Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

ルヴァン杯C大阪戦(H)プレビュー

2022-09-24 11:24:27 | 浦和レッズ
明日の日曜日、浦和レッズはルヴァン杯準決勝第2戦、セレッソ大阪戦をホーム埼玉スタジアムで迎えます。第1戦は1-1の引き分けで、浦和の決勝進出条件は勝利もしくは0-0の引き分けです。勝利なら無条件で決勝進出という条件は悪くないと思われます。あとは、選手たちがどのように、この条件を利用して戦うかです。

C大阪は現実主義で戦えるチームで、リードすれば自陣に2ラインを引いて、相手にボールを持たれてもいいから中央にボールを入れさせないという戦い方ができます。もっとも、第1戦では中盤で何度かミスがあり、浦和に攻め込む隙を与えていました。また、理由は不明ですがGKキム・ジンヒョンが第1戦では不在でした。代役GK清水が伊藤敦樹のシュートを前に落としたことが、小泉の同点ゴールにつながりました。

浦和は、第1戦で松尾の1トップに戻したところ、彼の「偽9番」的な動きでボールを引き出すことができていました。C大阪が引き気味でカウンター狙いが難しい相手なので、ユンカーよりは松尾が1トップには適任と思われます。もちろん、松尾が1トップで出場するときは、小泉や大久保などが代わりにFWの位置に入る、チーム内の連携が必要です。

もっとも、第1戦から中3日と厳しい条件の試合です。この試合を、力をセーブしながら勝ちに行くのは、ロドリゲス監督にとっては難しいミッションになります。次の広島戦までは6日空くので、レギュラーメンバーに無理をしてもらう可能性もありますが、メンバー変更があるとすれば何人かを休ませる程度にとどめると思われます。

ルヴァン杯決勝は10/22、国立競技場です。もちろんタイトル戦の決勝まであと1勝まで迫った以上、この試合は戦いたいでしょう。サポーター的には、リーグ戦で上位進出が難しい状況になった今、気持ちが盛り上がるルヴァン杯決勝の舞台には、どうにか立って欲しいものです。
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強いバルサ戻る(バルセロナ対エルチェ)

2022-09-23 20:57:47 | ワールドサッカー
珍しく野球がない休日だったので、スペインリーグ(ラリーガ)のバルセロナ対エルチェのビデオを見ていました。今季のバルサは財政難という噂も聞きますが、FWレバンドフスキ(バイエルン)、MFラフィーニャ(リーズ)を獲得し、昨年欧州CLでまさかのグループリーグ敗退に終わった悔しさを晴らそうとするシーズンになります。

相手エルチェはここまで5試合で勝ち点1しか取れず、最下位という相手ですが、バルサがどういうアプローチでチーム再建を目指しているかは見えてきました。まずは守備の際に人数をかけて止める動きで、エルチェに攻めのきっかけを与えない守りができています。4-3-3でアンカーにデヨングを置く布陣のバルサですが、ボランチとSBとCBの3人をかければ、大抵の攻撃は止められるでしょう。

また、攻撃もレバンドフスキの加入で強さを増しています。昨年はメッシが抜けた穴で苦しみましたが、レバンドフスキが持っている、様々なポジションを移動しながらいいボールに反応する動きがチーム内で共有できている様子は感じました。前半15分に、ペドリのスルーパスにレバンドフスキが反応して、GKと1対1になりそうな決定機で、エルチェDFが手を使って止めて退場になり、エルチェは一人少なくなります。

この数的優位で、ゲームはほぼ決まった感もあります。もともと、5-4-1で自陣に引いて守っていたエルチェは、この退場で中盤のマークはある程度捨てる5-3-1にせざるを得ず、バルサの中盤でのパスワークを全く止められなくなります。ゴールはレバンドフスキでした。左SBバルデからのクロスに、ニアにいたデパイに相手DFが引き付けられ、ファーサイドにいたレバンドフスキがフリーになり、合わせてゴールになります。

