見つけました。



水仙です。この花には思い出があり、伊豆へ旅行したときに爪木崎の灯台のたもとにあった野水仙を思い出します。温暖な伊豆ですが、確か行ったのは1月だったはずで、この時期に咲く花は水仙くらいだなと思います。

また、風の強い晴れの日は、富士山も見えます。



写真のように雲が飛ばされる、強風の日は富士山を見る絶好の日和ですが、あまりにも風が強かったので、手元がぶれてあまりいい写真にはなっていないのが残念です。
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李忠成、FC東京入り

2013-02-16 13:59:53 | 他チーム
Jリーグの開幕を目前にしたこの時期に、サウサンプトン(イングランド)のFW李忠成選手のFC東京へのレンタル移籍が発表になりました。李忠成は在日韓国人の4世ですが、既に日本に帰化していて「り・ただなり」という日本人になっており、外国人枠を使う必要はありません。

李忠成といえばサッカー人生がドラマチックという印象があります。ブレイクしたのは石崎監督の柏時代で、スピードと運動量でフランサといいコンビを作っていました。この時期に帰化して北京五輪にも出場していますが、五輪本番では味方が李忠成の長所をわかっておらずロングボールを放り込まれて持ち味を発揮できませんでした。

しかし、柏で出番を失い、移籍した広島でも同タイプの山崎を補強され苦しみます。ここからが人間何が起こるかわからないところで、広島の不動の1トップ佐藤寿人が負傷欠場します。このチャンスに、李忠成は後半戦だけで11ゴールを決める活躍で、ベンチ要員から一躍日本代表まで昇ります。

日本代表でも、2011年のアジア杯で途中出場の切り札として活躍し、決勝戦の豪州戦でクロスボールをダイレクトで合わせる決勝ゴールを決めて日本代表の優勝に貢献します。この活躍が認められ、当時イングランド2部だったサウサンプトンへの移籍を勝ち取ります。

ところがサウサンプトンでの李忠成は不遇でした。2部からチームごと1部に上げた前例はルマン(フランス)の松井大輔、VVVフェンロ(オランダ)の本田圭佑がいます。決して無謀な道ではありませんが、李忠成は練習中に味方に踏まれて足の指を骨折して、リハビリの日々を過ごすことになります。

サウサンプトンは1部に上がりましたが、李忠成の出番はまったくない日々が続き、下部組織に在籍した古巣のFC東京に再起の道を求めることになります。ドラマチックなサッカー人生ですが、今度活躍できないと相当の苦境に立つことになります。

実績は十分なFWなので、あとは広島で11点を取ったときの初心を思い出せるか次第だと思います。長友佑都のように、味の素スタジアムを沸かせる選手になって欲しいです。
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浦和練習試合FCソウル戦

2013-02-15 21:00:07 | 浦和レッズ
浦和はJリーグ開幕戦の前にACLの広州戦があるので、もう開幕まで1週間とちょっとです。練習試合を多く組んでいた指宿キャンプもあとは水原(韓国)戦のみで、練習で追い込んでいた体を一旦休養させ、スポーツ理論では定番の「超回復」を広州戦に持ってくる調整のようです。

今季の浦和は間違いなくターンオーバーをするつもりで、それに必要なメンバーはオフの積極補強で十分集めました。FCソウルとの練習試合のスタメンはGK加藤、DF森脇、永田充、槙野、右アウトサイド梅崎、ボランチ鈴木啓太、阿部勇樹、左アウトサイド宇賀神、トップ下に柏木と原口、1トップに興梠でした。

こうして見ると、どのポジションにも使える控え選手は十分いる印象で、1トップこそ控えは新人の阪野で未知数ですが、トップ下は柏木、マルシオ、原口、梅崎の争いで総入れ替えもできます。手薄な印象のあったボランチも那須が入り、DFは坪井の出場もあるでしょう。

