こつなぎの写真ノート

身近な自然の彩りを楽しみながら

夕光を浴びる雲

2016-08-30 | 夕景

現在、当地では強い雨が小雨に変わり、市街地を囲む山からは濃い霧が立ちのぼっている。ところで、昨夕は夕光が上空の雲を照らし出す時間帯があった。ここでの視点は標高300 mである。

水平に浮かぶ雲。逆転層が発生しているのであろうか。

 

台風の影響で空模様の変化が早い。

光芒が見えはじめたが、この後にわかに上空は雷雲で覆われた。

 

8月29日午後5時〜5時半、群馬県桐生市。


昨日の夕景(続)、赤色の光芒

2016-08-21 | 夕景

光芒が青空に広がるシーンを追いかけているうちに、空模様が怪しくなった。上空が積乱雲で覆われ、雨が降り始めた。ところで、上州(群馬)の名物は「かかあ天下」と「雷」である。前者は致し方ないこと(?)としても、雷からは逃げたい。家に戻リ始めようとしたときに、散策路でこの時までに自分が遭遇したことのない場面が現れた。

8月19日午後6時半頃、群馬県桐生市にて


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南方向の夕景、上空には吊るし雲のようなものが浮かんでいた。

 

北方向の雲も赤く染まり始めた。

 

突然、夕日が東方向の尾根(250-300 m)を照らし出した。影は西側の山々(400-600 m)によるものである。余談ながら、これらの低山はわたくしにとってもうひとつの散策路だ。尾根は100 km以上離れている浅間山、八ヶ岳連峰、秩父連山、そして富士山(僅かに山頂のみ)などの展望台である。


西側の山(吾妻山)から光芒が伸びはじめた。山(480 m)は市街地の中にあるので、市民に人気がある。

 

光芒は薄明光線、天使の梯子、レンブラント光線など呼ばれ、雲間から地上に降り注ぐことが多い。ここでの光芒は山から雲に向かっている。

 

光芒は時々刻々に変化した。

 

山があるので、落日は見えない。太陽を見ることができれば、このものが太陽柱(サンピラー)であるかどうかを知ることができる。しかし、この光景は山が太陽を隠しているからこそ眺めることができるものだ。

 

さて、北方向でも雲の色づきが濃くなった。

 

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EOS 6D、EF 17-40 mm F4L、EF 70-200 mm F4、Law、Lightroom CC(2015)、色温度 日陰(7500 K)。


昨日の夕景

2016-08-20 | 夕景

 

 

 

 

 

いつもの散策コースを歩くとき、私は必ずザックにデジイチとレンズを入れる。思いがけない光景に出会ったときに、ああ撮りたかったなあと後悔したくないからである。お盆を過ぎると、入道雲が夕光で輝き光芒が天空に広がる場面に出会うチャンスが増える。


昨日は、夕光と積乱雲の織りなす光景が印象的であった。8月19日午後6時頃、群馬県桐生市にて。

 

北方向では

 


束の間の青空

2016-08-17 | 朝景

今日、台風7号によるフェーン現象のために、当地では久し振りに高温注意情報が出された(36.4℃(13時))。ちなみに、群馬県館林市では気温39.6℃(14時)が記録されたとのことである。さて、昨夕から天空を覆っていた厚い雲が去り始めると、日差しが強く濃い青空のもとに、この時季にしては珍しいほどの透明な景色が現れた。


家の近くの散策路にて(北方向)。群馬県桐生市、17日朝。

自分達が住んでいる場所は三方向(東、北、西)を山で囲まれている。

ここでの流れは桐生川(一級河川)である。水量は上流のダムで調節されている。

 

左奥の山頂は鳴神山(980 m)である。その右には、残馬山(1107 m、中央)や根本山(1198 m、右)が

見える。後者は根本山信仰のシンボルである。 

 

 市民の山とされている吾妻山(左、480 m)から鳴神山(右)に至る稜線は健脚向けコースである。

 

東方向での稜線。尾根道は浅間山、八ヶ岳連峰、奥秩父連山などの展望路である。

 

西南方向での青空。橋の上では奥秩父連山が望める。

 

さて、透明感に満ちた眺めは束の間のことであった。この後、空は再び厚い雲で覆われた。そして、今夜は雨が降っている。

 


キレンゲショウマの花、2016年

2016-08-03 | 

梅雨が明けると、東の山から朝日が昇る。そして、陽光がキレンゲショウマの花を照らし出す。朝日を浴びる花の彩りと輝きは一日の始まりを告げるかのようである

 

 

 

花の質感

 

花とバッタ

 

今週も蕾が開いてほしい。

 

昨年から花を開くようになった株が今年は大きくなり、花数も増えた。とは言っても、ある種苗会社から苗を数株ほど購入したものが倍増したに過ぎないが。

第一陣の花はこの数日間の強い雨で散ったが、実はできそうである。今年こそは種ができるだろうか。

 

撮影、7月31日午前7時頃、自宅にて。


今日の朝景、逆転層の彼方に浅間山

2016-08-01 | 朝景

浅間山を遠く離れた位置の展望台に立つと、時にはたなびく雲から山体が現れる風景を見たくなる。今朝は、青空と雲が層状になっているような眺めが西方向で広がった。

 

 

夏では、このような風景は珍しい。逆転層が生じたのは前線が近づいているためであろうか。事実、今夜は雷を伴った強い雨が断続的に降っている。

 

 

浅間山の右に位置している榛名山の標高から判断すると、雲は高度1500 m付近のようである。ところで、青空の上の雲の高度はどのくらいであろうか。

 

 

浅間山の標高は2552 mである。なお、剣ヶ峰(左)は雲で隠されている。

 

八ヶ岳連峰と荒船山(右)

 

8月1日午前6−7時頃、白葉峠(群馬県桐生市菱町、標高 300 m)にて。