こつなぎの写真ノート

身近な自然の彩りを楽しみながら

スカイツリーが見えると喜ぶ声を聞いて(白内障手術の結果)、2015年11月

2015-11-29 | 雑感

突然、スカイツリーが見えると、半年前に白内障手術を受けた家内が叫んだ。

ちなみに、視点(立脚点)とスカイツリーとの距離は約100 kmである。

そのとき、望遠レンズで探すまで、私(視力は正常範囲内)はツリーが見えることに気付かなかった。

視点で撮ったスカイツリーの望遠画像(200 mm)。スカイツリーがかすかに写っている。

望遠画像を拡大(トリミング)すると、スカイツリーが写っていることが確認できる。

手術では単焦点型の眼内レンズが挿入された(遠距離用)。

そして、私達が手術の結果をまさに実感する時がやってきたのであった。

次回の検診で、この結果を手術担当の先生に報告したいと、家内は思っている。

もちろん、これらの画像を示しながらである。


11月下旬、11時頃、群馬県桐生市新里町にて。

EOS 6D、EF 200 mm F4L IS USM、円偏光フィルター使用、RAW、DPP 4(キヤノンの専用ソフト)にて現像。


今日の展望から、初冠雪の浅間山と赤城山、2015年11月

2015-11-27 | 朝景

近くの里山では紅葉や黄葉が終わっていない時季、雪を被った浅間山や赤城山の姿は印象的である。

 

雪雲がかかる浅間山

浅間山は27日に全面的冠雪になったとのことである(部分的冠雪は15日)(毎日新聞、Web記事、11月29日)。

剣ヶ峰が雲で隠されているので、東側(群馬側)から見る浅間山の姿は富士山のそれに似ている。


カシミール3Dによる山座同定


浅間山と周辺の山々

 

雲間からの日差しで浮かび出る赤城山の各山頂と麓での紅葉

赤城山は25日に初冠雪となった(前橋気象台HP)


赤城山での山頂は、左から地蔵岳(電波中継塔)、長七郎山、駒ヶ岳、黒檜山である。


 

このような赤城山と裾野での光景を、私達はこのときまで見たことがなかった(雲のいたづらに感嘆のため息)。


11月27日、11時頃、群馬県桐生市新里町にて。

 


桐生川ダムにて(1)、ある日の夕景、2015年11月

2015-11-26 | 桐生川ダム湖

落日の位置が真西から西南の方向に移動するにつれて、三方を山で囲まれたダム湖が夕日を浴びるようになった。

 

 

堰堤でこれらの光景を眺めながら、自分が歩んできた道を振り返えり、新しい道を探し出す心境になってみる。


 

 

 

橙色の連なりは防塵ネットあるいは網場と呼ばれる流木などのトラップである。

11月中旬16時頃

 


古路瀬渓谷での紅葉、渡良瀬川にて、2015年11月

2015-11-22 | 渡良瀬川

古路瀬渓谷(こじせ)は「わたらせ渓谷鐵道」の本宿駅付近に位置する渡良瀬渓谷の一つである(群馬県桐生市黒保根町)。昨日、私達はこの渓谷に沿って通じている県道(群馬県)257号を散策してみた。

 

古路瀬渓谷の入り口付近にて(日光(足尾)方面に向かって)

渓谷を挟んで、国道122号(短いトンネル)とわたらせ渓谷鉄道の線路は左側であり、県道は右側である。

 

渓谷において、県道の大部分は一車線幅であるが、ところどころには行き違いできる場所がある。

県道の山側は見上げるほどの高い崖、川側は深い谷底となっている。

 

谷側のカエデには大木が多い。

 

厳しい環境を乗り越えて。

 

 谷底が深いので、紅葉の水面への映り込みを眺めることはできそうもないが、日差しで輝く紅葉は実に美しい。

 

折れた大木を受け止めている支柱の見事さに感服したくなる。

渓谷では視界が開ける場所があった。奥に見えるのは袈裟丸山である。

 

紅葉と谷底

 

他県から紅葉を撮りにきた人は、これほどまでに色付きが濃い自然の紅葉に今年初めて出会ったと述懐していた。

 

対岸の国道122号、同旧道、わたらせ渓谷鐵道を垣間見る。

 

車窓からこちら側の紅葉を満喫しているだろうか。

 

 

11月21日、11-13時、晴天

EOS 6D、RAW、ピクチャースタイルはスタンダード、色温度は5500 K(昼光)に設定した。



秋景、桐生川中流にて、2015年11月

2015-11-18 | 桐生川・紅葉{桐生川)

11月についての墨蹟語句に「紅葉満山川」がある。ところで、桐生川での紅葉は中流部まで広がり始めた。 

山で囲まれた市街地に住んでいる者としては、今年もこのような景観に囲まれたいと思う。


今日(18日)は午後から雨が降っているが、昼直前に薄日がさすときがあった。

 

 

 

 

 

 

 

 