浦和は2007年優勝、2008年ベスト4と2度のACLの経験がありますが、当時の監督が全試合ベストメンバーを出そうとしたため、チームが大きく消耗したことは教訓に残っているようです。ミシャも広島時代にACLの経験はありますが、このときは初戦から3連敗で慣れる前に終わってしまいました。

その轍は踏むまいと、ミシャにとっても雪辱戦になる今回のACLは総力戦を挑みます。ミシャは欧州では、ターンオーバーが必要な欧州CL常連チームの監督歴はありませんから、日本で初めてターンオーバーに挑戦することになります。

もっとも、ターンオーバーは初めてだったFC東京のポポビッチ監督が、昨年のACLでターンオーバーを機能させたこともあります。経験はあればいいですが、経験がなくても必ずしもできないということはないです。浦和で初めて見るミシャのターンオーバーがどういうものか、サポは楽しみにしているはずです。
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大分の旅

2013-02-15 18:29:55 | 雑記
海外旅行ネタが尽きてきたので、2003年に出かけた大分のアウェイ戦の思い出です。当時は私が病気からの回復が十分ではなく、母との旅でしたが見守ってもらったようなもので、親孝行とはとても言えませんでした。

当時九州にはJ1チームが大分しかなかったので、九州に赴任していた弟と一緒に試合を見たいというのも、この旅をした理由でした。金曜日の飛行機で大分入りして湯布院に泊まり、弟とはスタジアムの指定席で落ち合うことになっていました。

湯布院ではステンドグラス美術館や金鱗湖などを見て回りました。驚いたのは人通りの少なさです。普通の平日の昼間ですから当然といえば当然ですが、首都圏の人の多さに慣れていた私にはこの静かさは意外でした。そのため、精神的にはリフレッシュできました。

湯布院の宿は離れになっている旅館でした。母が温泉をのんびり堪能したいという理由で、旅行会社に離れの宿をリクエストしたら、最後の一部屋で取れました。温泉の色がスカイブルーになっていることで有名な宿で、早い時間に入浴して広い大浴場をほぼ独占できたのもリフレッシュになりました。

食べ物では宿の夕食の豊後牛が印象的です。柔らかいヒレ肉で、大きさこそさほどではなかったものの、母から分けてもらいました。それも親孝行とは言えない理由です。

翌日は定期観光バスで別府の地獄巡りをしました。別府で印象的なのは湯量の多さで、その辺の排水溝からも蒸気が上がっていました。温泉地はその噴煙の成分で植物が育たないので、昔の人は地獄に例えたのでしょう。なかなか噴き出してこない間欠泉が行って即出てきた幸運は今でも覚えています。

別府から大分は鈍行列車でした。ロングシートに混雑した車内と、これだけはあまりいい印象はありませんが、別府大分毎日マラソンのコースが線路のすぐ横だったので、平坦で海からの風さえなければ好タイムが出そうという印象は持てました。

その後はメインイベントの大分対浦和でしたが、エメルソンと田中達也の活躍で3-1で勝ったこともいい思い出です。ビッグアイスタジアムは陸上トラックこそありますが、メインスタンドの真ん中というベストポジションの席で見られたので、見やすかった印象です。
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忘れ得ぬ最強助っ人(ウェズレイ)

2013-02-14 18:35:14 | 他チーム
浦和サポの私は、Jリーグの他チームの選手も浦和6割相手4割くらいの集中力で見ていますが、ずば抜けた代表クラスを除けば外国人選手の方が印象に残っていることが多いです。その中では、外国人最多得点記録の保持者で、名古屋、広島、大分の3チームで活躍したウェズレイのことは今でも思い出します。

ウェズレイといえば名古屋に来た当初は「闘犬」のニックネームを持つように、スピード溢れる突破を武器にしていました。現名古屋監督のストイコビッチが自身がつけていた10番の後継者にウェズレイを指名したほどです。

