上流(群馬県桐生市梅田町石鴨地区付近)にて (28日午後2-3時頃)
午後の陽射しを部分的に浴びている川沿いでの彩りは、あたかも有終の美を飾るようであった。
川の流れ想わせる紅葉の姿かなとの私感で撮ってみた。
彩りには、まだ変化が残っている。
今回はここまで車に頼ってしまったが、歩いて撮りに来るべきであった。
色葉(いろは)、濃紅葉(こもみじ)、紅葉川(もみじがわ)などの味を強く感じるためにである。
山装うは秋の彩りを表す季語であるが、岩装うとの表現があってもよいような気がする。
無題
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中流(桐生市梅田町ふるさとセンター付近)にて
謡曲「紅葉狩」に、「夜の間乃露や染めつらん 朝の原は昨日より。色深き,,,,,,」とある(撮影、別の日の午前中)。
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桐生川ダムの下流にて
下流のスポットにおいても、紅葉が盛りに近づいている(午後4時頃)。
このスポットのそばで、近所の方と話が弾んでいるうちに、周囲はかなり暗くなってしまった。
強引なことながら、ISO感度3200、シャッター速度 1/4秒で撮ってみた。三脚を用意していなかったので、
カメラを木立で支えた(午後4時40分頃)。
スポットでは、水量が多いと七色の渦が見えることがある。昨年11月末に撮った画像から
(昨年の記事「桐生川での紅葉(その4)、早瀬での彩り」)。渦、紅葉と緑の映り込み、陽射しなどの組み合わせは面白い。
今年も渦が現れるだろうか。流れの水量が増えることを期待したくなる。