こつなぎの写真ノート

身近な自然の彩りを楽しみながら

渡良瀬川で眺めた晩秋の赤城山、2021年10月

2021-10-25 | 山を眺める

今回アップした画像は、昨日正午前に市街地の中央部を流れる渡良瀬川で眺めた赤城山である。通常、この時間帯になると赤城山の姿はかなり霞む。しかし、このときは河川敷でマスクを外して思いっきり深呼吸をしたくなるほどの心地良い展望日和であった。

 

赤城山(黒檜山から鍋割山まで)、幹線橋梁であり市内交通の要衝である橋(錦桜橋)の上流側河川敷きにて。

赤城山(あかぎやま)は、黒檜山(1,828 m)、地蔵岳(1,674 m、一等三角点)、荒山(あらやま)(1,572 m)、

鍋割山(なべわりやま)(1,332 m) などの総称である。

 

黒檜山から荒山まで。

 

望遠にて、地蔵岳(旧中央火口丘)と長四郎山(手前)

地蔵岳山頂の電波中継所の敷地(金網フェンス内)では、マツムシソウなどが咲く。

 

 

鳥居峠(建物は旧地上ケーブルカー駅)、篭山、駒ヶ岳、黒檜山

鳥居峠は車でアクセスできる雲海見物の名所である。小さなピークである篭山には、アカヤシオ(アケボノツツジの変種)が群生している。

 

視点から赤城山までの距離は約40 kmである。

 

 

撮影、10月24日11-12時、桐生市にて。

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渡良瀬川は、栃木県日光市足尾町(皇海山など)を源流として県境(栃木・群馬)の山間部を流れ下る一級河川である。そして、河川敷きは桐生市付近から広くなる。桐生市から下流域では、場所を選ぶと赤城山、榛名山、袈裟丸山、浅間山、男体山、八ヶ岳連峰、富士山などが、河川敷・堤防・橋で望める。

 

 

 

 


今月の満月、月光彩雲に魅せられて、2021年10月

2021-10-22 | 月、月光彩雲

透明な空で輝く満月は晩秋ならではの情景である。20日では、月齢13.7の明るい月(望は23時57分)とそれによる月光彩雲が自分にとっていつまでも眺めていたいほど印象的であった。

ところどころに浮かび流れる雲が月に近づくと、直ちに彩雲が現れた(19時頃)。

 

彩雲美術とのジャンルはあるだろうか。

 

 

 

自発光体でない月が雲を彩るほどまで輝く場面は、気象条件に依存する偶然の賜物である。

この夜、日中は晴れわたっていた空に、厚くない雲がところどころに浮かび、月の方向に流れた(19時頃)。

 

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近くの尾根から昇る月を待って、18時頃(月の出は17時4分(群馬))。

歩き慣れたスポットから昇る姿にレンズを向けていると、月がごく間近な天体であるような感覚に自分は陥る。

 

尾根から昇り終わった満月

明るい月が尾根から次第に離れる。

 

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10月20日、撮影時のホワイトバランスは太陽光。

 

 


今日の夕景、夕陽に染まるうろこ雲やひつじ雲、2021年10月

2021-10-08 | 夕景

今月に入ってから、透明な青空にうろこ雲、ひつじ雲、すじ雲(巻雲)が浮かぶ空模様がたびたび現れるようになった。今日はうろこ雲(ひつじ雲)などが夕陽に染まる光景が、秋の到来を知らせる風情として印象的であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10月8日(金)午後5時過ぎ、桐生市、桐生川堤防にて。


透明な青空と夕景、台風一過の翌日にて、2021年10月

2021-10-03 | 雑感

前日は台風16号の接近に伴う暗い雨天の空模様が午後遅くまで続いたが、昨日は透明な青空が午後5時過ぎまで広がった。そして、秋らしい落日の光景が現れた。

 

太陽高度が低くなったとき、雲があまり高くない位置に連なり日射しを浴びる光景が現れた。逆転層の発生を示唆するかのように。

 

夕日に染まる山肌と青空。この時季、朝陽がこの山頂付近から昇る。

 

短いながらも、太陽柱(サンピラー)が現れた。

 

 

 

眩しさが抑えられた夕陽の輝き(尾根の林を光路のスリットにして)

 

夕日に染まる雲と薄明光線

 

 

 

10月2日午後5時頃から、桐生市にて。