デパイが個人技を見せて相手DFを振り切って2点目を入れたことでこのゲームは本当にほぼ決着でした。レバンドフスキが3点目を入れて3-0にすると、バルサ監督シャビはデパイやレバンドフスキをベンチに下げる余裕の交代を見せて、試合はそのまま3-0でバルサの勝利に終わりました。動きながらフリーになって点を取る、レバンドフスキのプレースタイルはバルサのパスサッカーに合っていたようで、10月16日に予定されているクラシコが楽しみになってきました。

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西武対楽天22回戦

2022-09-22 22:32:14 | 他スポーツ

ようやく、日曜日の西武ドームでのライオンズの敗戦を落ち着いて振り返れるようになりました。西武先発与座はストレートの球速は130kmほどの下手投げなので、いろいろ工夫して相手にやりにくいと思わせ続けないと勝てない投手です。そのため、1回表に茂木に打たれたソロ本塁打は、与座としては避けたい「自信を持った振り」をされてしまいました。

もっとも、このゲームは決して勝てない試合ではありません。相手先発則本も、序盤は手元で落ちるスプリットを決め球にして三振を取れていましたが、彼の生命線である150km超のストレートがストライクゾーンにコントロールできていませんでした。ライオンズのチャンスは3回裏で、四球と2安打を絡めて2死満塁まで攻め立てましたが、3番外崎が打てずチャンスを逃します。

この試合まで、5連敗中のライオンズでしたが、決してチャンスが作れていないのではなく、チャンスにあと一本が出ない負け方が続いていました。それでも、これだけ逸機が続くと投手陣も踏ん張り切れず、与座が4回表に茂木の2塁打を皮切りに3点を失い、0-4とされたライオンズにとっては「またか」と絶望的な展開です。

それでも、ライオンズに追い上げる力は残っていました。山川、栗山が連続安打で無死1,2塁のチャンスに、ストレートを思い切って引っ張った愛斗の当たりがレフトスタンドに飛び込んで、ライオンズは3-4と1点差まで追い上げます。序盤、良くないと見られた与座も、相手先発則本も5回でマウンドを降り、継投の勝負になってきました。

結果的にライオンズの敗戦の原因になったのは6回裏の攻めでした。相手投手は宮森で、今季は無失点ではあるものの勝ちパターンの継投の投手ではありません。その宮森は良くない内容で、栗山四球で、愛斗が送りバントを失敗したものの、続く平沼も四球で、走者を二人貯める絶好機でしたが、鈴木将平、金子侑司が倒れ得点することができませんでした。

ライオンズの辻監督は、この試合は勝負の試合とみて、1点ビハインドながら勝ちパターンの平良、増田を投入する執念を見せましたが、西武打線が打てず試合は3-4で敗れました。3位を楽天に明け渡したライオンズは、CS進出すら危なくなる状況です。それでも、試合終了後にグラウンドに降りて写真を撮ったことで、少しは気が晴れたとファン的には思いたいところです。



















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打ち破れた「現実主義」(9/21ルヴァン杯C大阪対浦和)

2022-09-22 22:27:23 | 浦和レッズ
昨日のルヴァン杯準決勝第1戦、アウェイのC大阪戦は1-1の引き分けに終わりました。C大阪の出方をチェックする前の前半2分で、いきなりこのゲームは動きます。ちょうどボランチの岩尾が前に出ていた、ちょっとした隙を突いていたFW上門が、遠目からブレ球で狙う豪快なロングシュートを決めて、先制点はC大阪に入ります。FWタガートの豪州代表選出での代役だった上門はチャンスを生かした格好です。

リーグ戦の埼スタで、C大阪に敗れたときも、ちょっとした隙で失点した1点を守り切られました。浦和としては嫌な記憶もよみがえりますが、この日の浦和はC大阪の中盤でのミスをうまく突くことができており、DFヨニッチからボールを奪ってトップ下の小泉が独走する決定機も得ましたが、このシュートはGK清水が足に当ててクリアに逃げました。