この地点は、市民のみならずカメラマン(カメラパーソン)に中流域での紅葉スポットとして知られている。

しかし、石伝いの川を渡ろうとするカメラマン(カメラパーソン)にとって、ここは要注意のスポットである。

石の上や川底で滑ってカメラを水中にボチャンとの例があるからだ。


過去に撮った紅葉とそれの映り込みから

 2011年12月上旬(11時頃)

 

2012年12月上旬(14時頃) 

 

2013年11月下旬(12時頃)  

 

 このときは、渦に映り込みが現れた。

 

今年も何かはっとするような映り込みが現れるだろうか。

明日は天候が回復するとの予報が出されている。まあ、「時雨洗紅葉」は歓迎したいが、「紅葉舞秋風」は私にとってNGである。

 

 撮影・現像:RAW、忠実設定、色温度5500 K。

 


朝の散策、秋景を眺めながら、2015年11月

2015-11-12 | 朝景

今月になってから、近くの山々の装いは日毎に変化している。今年はカエデやツツジのみならず広葉樹の色付きが濃くなりそうだ。その変化に中に身を置く散策では、登り口まで歩きが自ずと早くなる。

尾根にて

 

浅間山、八ヶ岳連峰、奥秩父連山、荒船山なども見える。

 

浅間山と周辺の山々

浅間山の噴煙が見える。山腹に雲が漂っているために、鼻曲山など浅間山の東側に位置している山々がよく見える。

浅間山の右側(北側)には、籠ノ登山や湯の丸山(2000ー2300 m)が見える。

 

尾根近くでの秋景から

 

ヤマザクラの色付き(今春は花が美しかった)

 

尾根を歩いていると、周辺の色付きに囲まれたモノトーンの部分が視界に入ってくる。1週間以上燃え続いた山火事の跡である。

ここでのパイオニア植物は何になるだろうか。

 


桐生川での秋景(紅葉)、2015年11月

2015-11-09 | 桐生川・紅葉{桐生川)

秋景、今朝の桐生川(9日)

梅田湖(桐生川ダム)にて

 

梅田湖からふるさとセンターの少し上流までにて

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日は濃い霧の朝を迎えた。霧が晴れると、自宅周辺の山々では山肌が秋の深まりを感じさせるような色彩を帯びていた。

 

EOS 6D、EF17-45 mm F4L、EF 70-200 mm F4L、ピクチャスタイルは忠実設定、RAW、

現像ソフト、キヤノン Digital Photo Professional 4。



 

 

 


このような紅葉、備前楯山にて、2015年10月

2015-11-08 | 紅葉

備前楯山(標高、1272 m)は足尾銅山発祥の山である。先月中旬、この山の登り口(舟石峠)の先で、私達はこのような紅葉に出会った。

ススキで囲まれた登山道にて

 

山腹での紅葉

 

日差しで輝く紅葉

 

紅葉、ススキ、そしてカラマツ(黄葉)

 

このときは、周辺の山で紅葉が始まったばかりであった。

 

紅葉帯は崩壊地の先にあるので、紅葉を間近で見ることはできなかった。そのため、紅葉の実体を私達は確かめていない。

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足尾地区の案内板から

 

備前楯山は、銅にみならず展望と花(アカヤシオ)の山である。

左から、社山、男体山、阿世潟峠、半月峠、半月山、赤倉山など(舟石峠にて)



撮影、10月中旬午後(案内板は以前に)


林道(三境線)での秋景(紅葉)、2015年11月

2015-11-07 | 紅葉

今週火曜日(3日)での秋景


林道沿いでの紅葉と赤城山(東側)

赤城山では、左から荒山、長七郎山、地蔵岳、鳥居峠、駒ヶ岳、黒檜山(最高峰)である。

左下には、国道122号や渡良瀬渓谷鉄道が通じている。


赤城山の裾野(南側)と浅間山 

赤城山の裾野は広い。その面積は富士山のそれに次ぐと聞く。

 車を止めて、これらの秋景を私達が眺めていると、通りがかりの人々も車やバイクを止める。そして、会話がごく自然に始まる。 

毎年必ず四季の変化を味わっているとの人にも出会った。林道での眺めでは、多様性がキーワードとなりそうだ。


林道沿いでの秋景(1)

紅葉帯(バンド)は標高600-1000 mに移動している。林道を通じている山々の標高は1000 m 程度であろう。

 

 林道沿いでの秋景(2)

常緑樹(スギ、ヒノキ)に囲まれて黄葉化しているものはカラマツであろう。

 林道沿いでの秋景(3)

 日差しで、秋の緑も存在感を高めている。

林道沿いでの秋景(4 

 

 林道沿いでの秋景(5)


三境線は群馬県桐生市(梅田)と同みどり市(草木ダム)とを結んでいる広域基幹林道である。

Img2267aa


林道には落石がころがっていたり落ち葉が多い箇所があったが、路面は二輪車や普通乗用車が支障なく走れる状態であった(舗装)。

なお、案内板での「勢多郡東村」との地名は「みどり市東町」に変わっている。


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林道の桐生側からの林道の起点は、桐生川源流域として根本山 (1200 m)の登山口でもある。

紅一点(万緑叢中紅一点から

 

 

 

 

根本山登山口付近にて