名古屋時代のウェズレイのプレーで印象に残っているのは2002年の埼玉スタジアムの浦和戦です。当時浦和のエメルソン、トゥット、永井雄一郎の3トップはJリーグに旋風を起こしていましたが、当時名古屋のベルデニック監督(現大宮監督)が打った手は今でも覚えています。

それは3トップに一人ずつマンツーマンでマークをつけて後ろをパナディッチにカバーさせる、極端な守備的布陣でした。何かおかしい、思うようにボールが3トップに入らないと違和感を覚えましたが、それはこのマンツーマンが理由でした。

必然的に前は薄くなり、FWのウェズレイは誰もフォローに来てくれない厳しい状況でしたが、その単騎攻撃が機能したところがさすがウェズレイという印象を持っている理由です。浦和はスピードには自信のある、当時大卒新人だった坪井慶介をウェズレイにつけていましたが、ウェズレイはその坪井を振り切ってゴールを決めました。ウェズレイのスピードを心に刻むにはこのゴールで十分でした。

広島に移籍してからのウェズレイは別の選手になったのかと思うくらい、持ち味が変わっていました。たぶんスピードが落ちたのをカバーするためだと思いますが、シュートレンジを長くして遠目からでもどんどん打つFWになっていました。ウェズレイがどんどん打つので、当時2トップを組んでいた佐藤寿人とコンビネーションを見せた印象はありませんが、ウェズレイは広島でも結果を出していました。

大分時代はさすがに晩年だけに、スピードはなくなっていました。しかし、シャムスカ監督の戦術を良く理解していて、トップ下の梅崎がサイドに流れているタイミングを的確な守備で埋めていたのは評価できます。最後にナビスコ杯のタイトルを取ったあたり、最強助っ人の一人と言ってもいいと思います。
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秘密兵器なるか(牧田和久)

2013-02-13 18:51:08 | 他スポーツ
今年は野球のW杯に相当する、WBCの年です。代表選手は他の選手より1ヶ月早く体を作らないといけないので、コンディションの作り方は難しくなりますが、野球界にとっては日本代表ができたのは選手の向上心を高めたと思います。

WBCで楽しみにしているのは、秘密兵器になれる可能性を持っている西武の牧田和久投手の出来です。過去2大会では同じような下手投げの渡辺俊介が代表入りしたように、下手投げはメジャーにはいないタイプで打ちにくいようです。

牧田はコントロールは決して抜群ではなく、逆球は結構ある投手ですが、強気にインハイを攻めて120km台のストレートで内野フライを打たせる投球術は面白い投球です。かつて、楽天の4番を打っていた大ベテランの山崎武司に、ランナーのいない場面でクイックで投げ、山崎武司を「100年早い」と怒らせたエピソードもあります。

西武の投手では涌井もメンバー入りしていますが、0か1かという大化けの可能性があるのは牧田の方だと思います。優勝すればMVPだってあり得ない話ではないと思います。

もちろん、今回のWBCはメジャーリーガーの日本代表入りがかなわず、国内組ばかりで臨む山本ジャパンの下馬評はそんなに高くはないでしょう。それでも、日本野球は草の根から多くの選手が湧き出してくる環境が整備されているのは間違いありません。

もちろん、やる以上は3連覇を期待していますし、可能性のある選手はいると思います。日本野球の強さを是非世界にアピールして欲しいです。
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中津江村遅刻事件(カメルーン代表)

2013-02-13 18:31:44 | ワールドサッカー
またオフネタですが、2002年W杯を子供の頃に見た世代がプロ入りする時代なので、もう昔話としてカメルーン代表の中津江村遅刻事件をネタにします。中津江村は今は合併して日田市になっていますが、大分県の山奥深い地です。

この村をカメルーン代表がキャンプ地に選んだ理由は、1990年のイタリアW杯のときに山奥深い地をキャンプ地に選んだら、集中してトレーニングができてベスト8まで勝ち上がれたので、縁起を担いだからです。当時、中津江村は小さな村のロマンとしてマスコミに取り上げられました。