C大阪は前回と同じように、4-4-2の後ろ2ラインを自陣に引いて、1点を守りに行くプランに見えました。こういう「現実主義者」は浦和の苦手なタイプですが、この日は酒井宏樹の代表選出で代役出場となった右SB関根が攻めでボールを引き出し、サイドには拠点を作れた浦和でした。CKも何本も取ったものの、ゴールだけが遠く1点ビハインドで前半を折り返します。

しかし、この日の浦和は、そのサイド攻撃を点につなげることができました。左SB明本がインナーラップしてペナルティーエリアでボールを持ち、ニアサイドの小泉は自分にマークが集まっていると確信してスルーします。これで伊藤敦樹ががら空きになり、その伊藤のミドルシュートをGK清水が弾いたところを、スルーした小泉が詰めてゴールに押し込んで同点にできました。

戦術的なところを言えば、浦和は1トップが「偽9番」タイプの松尾に戻ったことで、バイタルエリアやサイドなどいろんなところに松尾が進出する形を作れていました。この形の方が浦和はバランスが取りやすいようで、松尾が流れて空いているFWに大久保や小泉、時にはボランチの伊藤まで絡んで、C大阪が固めている中央に少なくとも数的同数は作れていました。

惜しくも追加点はならず、試合は1-1で引き分けました。浦和の決勝進出条件は、第二戦での勝利、もしくは0-0の引き分けです。最初から0-0の引き分けを狙いに行くのはかなりしんどい試合になるので、狙うのは勝利でしょう。勝てばどんな勝利でも決勝進出という条件は悪くなく、日曜日の第二戦は期待して試合を見たいと思います。
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カクトラノオ

2022-09-21 23:14:47 | 埼玉
地元さいたま市で見ることができた、「カクトラノオ」の花です。よく見る花ですが、名前がわかったのは最近で、森林公園で名前入りの案内板を見たからです。この時期は彼岸花に注目しがちですが、近くにあった「脇役」です。
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アメリカ戦プレビュー

2022-09-20 22:58:05 | ワールドサッカー
日本代表は、日本時間9月23日に、ドイツのデュッセルドルフで親善試合のアメリカ戦です。今回のカタールW杯は、事前に準備できる期間が短いこともあって、代表選考はほぼ終わりチーム戦術を落とし込む試合になるでしょう。果たして、最終予選を戦ってきた4-3-3がベースになるか、それ以前の戦術である4-2-3-1に戻すか、森保監督がどちらを選ぶか注目です。

アメリカ代表は、前回のロシアW杯で予選敗退しており、久しぶりに見るチームになります。北中米カリブ海地域は、過去にはアメリカとメキシコは指定席に近い状況でしたが、最近は波乱含みになってきており、前回はパナマ、今回はカナダと意外なチームが予選通過を果たしています。もっとも、アメリカといえばサッカーはあまり盛んでないイメージですが、W杯では2002年にベスト8があり日本より上の結果を出しています。

それは今回の代表メンバーにも表れており、チェルシー(イングランド)MFプリシッチ、ミラン(イタリア)DFデスト、ユベントス(イタリア)MFマッケニーなどビッグクラブの選手も含まれています。半分くらいが国内組という構成のメンバーですが、どこまでチーム戦術を確立しているかによっては、相当の強さを見せてくる可能性も考えられます。

今回の日本代表は、これまでの森保監督の選考通りのメンバーですが、Jリーグ組からは名古屋MF相馬勇紀、湘南FW町野が代表入りしています。彼らは東アジア選手権での活躍で呼ばれたのは間違いなく、そういう「チーム内下剋上」は起こして欲しいものです。代表CBの期待もあった、ボルシアMGのDF板倉が負傷で離脱した残念さはあるものの、ドイツで行われる試合ということで海外組が呼びやすいメリットもあります。

