相変わらず今日も晴れているが、北風が冷たい。さて、今週日曜日の朝、雪化粧の景色が周囲に広がった。市街地周辺の山並みでは、広葉樹林が枯木の賑わいになっているこの時期、雪化粧は山並みの存在感を高める頓服薬である。ともかく、雪化粧した山並みが朝陽に染まる光景は、自分にとって撮らずにはいられないほどのものであった。
何時もの散策コースである桐生川の堤防を歩いてみた。朝陽に染まる光景の美しさに気を取られていると、滑って転倒しそうなまでに足許の雪面は凍結していた。
朝陽を受ける北西側の山並み。東側の山並みの影が雪化粧のコントラストを高めている。山並みの標高は300-1,000 mである。
朝陽で霧が立ちのぼり始めた。わたくしは、川霧が朝陽に染まる光景を想像してみた。
「啼かぬなら 啼く迄まてや 杜鵑」との心境で川霧の光景をまってみた。しかし、水蒸気が目に見えるようになるまでの気温差は生まれなかったようである。
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1月27日午前6時半頃から。桐生市、桐生川沿いにて。