こつなぎの写真ノート

身近な自然の彩りを楽しみながら

今朝のキレンゲショウマ、2019年7月

2019-07-30 | 

昨日、関東甲信地方が梅雨明けしたとみられるとの発表が気象庁からあった。そして、今日は、朝のやわらかい木漏れ日が、東側の尾根越しに我が家の小さな花壇に差してきた。これからは、長い期間を要して蕾が膨らむ花が、夕刻や夜間での激しい雨によって僅かの時間内にダメージを受けることも少なくなるだろう。


今朝のキレンゲショウマ。

 

花は、あたかも今日は自分に任せてとのように輝いた(花が散ったものや雨でダメージを受けた花から、バトンを引き継いで)。木漏れ日を浴びているときの色彩と質感は、実に印象的である。

キレンゲショウマ(黄蓮華升麻、山地の林内に生えるユキノシタ科キレンゲショウマ属の多年草)は、四国、九州、本州(紀伊半島)に分布している。

 

木漏れ日を浴びるレンゲショウマの蕾(ノコンギクの蕾とともに)。

レンゲショウマ(蓮華升麻、山地の林内に稀に生えるキンポウゲ科レンゲショウマ属の多年草、日本固有種)は、本州(福島県から奈良県まで)に分布している。キレンゲショウマとレンゲショウマの分布域が重なっていないので、自然界では両者を同時に見ることはできないようである。

 

撮影、7月30日朝。EOS 6D, EF 100mm F2.8L (Macro)。

 


先週から変化の激しい天候が続いているが、2019年7月

2019-07-28 | 雑感

先週から変化の激しい天候が続いている。久し振りに青空が見えるときがあっても、その状態は長続きしない。そして、ときには大雨警報が出されるほど、激しい雨が降る。


7月26日15-17時において。

 

 

 

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7月23日、一時間に81mmとの猛烈な雨が降った。

「気象庁ホームページから」


そして、今日の状況。昼間は晴れていたが、夜には雨が激しく降った。

「気象庁ホームページから」



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それでも、庭のキレンゲショウマは順次、花を開いている。開いた花は激しい雨でダメージを受けているが。

 

 

撮影、キレンゲショウマ(27、28日)


朝日を浴びる雨で濡れた花、2019年7月

2019-07-20 | 

突然、上空を覆っていた厚い雲が切れて、小さな花壇に朝日が差してきた。前夜の雨で濡れていた花々は日差しで生気を取り戻したかのように輝き始めた。

 リーガースベコニア

 

シモツケ

 

キレンゲショウマ

 

 

撮影、7月19日朝。EOS 6D、EF 70-200 mm F2.8L、開放絞り。


キレンゲショウマの開花、2019年7月

2019-07-18 | 

昨日での久し振りの日差しに誘われたのであろうか。今日は、キレンゲショウマ(黄蓮華升麻、シソ科の多年草)が一つの蕾を開いた。花にレンズを向けながら、私は多少なりとも天涯の花としての雰囲気に浸った。

                           

 

蕾が開き始めたときに(朝)。

 

夕方から、雨に濡れている。

 

 

 

撮影、7月18日午前、午後。


この頃の日常的風景、2019年7月

2019-07-16 | 雑感

この頃は、周りの山並みが霧で覆われる風景が連日のように現れている。今日は日差しがありそうな気配が一時的にはあったが、現在は山肌の緑に鮮やかさが出ない空模様になっている。

日差しがありそうになったときに。

 

 

 

 

 

ところで、キレンゲショウマの蕾は順調に膨らんでいる。この頃の天候で、蕾や花に食害を起こすクロハウリムシの発生が遅れているからだ。

 

 

撮影、7月16日午前。


渡良瀬川での展望から、梅雨入り前の晴れた日に、2019年5月(下旬)

2019-07-12 | 渡良瀬川

今朝は近所の山並みが中腹から山頂部まで深い霧で覆われていた。そして、薄日が差したときもあったが、太陽は見えなかった。気象庁のホームページ(気象データ)によると、当地の日照時間は今月1日から11日までにおいて1.7時間である(昨年では57時間)。ちなみに、5、6月での日照時間は 252(108)、126(121)時間であった(括弧内は昨年)。今日は5月下旬に市街地を横断的に流れる渡良瀬川の河川敷や堤防で撮った画像をアップする。