しかし、アフリカの国はW杯に出てくるような強豪国でも、サッカー協会がいい加減という課題があります。元日本代表監督のトルシエはアフリカのいろんな国で代表監督をやっていますが、本来はサッカー協会の仕事である航空券の手配や練習場の確保まで監督自らがやらなければいけなかったと聞きます。

1990年のカメルーンのベスト8は、当時アフリカは弱小地域とみなされ、W杯の出場枠が二つ(現在は5)しかなかった時代だけに快挙と報じられ、サッカー評論家も21世紀はアフリカの時代が来ると言っていた人もいます。

しかし、その後ワールドサッカーをある程度知るようになると、アフリカのサッカー協会のマネージメント能力の不足はいろんなところで露見していて、これがなんとかならない限りアフリカのチームのW杯優勝はあり得ないと感じました。

この中津江村遅刻事件はアフリカのサッカー協会のいい加減さを説明する必要がなくなった一件で、経由地のパリを発った選手の乗った飛行機が、南回りで少しでも着陸料の安い国を回った結果、予定の到着日を大きく超えてしまった不可解なマネージメントミスでした。

もっとも、中津江村の名前はこの遅刻事件で逆に有名になったのは面白いところで、当時の坂本村長は一躍有名人になりました。カメルーンは日韓W杯本番は1勝2敗でグループリーグで敗退しますが、その後親善試合で大分県に来るなど交流もできました。

今はアフリカの国も欧州でプレーする選手が多くなったので、組織的なサッカーにも慣れてきたでしょうが、アフリカのチームが戦術や規律がなかった昔の話です。
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ロングレンジキック(カルリーニョス)

2013-02-12 18:41:23 | 他チーム
昨日は浦和は練習試合の磐田戦で、槙野のFKで主力が出場した2本目を1-0で勝ったという情報です。ただ、今日は新聞休刊日でスタメンなどの情報は手元にないので、またオフネタで埼玉新聞にインタビュー記事が載っていた大宮ボランチ、カルリーニョスのことを書きます。

カルリーニョスはブラジルではビッグクラブのレギュラーでプレーしていたボランチで、昨年レンタルで入団した大宮に今年から完全移籍します。たぶん億単位の移籍金はかかったと思います。カルリーニョスのプレーを初めて見たのは昨年の大宮対杭州のPSMです。

その印象はうまいボランチというものでした。特に目を引いたのは精度の高いロングレンジキックです。大宮のボランチは金沢、片岡といった守備の職人タイプにはいい選手がいますが、後ろからゲームを作るのは課題だと思っていました。

カルリーニョスの技術を見れば、その課題はカバーしてくれそうに思えました。ボランチの低い位置からでもゲームメークができる、さすがサッカー王国ブラジルの一線級ボランチだと、そのプレーは一見の価値があると期待していました。

もっとも、昨年からJ1のリーグ戦が全試合土曜日固定になったので、浦和戦のテレビ中継を優先した私はNACK5スタジアムに行けなくなったのは残念です。唯一見られた埼玉スタジアムの浦和戦ではノバコビッチが退場になってチーム全体が引き気味になり、カルリーニョスの得意なゲームメークは発揮しにくい試合でした。

そんなカルリーニョスにとっては大宮の監督がベルデニックになったのは逆風かもしれません。ベルデニック監督になってボランチに守備の強い金沢を置いて守備が安定し始め、ボランチから弾かれたカルリーニョスは攻撃的MFに回ります。

テレビで見た限りでは攻撃的MFに回った後もカルリーニョスは流れの中で引き気味の位置にいると、ロングレンジキックを出そうとしていたので、本当はボランチがやりたい気持ちがプレーに出ていました。最後の数試合ではカルリーニョスはスタメンを外されていたので、今季残るかどうかは微妙に思えましたが、今季そのプレーが見られるのはちょっと嬉しいです。
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