こつなぎの写真ノート

身近な自然の彩りを楽しみながら

湖畔のロウバイ(桐生川にて、2020年1月)

2020-01-30 | 桐生川ダム湖

今日の最高気温は17℃であった。一昨日に冷たい雨と雪が降ったにもかかわらずである。さて、桐生川ダム湖(梅田湖)で、ロウバイの花が盛りのときを迎えようとしている。

 

明るい陽射しと青空のもとで

 

透明感を追って

 

 

ダム湖に隣接する梅田台緑地公園にて。花の香りが駐車場まで漂っていた。

 

撮影、1月30日午後、梅田湖ロウバイパーク(桐生市梅田町)にて。

 

第8回ロウバイ祭り、2月1日(土)と2日(日)。


朝日に染まる富士山を望む(埼玉県所沢市にて、2020年1月)

2020-01-25 | 山を眺める

今週は、富士山を80キロメートルほど離れている地点で眺める機会があった。埼玉県所沢市において望む富士山の姿は大きく、インパクトが感じられるものであった。日の出のときを過ぎると、高峰を覆う雪面が朝日に染まった。真冬の朝夕において雪面が朝日や夕日で紅色に染まった高峰は、紅富士といわれている(山梨日日新聞社ホームページ)。

 

高峰の眺めは部分的に大型の高圧送電鉄塔で妨げられている。しかし、視点は人口35万の市街地の中である。私たちは送電鉄塔が存在をポジティブな方向で受け入れることにした。ともかく、紅富士を眺めながらの朝食の味は格別であった(知人に深謝)。

 

高峰の色彩は時々刻々と変化した。

 

青空を背景とする高峰。山腹での突起は宝永山である。

 

強い北風によるものであろうか、高峰の山腹から白雲が長くたなびきはじめた。左端に写っている山頂は大室山(おおむろやま、丹沢山地北部の雄峰、山梨・神奈川県、1,587m)である。

カシミール3Dによる展望図。視点から見える山頂の数は多い。

 

1月21日朝、埼玉県所沢市にて。望遠(70-200 mm)、ホワイトバランスは昼光色、PLフィルター使用。

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所沢市のホームページ(富士山方向の撮影画像)によると、市役所から富士山までの直線距離は約83 kmである。所沢市:埼玉県西部、武蔵野台地に位置している。南部には狭山丘陵が広がっている。市内には日本で初めて飛行場が建設された。


夕日(2020年1月)

2020-01-22 | 夕景

夕日には見る人に何かを想わせる力がある。わたくしたちは市街地から数十キロも離れた山並みに沈む夕日にレンズを向けた。夕日の輝きは肉眼で直視できないほど強かったが、その輝きによってもたらされた落日の光景を前にして、わたくしたちは感慨に浸った。

 

 

 

 

 

 

山並みでの木々のシルエットが浮かび出てきた。

 

落日が進むと、富士山がシルエットとして現れてきた。

 

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撮影、1月20日午後5時頃、埼玉県所沢市にて。


富士山のライブカメラ映像(その4)、2019年での笠雲

2020-01-18 | 富士山ライブカメラ映像

インターネットで公開されている富士山のライブカメラ映像は、自分のように富士山から遠く離れた場所に住んでる者にとって、富士山を主役とする森羅万象を知る上で貴重な情報源である。「富士五湖TV」が公開している映像はダンロードして紹介することが許されている。ここでは、自分が現地で眺めたならば目を奪われるにちがいないと思った「笠雲・つるし雲の映像」を紹介する。

映像 1. 2019年11月18日(午後4時過ぎ)、静岡県富士宮市・朝霧高原。このときの映像はきわめて鮮明であった。

 

映像 2. 2019年9月24日(午前8時過ぎ)、静岡県富士宮市・朝霧高原、秋ならではの青空、透明感が感じられる笠雲、そしてうろこ雲。

 

映像 3-9.  2019年9月1日に出現した笠雲・つるし雲の経時変化である。静岡県富士宮市・朝霧高原と本栖湖西岸。

映像 3. 雲が朝日に染まりはじめた(午前5時頃)。

 

映像 4. 笠雲の三重化(三層化、トリプル デッカー)(午前5時頃)

 

映像 5. つるし雲での変化(分離)(午前5時頃)

 

映像 6.   映像 4 に対応する本栖湖西岸でのライブカメラ映像「本栖湖千円札」

 

映像 7. 笠雲・つるし雲の変化(巨大化)(午前8時過ぎ)

 

映像 8. 7の望遠映像((午前8時過ぎ)

 

 映像 9.  7に対応する本栖湖西岸でのライブカメラ映像「本栖湖千円札」

 

映像 10. 笠雲の更なる変化(望遠映像、午前9時過ぎ)、静岡県富士宮市・朝霧高原

 

「事実は小説よりも奇なり」とは至言である。 今月7日に放送されたNHKーTV番組(BS3)「プレミアムカフェ、富士山 ー 千年の美 ー 一瞬の夢(初回放送 2010年)」において、「富士五湖TV」によるライブカメラ映像のアクセス数が1日に5万件以上に達すると紹介された。

 余談ながら、わたくしが多重の笠雲に関心をもつようになったのは、あるシンポジウムで海外からの参加者による講演において、謝辞のスライドに「五重の笠雲がかかる富士山」の画像が添えられていたからである。その参加者はインターネットで流布されている画像を引用したとのことであった。はたして、そのような笠雲が現れるだろうか。今年も、「富士五湖TV」のライブカメラ映像を、わたくしは折りにふれて見るつもりだ。