また、右SBには久しぶりに酒井宏樹が戻ってきました。浦和サポとしてはもちろん期待しています。欧州を引き払ってJリーグに戻ったイメージもあるでしょうが、まだまだ余力があった状態での浦和入りなので、少なくともJ1のレベルでは物が違うところを見せています。前回6月の親善試合ではチュニジア代表に敗れた残念さはありましたが、この2試合ある親善試合で、チーム状態を上げて行って欲しいものです。
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大相撲秋場所中盤戦

2022-09-19 21:36:23 | 他スポーツ
大相撲秋場所は、写真の平幕北勝富士が9戦全勝でトップに立っています。今場所は大波乱の展開で、今日の黒星で本命照ノ富士が5勝4敗というまさかの低迷で、唯一食い下がっていた大関貴景勝も敗れて3敗となったことで、先場所の逸ノ城に続く平幕優勝が出る可能性は大きくなりました。もちろん、北勝富士はこれから上位戦も組まれる可能性があり、そこでもこれまでと同じように押しに徹して勝つことができるかによります。

全勝の北勝富士を追うのは、1敗の玉鷲です。玉鷲は関脇時代に優勝経験がある、37歳の最年長関取です。こちらも押し相撲で、場所の終盤戦になるとスタミナが切れることもありましたが、今場所はそんな兆しを見せることなく、照ノ富士を破るなど活躍しています。先場所コロナに巻き込まれて休場しましたが、連続出場記録は継続とする相撲協会の粋な判断も、一つのモチベーションになっているでしょう。

今日の照ノ富士対高安戦は熱戦になりました。対戦成績は12勝12敗と五分で、2敗で追う高安としては初場所で逃した初優勝も狙いたいところです。離れて取りたい高安の思惑通りの押し合いの展開になりますが、照ノ富士も応戦し、両者にチャンスがあった相撲でした。しかし、膝の不安で長い相撲にはしたくなかった照ノ富士が放った蹴返しが仇となり、高安が押し切って金星となり、4敗目を喫した照ノ富士は優勝争いからほぼ脱落です。

トップを走る北勝富士が、初めての優勝争いでどこまで安定した相撲を取り続けられるか未知数です。そのため、優勝争いは2敗までは圏内でしょう。今日勝った高安も可能性が残り、まだまだ最後までわからない優勝争いです。これだけ、平幕による優勝争いが展開されると、三賞を誰に与えるか、相撲協会も千秋楽にいろいろ考えるでしょう。

下位では、今場所幕下15枚目に上がってきた元大関朝乃山が、ここまで5戦全勝です。彼の力を考えると幕下はレベルが全然違うでしょう。事実、立ち合いの当たりだけで圧倒できており、今場所も全勝優勝して十両に戻る可能性が高いです。コロナ禍の無断外出は、朝乃山にとって痛い代償を払いましたが、元大関の地力を考えると、幕内までは問題なく戻って来られると思われます。
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ルヴァン杯C大阪戦(A)プレビュー

2022-09-19 20:13:59 | 浦和レッズ
明後日、浦和レッズはアウェイのヨドコウ桜スタジアムで、セレッソ大阪とルヴァン杯準決勝第1戦を戦います。C大阪とはリーグ戦で対戦したばかりで、その試合を0-1で敗れている浦和としてはここでリベンジの勝利が欲しいところです。もちろん、ホームアンドアウエーの第1戦ということもあるので、勝利を目指す姿勢は一緒でも、ホームの第2戦に希望を残す点差で帰ってくることも重要な試合です。

リーグ戦での対戦では、C大阪に一瞬の隙を狙われました。相手ボールの自陣からのFKに反応が遅れ、長い距離をカウンターで走られてDFのマークが間に合いませんでした。また、C大阪というチームは伝統的に現実主義的な試合運びをするチームで、4-4-2の後ろ2ラインを自陣にしっかり引いて、浦和にボールを持たせても最後のところはやらせないという試合運びをしてきました。

アウェイの第1戦ということで、引き分けでも悪くないという戦い方をするのもありですが、その場合気を付けるのはゴール数です。0-0で引き分けると、第2戦で1-1や2-2の引き分けではアウェイゴールで敗退となります。そのため、引き分けを狙うなら、「点を取っての引き分け」であることが最低限必要です。

