梅雨の晴れ間の夕焼けとのタイトルにしようかともたもたしているうちに、関東地方では少雨の天候が続きそうだとの予報が出されてしまった。ところで、12日は梅雨入りとは思えないほど、透明感に満ちた青空が広がった(最高気温 26℃、湿度50 %)。
中央の山頂は鳴神山(980 m)である。
しかし、夕刻には上空が雨雲(乱層雲)で覆われ、小雨が降り始めた。そこで、夕焼けハイカーことkotsunagiはザックにカメラとレンズを入れて近くの散策コースに向かった。見逃すと後悔しそうな夕焼けが現れることを期待したからだ。
プロローグ。午後6時を過ぎた頃に西側の雲が幾分か虹色を帯びるようになった。
そして、西側の山並み(標高 500-1100 m)の上空が夕日の染まるようになった(午後7時頃)。水面が赤く染まっている流れは桐生川である。
西方向での彩り。左側は吾妻山(480 m)である。吾妻山は市街地に接しているので、市民の山と言われている。
最高潮のとき。ほどなくして、上空の乱層雲が夕焼け雲に変身した。ちなみに、日の入り時刻は7時2分(群馬県)であった。
燃えるような夕焼け(午後7時15分頃での数分間)。
余韻のとき。夕日に染まる積乱雲が美しかった。
エピローグ(午後7時20分頃から)。
2017年6月12日、群馬県桐生市にて。撮影での色温度(午後7時過ぎ、日陰、7500 K)。
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さて、今日も夕刻になると上空が雲で覆われたが、彩りの濃い夕景は現れなかった。12日での燃えるような夕焼けは千載一遇の現象であったのかもしれない。