自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

膝通を克服して健康登山! 団塊世代に贈るLOHAS情報です。

高齢者の生き甲斐さがし

2009-11-21 08:10:25 | 推薦図書
  なんでもできる片まひの生活  -くらしが変わる知恵袋-   

          臼田喜久江・著  藤原 茂・編著 2003/6 青梅社

著者の臼田さんは1991年に脳内出血で倒れ、半身不随となりましたが、
藤原氏のリハビリを受け、生き甲斐を見つけたことにより、体の回復と同時に
生活そのものも、健康だった頃より生き生きと輝くようになったそうです。

そのエネルギーの元となっているのは、体が不自由になっても、
好きだった料理をすることで「家族を喜ばせ」「自分も日々の発見と向上を楽しめ」
それらを「料理教室という場で生かしながら、同好の人たちと切磋琢磨できる」、
つまり「社会の中で、自分が役に立ち、感謝される存在になれる喜び」のようです。

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母の世代(80代)の方々からよく聞くのは、
「長生きし過ぎたワ。何でもすぐに忘れてしまうから、生きているだけで大変。」
「高いドリンク剤を飲んでも、ちっとも元気になれない。薬じゃダメなのねぇ・・・・」
「お迎えが来ないのに、自分から行くわけにもいかないし、辛い・・・・」

本当に贅沢な悩みですね。こういう方たちに臼田さんの言葉を教えてあげたいです。

P.16より  「今、この病気になって良かったと思う」
 ・・・・この病気にならなければ、家庭の主婦業の繰り返しだけで、何かができた
感激もなく、のんべんだらりと1日を過ごして年老いていったかもしれません。
病気で倒れた時からこれまで、その時々でたくさんの人に助けてもらい、この私の
今日のすばらしい人生があるように思い起こせます。

 1日1日を大事に、楽しく生きられたらいいなという気持ちになっています。
時間のゆとりもあるし、今が一番幸せと思っています。

私のホームページへは: 下記のアドレスをクリックしてください。
http://home.a01.itscom.net/komaria/index.html
コメント
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