青空が薄い雲で覆われていた。
小さな彩雲
雲ファンとしての呟き「今日も、何か変化が起こるだろうか。」
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10月27日午前、桐生市にて。
青空が薄い雲で覆われていた。
小さな彩雲
雲ファンとしての呟き「今日も、何か変化が起こるだろうか。」
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10月27日午前、桐生市にて。
この頃、晴天になると上空を見上げることが多くなった。さまざまな雲が浮かぶ、この時季、彩雲やハロなどの大気光学現象を見つけるチャンスが多くなるからだ。さて、今週は早朝に、東方向に向かって伸びていた飛行雲が、虹色に染まった場面を撮ることができた。
画像は18日6時43分頃に撮った。機体が輝く直前から、機体後方の雲が虹色を帯びるようになった。この現象に、望遠条件で追跡していた者としては驚きと感動を覚えた。
エンジン音は全く響いて来なかったので、航空機はかなりの高度を飛行していたのであろう。飛行機雲は10,000-13,000 mの飛行において発生することが多いと言われている。
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数分間での経時変化から。
機首のみならず、機体の全体(下部)も輝き始めた。飛行機が、機体からの朝日の反射をこちらから見ることができる位置に、達したようである。
航空機は4発型機であった。
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くまたかさんから、この航空機について、飛行情報をお知らせいただきました(コメント欄、深謝)。
China Airline Cargo 、ボーイング747-409(F)、台北 → アンカレッジ、高度 33000ft(10000 m)。(747-409Fは貨物搭載型ジャンボジェット機)
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飛行機雲が虹色に染まる条件については、たとえば、つぎの説明がある。
晴れた日の夕方、斜光の時間帯に飛行機雲が出て、太陽が飛行機雲の斜め後ろにあることが条件である。虹色が出るのは、飛行機のすぐ後ろだけである(キャノン・ホームページ、写真の撮り方アーカイブ、「飛行機雲」の撮影テクニック)。
この説明は、今回の場合に当てはまらない。太陽が雲の斜め前にあったからだ。機体による朝日の反射が見られたことから、飛行機雲を構成している氷の粒が朝日を反射(屈折)するときに、太陽光の分光が顕著に起きたとして説明したい。
過去において、飛行機雲が虹色に染まった例の大部分は、午後に撮影されている。
朝日によって飛行機雲が虹色に染また例を、当方はまだネット検索で探り当てていない。新奇な例を、当方は記事としてアップしているのだろうか。更なるネット検索を楽しむつもりだ。
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ところで、この朝は、巻雲などの高層雲が多く浮かんでいた。
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余談ながら、地上では桜の葉が幾分か秋の色を帯びてきた。今年は台風の直撃を受けなかったので、葉が散っていない。
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10月18日午前6-7時、桐生市にて。
飛行機雲の撮影、望遠(200 mm)、シャッター速度 1/2500-1/3200秒、トリミング。
しあわせの鐘公園で後立山連峰の展望を楽しんだ後、わたくしたちは白馬村に向かった。到着が午後になったが、快晴のもとで、白馬三山の堂々たる姿を眺めることができた。2010年11月下旬。
国道148号(千国街道(糸魚川街道))の松川橋にて。この橋は白馬三山のビューポイントである。このときは、何人かの人々が、橋の歩道で白馬三山を撮っていたり、スケッチをしていた。
左から、天狗尾根(天狗ノ頭)、白馬鑓ヶ岳(2903 m)、杓子岳(2812 m)、白馬岳(2932 m)である。
杓子岳と白馬岳の間(手前)に見える山は小日向山(1908 m)、さらに手前(右側)の山は岩岳である。
ところで、松川橋の川の上流には、白馬大橋がある。この橋で三山方面を眺めると、終わりに近付いているが、唐松の紅葉が美しかった。
左から、唐松岳、八方尾根、不帰ノ嶮、天狗尾根。
白馬鑓ヶ岳と杓子岳。
杓子岳の厳しい岩壁が、わたくしたちには印象的であった。
白馬岳。小日向山が白馬岳の景観の一部を遮っている。惜しいような気がするが、自然の造形の結果である。白馬岳の左裾(尾根)に山小屋が見える。
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白馬村では、三山を13時から14時頃に撮った。帰路、白馬村中心地からやや外れた場所で、15時頃に撮った白馬三山などの姿も魅力的であった。前年においては、白馬村に宿泊し夕刻と早朝での三山を撮った。
今回は日帰りで撮影であった。この景観から去りがたかったが、帰路3時間以上の運転のことを思うと、夕刻での眺めについては諦めざるをえなかった。
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帰路に於いて、佐久PAで眺めた夕景、槍ヶ岳と穂高連峰のシルエット。
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旧ブログ記事の改稿。
撮影、2010年11月下旬、午後1時ー5時。
自分達が住んでいる街は、関東平野の山際、いわば半盆地状の地形に位置している。市街地の北方向は日本海側まで山岳地帯になっているため、日々の空模様での変化は大きい。そして、季節に応じて、まざまな種類の雲が上空に浮かぶ。
この日(12日)は、青空に巻雲などが浮かぶ状態が、前記事(13日)での空模様とは対照的であった。
