「いのちのレッスン」 新藤兼人・著 2007/5 青草書房
高齢で、素晴らしい生き方を示してくださる方々の本は示唆に満ち溢れています。
著者はシナリオライター&映画監督で1912年生まれ。本が発行された2007年で95歳。
目次を眺めただけで、読みたい!と思いました。
第1章 人は老いない
第2章 家とは、家族とは、夫婦とは何か
第3章 いかに食べ、いかに生きるか
第4章 からだの中を通過したものを信じる
もちろんそれぞれの章の中にまた面白い小見出しがあって興味深々のエピソードが
満載です。中で、私が一番気に入った文をご紹介しましょう。
第3章 169頁 <百姓の子というシッポ>
・・・・人は自分のシッポをしっかりと見据える必要がある。
そのシッポが、たとえ自分にとって気に入らないものであっても、
そこから目をそらしてはならない。目をそらしたら、
自分とは何かが理解できないからである。
シッポがわかれば、そこから自分を掘り下げていく。
そうすれば自分とは何か、に近づくことができる。
自分がわかってくると、他者が理解できるようになり、
ぐっと視野が広くなるのだ。
*****************************************
私も、自分のシッポが気に入らなくて右往左往してきました。
もっと素晴らしい何かを! 踊りを! 声を! などと心で叫びながら
見当違いと背伸びと失敗の数々・・・・・
そんな私達に、魅力的な先人の言葉は、色々教えてくれます。
高齢で、素晴らしい生き方を示してくださる方々の本は示唆に満ち溢れています。
著者はシナリオライター&映画監督で1912年生まれ。本が発行された2007年で95歳。
目次を眺めただけで、読みたい!と思いました。
第1章 人は老いない
第2章 家とは、家族とは、夫婦とは何か
第3章 いかに食べ、いかに生きるか
第4章 からだの中を通過したものを信じる
もちろんそれぞれの章の中にまた面白い小見出しがあって興味深々のエピソードが
満載です。中で、私が一番気に入った文をご紹介しましょう。
第3章 169頁 <百姓の子というシッポ>
・・・・人は自分のシッポをしっかりと見据える必要がある。
そのシッポが、たとえ自分にとって気に入らないものであっても、
そこから目をそらしてはならない。目をそらしたら、
自分とは何かが理解できないからである。
シッポがわかれば、そこから自分を掘り下げていく。
そうすれば自分とは何か、に近づくことができる。
自分がわかってくると、他者が理解できるようになり、
ぐっと視野が広くなるのだ。
*****************************************
私も、自分のシッポが気に入らなくて右往左往してきました。
もっと素晴らしい何かを! 踊りを! 声を! などと心で叫びながら
見当違いと背伸びと失敗の数々・・・・・
そんな私達に、魅力的な先人の言葉は、色々教えてくれます。