2010年8月25日
湯の丸高原でアサギマダラなどを撮った後、池の平湿原(標高2,000 m)に移動した。この高原には、ベニヒカゲが多く生息し、高山植物が多いと聞いていたからだ。
ヤナギランの群生地にて
マツムシソウの群生地では、ベニヒカゲが花々に群がり吸蜜をしていた。
ベニヒカゲは手に止まってくるほど多く飛びまわっていたが、アサギマダラを見かけなかった。湿原のどこにいるのだろうか。
湿原では、マツムシソウやヤナギランの他に、エゾリンドウ、エゾカワラナデシコなどが咲いていた。
エゾリンドウ
エゾカワラナデシコ (開きかけている新鮮な花があった)。
シャジクソウ (車軸草、別名カタガワグルマ・アミダガサ、マメ科、シャジクソウ属。和名にちなんだ撮り方をしたかったが)
ヤマラッキョウ (ネギ属、ユリ科、堂々とした花に出会うことができた。花の後側に蝶が止まっていたが、それを確かめる余裕はなかった。)
マツムシソウ (この湿原での花は,淡色系のものが多かった)。
雨が降り出した。木道の周辺で咲く花を見る余裕が無くなった。木道からの坂道を早足で登り、駐車場に戻ると同時に、車外に出られないほどの激しい雷雨となった。