北方向では、高度5,000 メートル以上に浮かぶ、巻雲(すじ雲)、巻層雲(うす雲)、巻積雲(うろこ雲)(あるいは高積雲(ひつじ雲)などが、秋の深まりを思わせる白雲の組み合わせとして、とくに印象的であった。
広角(17mm)で見渡す空模様。
このようなとき、しばしば想うことは両眼視で眺める場合の立体感についてである。当方は小学生低学年のときから単眼視の生活を送ってきた(余談まで)。
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ところで、庭ではノコンギクの花が朝日を浴びるようになってきた。
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10月12日、午前7時頃、桐生市にて。
昨日での空模様である。今月に入ってから、秋の訪れをを感じさせる雲が浮かぶことが多くなった。このときは、日の出の時間帯において、ひつじ雲(高積雲)で上空が覆われた。
雲が朝日で輝く。
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10月13日、午前5-6時頃、桐生市(半盆地状の位置にある街)にて。
先日、上空に薄い雲が浮かんでいたとき、太陽の周りに虹色の輪が現れていることに気付いた。これは光環、光冠、あるいはコロナと呼ばれ、太陽から離れた位置に輪が見えるハロ(日暈)にくらべて、出現頻度が高くない現象である。
光環(コロナ)は、太陽光が高度があまり高くない位置にある高層雲や高積雲を通過するときに回折されるためとして説明されている。これに対して、ハロ(日暈)は高い位置に浮かぶ巻層雲や高積雲によって太陽光が屈折されることによると言われている。
レンズを向けながら、千載一遇のチャンス(ヘリコプターが光環を横切る)を期待してみたが(苦笑)。
10月6日、桐生市にて。
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今日(9日)の景色(雨天、市街地周辺での霧雲)。
上空を覆う厚い雲の割れ目から光芒(薄明光線)が現れる。これは、自分にとって有り難い自然からのプレゼントである。昨日はいつもの散策コースで、このような場面に遭遇した(午後5時過ぎ)。
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雲に割れ目ができて、夕日による光芒が現れる直前にて。
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10月6日、桐生市にて。
秋の深まりを感じさせるかのような雲が浮かぶ時季になった。そして、今日もそのような雲が朝日に染まる光景が現れた。ちなみに、今日の日の出は5時45分頃(群馬)であった。
近くの山並みが太陽の姿を遮蔽しているために、朝焼けの光景は僅か数分程度の間にかなり変化するように見える。
太陽が山並みから昇る寸前である。
天空を覆い始めたひつじ雲とうろこ雲。
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西の空には、月齢18の月が、青空と朝日に染まる雲を舞台として、輝いていた(月の入り、8時24分(群馬))
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撮影、 10月6日午前5時半過ぎ、桐生市にて。
昨日は、奇跡的とでも言いたくなるほど、快晴の空模様が早朝から深夜まで続いた。ちなみに、今夜は、上空が厚い雲で覆われ月の位置が、雲の切れ間から漏れる明かりで、どうにかかわかる状態になっている。昼間は昨日のように快晴であったにもかかわずである。
ともかく、中秋の名月が近くの尾根から昇る場面に、レンズを向けた。10月1日午後6時半頃から。
「芭蕉葉を柱にかけむ庵(いほ)の月(芭蕉)」。芭蕉様、当方は芭蕉を植えられほどの庭を持っていませんが、近くの低山の助けを借りて(借景)、広葉樹の木立から昇る名月を眺めています(苦笑)。
月は意外に速く昇る。撮り手としては、ゆっくりと眺めていられない場面である。
天空で輝く中秋の名月である(午後9時頃)。
午後7時過ぎ、高感度撮影を試みた。月は尾根か矢印の方向へと昇った。そして、地球に接近している火星も昇り始めた(左側の矢印)。なお、火星は6日に最接近すると予告されている。
絞りf値 2.0 、ISO感度 2000、シャッター速度 1/25秒 (EF 50 mm F1.2L)
この頃、花が終わった苗をワンコインで手に入れて、育ててみることが多くなった。今回アップした、シュウメイギク・ダイアナの花は、そのような経緯で昨年の晩秋から咲くときを待っていたものである。
ダイアナは数十年前に渡来したと言われている。ちなみに、英語名はプリティーレディーである。ダイアナとの名に変化した由来は知らないが、このシュウメイギクの花は、たとえば、濃淡がある花びら(実は、萼)や不揃いな花形など、在来種に見られないものをもっている。
尾根越しに射してくる朝日を浴びて。デフォルメ化された花が浮き出る。
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8月末から、蕾がつぎつぎと膨らんで、花が開きはじめた。面白いことに、花びらの外皮は細毛で覆われている。
このような特徴は、レンズを向けなければ見過ごされそうである。
花には、白い縁取りがあるように見える。
この花にレンズを向けていると、白い縁取りのある花びらが特徴的なサクラソウ、ナンキンコザクラ(南京小桜)を、
当方は想いだす。
デフォルメを強調して。
在来種の花(端正な花形と色)
撮影 8月末ー9月下旬。
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今日は、クリニックで、インフルエンザ・ワクチンの接種を受けてきた。かつて、現役時代において、稀のことながら、インフルエンザ感染の順番が当方にも回ってきて、アンカーとして感染することがあった。しかし、ワクチン接種を受け始めてから、そして、もはや来るに及ばずとの状態になってから、そのようなことはなくなった。ところで、新型コロナウイルス感染症に対して神経質にならざるをえない生活は、いつまで続くのであろうか。