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ダンロードした映像については、現像ソフト(Adobe Lightroom)によってノイズ減少、かすみ減少、トリミングなどの画像処理をしている。

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著作権上の注意(ホームーページから引用)

画像への直接リンク以外なら、個人または報道の使用は当方への紹介リンク(または「富士五湖TV」と表記)を条件にご自由に保存してお使い下さい。


堤防でみる落日の光景(2020年1月)

2020-01-16 | 夕景

いつもの散策コースを歩いていると、落日の光景が視界に入ってきた。午後になると、西方向が厚い雲で覆われたにもかかわらずであった。夕日は、雲と群馬県西部・長野県の山並みとの間に生じた僅かな隙間に沈んだ。

 

 

 

夕日に染まる飛行機雲。明日の天候は曇りまたは小雨になるだろうと予報されている。今日は上空を通過する大型機がいつもより多い。通常の飛行コースにおいて気流が良くないためであろうか。

 

1月16日午後5時頃、桐生川(桐生市)にて。


新年初めての満月(2020年1月)

2020-01-13 | 月、月光彩雲

今夜は、満ち欠けが満月から下弦の月へと向かう途上での月(月齢17.9)が近くの尾根から昇った。少し霞がかかっているために、月の色は赤味を帯びている(13日午後9時半頃)。

 

さて、今年初めての満月では、気象条件に恵まれたために、その輝きが新年に相応しいものであった(月齢14.9、10日午後6時頃)。ちなみに、満月は10日夕刻から11日未明までとされている。

 

いつもの散策路から眺めると、今月での満月は矢印の位置から昇ることになっている。

余談ながら、河川敷(桐生川)が荒れているが、これは昨年の台風19号での著しい増水に起因している。

 

わたくしは、人工林(杉や檜)のそばに残されている広葉樹の背後から月が昇る場面を、何時かは撮ってみたいと思っていた。いまは葉を落としているが、麓から眺めるとその大木での新緑から紅葉までの彩りが目立つからだ。

 

この日、午後5時半頃に期待した位置の近くから、明るい月が昇りはじめた。

 

そして、月の位置は広葉樹の背後に移動した。月光の回折によって枝振りの解像度は落ちているが、期待した結果が得られたことで、撮り手の気分は少しばかり高揚した。まあ、自己満足のことに過ぎないが(苦笑)。

 

午後10時半ごろの月である。その輝きは、天空を見上げることのことの苦痛をおぎなって余りあるほど、撮り手にとってインパクトあるものであった。今月の満月は、ウルフムーン (Wolf Moon、狼が空腹で遠吠えする頃)とも呼ばれているとのことである(アメリカ先住民によって)。

 

ちなみに、翌日の月も眩しいほどまで輝いた(月齢15.9)。

 

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月の撮影条件は、望遠 200 mm(そしてトリミング)、(ホワイトバランス)太陽光、マニュアル露出、そして手持ち撮影である。

 


マジックアワーでの色彩に魅せられて(2020年1月)

2020-01-06 | マジックアワー

昨日も日没の頃に、わたくしはいつもの散策コースを歩いた。ちなみに、日の入りの時刻は午後4時40分であった(群馬)。日没後30分を過ぎると、マジクックアワーでの色彩が極に達した。その色彩に染まりながら、わたくしは日が沈んだ方向にレンズを向けた。

 

 

さざ波が立つ水面での映り込み(堰において)。

 

金星の輝きが増してきた。

 

 

1月5日午後5時半頃、桐生川(桐生市)にて。


浅間山を眺める(2020年1月)

2020-01-03 | 山を眺める

浅間山(標高2,568 m)は長野県と群馬県の境に位置している成層火山である。冠雪の時季になると、群馬県側(東側)から眺める山体は富士山のそれを想わせるほど、印象的になる。

元旦に近所の低山で撮った画像から。

奥秩父連山、群馬県西部の山並み、八ヶ岳連峰、そして浅間山(右奥)

 

 

視点から浅間山までは約100 kmである。

 

望遠レンズでの圧縮効果を利用して。浅間山の向かって左側は剣ヶ峰、右側は籠ノ登山、そして湯の丸山である。

 

夕刻になると、雪面が夕陽に染まる。

 

撮影、1月1日午後4時過ぎ、桐生市にて(標高300 m)。


今日の夕焼け、八ヶ岳に夕陽が沈む(2020年1月)

2020-01-02 | 夕景

大晦日での荒れ模様を忘れさせるほど、元旦そして今日において穏やかな天候が続いている。しかも、近くの低山からの展望がきわめて良好である。今日は八ヶ岳に夕陽が沈んだが、100 km以上も遠方で起こっている現象とは思えないほど、落日の光景には臨場感があった。

視点(標高200 m)から八ヶ岳の稜線まで、眺めを妨げる起伏がない(関東平野の広さを感じて)。

 

ダイヤモンド赤岳ということになるだろう。

 

八ヶ岳上空の雲が夕陽に染まった。山体のシルエットでは、あまりにも輪郭がはっきりとしていた。

 

撮影、2010年1月2日、桐生市にて。


謹賀新年 令和2年(2020年)

2020-01-01 | 雑感

明けまして、おめでとうございます。

  本年もよろしくお願い申し上げます。

                                                kotsunagi567                

                      令和2年(2020年)元旦

 

 赤城山(雪雲に立ち向かう

(群馬県桐生市新里町にて、2019年12月28日撮影)