また、このルヴァン杯準決勝は日本代表の海外遠征の裏で行われる試合なので、日本代表に選ばれている酒井宏樹を欠いての試合になります。このハンデは浦和にとっては決して小さくないです。右SBには代役で何度か出場している宮本優太が入ることになるでしょうが、酒井宏樹は浦和の中では特別な存在で、レベルが全然違う選手なので、それを埋めるのは大変な作業でしょう。

それでも、天皇杯で既に敗退し、リーグ戦の優勝の望みはない浦和にとって、ルヴァン杯のタイトルは狙える位置につけておきたいです。相手も、もちろんタイトル獲得のチャンスなので、できるだけベストメンバーに近いメンバーを揃えてくるでしょうが、ここは「ACL決勝の予行演習」くらいのつもりで、アウェイでしっかり戦うことを期待したいです。
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ライオンズ選手のウォーミングアップ

2022-09-19 20:00:59 | 他スポーツ
野球でも写真は狙う私ですが、どうしても野球の場合帽子のつばが陰になってしまうので、写真にするとあまり良い写真にならないことが多いです。しかし、ウォーミングアップで写真を狙うと、写真のように帽子を外している写真もあるので、来年またこういう写真も狙いたいと思います。

















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何とか取れた勝ち点1(9/17湘南対浦和)

2022-09-18 22:54:04 | 浦和レッズ
昨日の浦和のアウェイ湘南戦は、0-0の引き分けに終わりました。内容を考えると、辛くも取れた勝ち点1だったような印象です。湘南は3バックで中央を固めて、サイドから2トップのウエリントンと瀬川に合わせてくる戦略で、浦和に中盤で何度かパスミスなどがあったことで何度か決定機を迎えられました。この日の浦和が、C大阪戦から中2日の強行日程で、起用に制約があるところが悪い方向に振れました。

それでも浦和にもチャンスはありました。この日は1トップがスピード型のユンカーだったので、彼を狙ってのカウンターが浦和の狙いでした。ユンカーはヘディングがあまり得意でない様子で、サイドからクロスを放り込んでも合わないというデメリットもありましたが、自陣の江坂から長い距離のアーリークロスに対して湘南DFが処理を誤ってユンカーがフリーになりました。

しかし、このユンカーのシュートは、日本代表にも選ばれたGK谷が倒れ込みながら手で確実に止めました。このチャンスを逃した浦和は、前半の終了間際にウエリントンの決定的なシュートが外れ、運にも恵まれての0-0での折り返しでした。これは確実にチームが上手く行っていないと判断したロドリゲス監督は、伊藤敦樹と馬渡を下げて、大畑と岩尾を投入してきました。

この交代は効果がありました。ボランチのところでのパス交換がぎこちない印象を受けた前半とは違って、岩尾のところでボールが収まるので、安心してボールを回せるようになってきました。また、左SB馬渡のところは湘南に徹底的に狙われたので、大畑を入れて守備力をアップさせた効果も確実にありました。もっとも、この日は相手GK谷が当たっており、ユンカーのシュートは谷に止められます。

湘南というチームは、チーム戦術が徹底できるチームです。つないでサイドまでは出すと共通理解ができており、浦和は酒井宏樹や大畑が後ろ向きに守備をさせられるピンチが何度かありました。後半途中からウエリントンを下げてリーグ9得点の町野が投入され、遠目からでも思い切って狙ってくる湘南のシュートが、外れたことにも救われ、この試合は何とか0-0で引き分けました。

これから、ルヴァン杯準決勝のC大阪戦が2試合予定されており、この試合をチーム浮上にどう使うかが鍵です。下位の湘南相手に辛くも引き分けた内容にはロドリゲス監督も不満だったでしょうから、ルヴァン杯でチームとしてできることを増やし、できれば決勝戦を戦えるとサポーター的には嬉しいですがどうなるでしょうか。
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