赤城山のシルエット(矢印は鳥居峠)

 ここから眺める赤城山には優しい包容力と厳しさが感じられると、わたくしは思っている。

 

鳥居峠で眺めた市街地とそれを囲む山並み(翌日に撮影)

 

パノラマ(2枚組)、釣り人は鮎をターゲットしているのであろうか。

 

サンセットの時間帯において

 

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堤防で眺める市街地(中心部)と山並み(標高 300-500 m)。

 

渡良瀬川は利根川水系の一級河川である。海まで181 kmとは! 群馬は海無し県だ(苦笑)。

 

かつて、渡良瀬川は暴れん坊に変身したことがある。

 

北東方向を望む。山並みの奥には仙人ヶ岳と呼ばれている山頂(高さ、663 m)がある。

左あるいは右側の尾根を経路として、この山に登る人が少なくない。

 

数年前の大きな山火事の跡がいまだに痛々しい。

 

 

 

下流側(東)の橋

 

 

撮影、5月29日午後6時過ぎ。

 


夕日による虹、2019年6月

2019-07-10 | 

オホーツク海高気圧と梅雨前線の停滞によって、当地においても先月下旬から曇りと雨の天候が続いている。それでも、時には僅かの間、朝日や夕日が近くの山並みとその上空を照らすことがある。このときも、突然に雨が小降りになり夕日で東方向が明るくなった。咄嗟に、私は先日放送されたNHK番組「チコちゃんに叱られる」での内容を思い出した。それは、「雨の中で太陽が見えたら太陽の向かって走れ、そして雨から抜けたたとき後を振り返ればそこに虹が見えるだろう。運が良ければ。」である。

窓から東の方向を眺めてみた。運が良かった。東側の山並み(標高、250-300 m)の上空に、大きな虹が現れていた。

 

主虹がこれほどまでにはっきりと現れたのは数年振りである。

 

虹の右端(南側)、副虹も見え始めた。

 

虹の弧(広角 20 mmにて)

 

急に雲が切れて青空が背景になりはじめた。そして、主虹、副虹(外側)そして過剰虹(内側)から成る三重の虹が現れた。過剰虹が現れることは稀であると言われている。

 

夕日に染まる雲への架け橋として。

 

ここでの虹では、赤色が目立ち、そして弧の中も赤味を帯びている。その理由はと聞かれるならば、つぎのように答えるつもりだ。太陽の高度が低くなると、日差しの光路が長くなる。そのため、青い光(波長が短い)は散乱されて、雨滴まであまり届かない。しかし、赤い光(波長が長い)はそれほど散乱されずに雨粒まで届く。だから、赤色が目立つ虹が現れる。この答えならば、チコちゃんに叱られないだろう。もっとも、正解(チコる、番組での造語)ならば、漢字を書かされて閉口することになりそうだ。

さらに条件が整えば、弧とその内側がより赤い虹が現れるに違いない。ともかく、落日の間際に現れる虹には、魅せられるものがある。

 

撮影、6月28日午後7時頃。


キレンゲショウマとレンゲショウマの蕾、2019年7月

2019-07-08 | 

今年も、キレンゲショマとレンゲショウマがそれぞれ20個以上の蕾をつけている。今月下旬から来月上旬には、これらの花が狭い庭の主役になるであろう。


キレンゲショマの蕾と葉

蕾は3個づつ付く。しかし、花は同時は開かない(段階的に開く。自己防衛のためであろう)。

葉の形は面白い。掌状に広がり鋸歯がある。今年は、草丈が約80-110 cmになっている。

 

レンゲショウマの蕾と葉



 

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昨年の花々から

キレンゲショウマ(黄蓮華升麻)

 

 

 

レンゲショウマ(蓮華升麻)

 

 

 


雲の中での青空、2019年7月

2019-07-07 | 朝景

青空が、山間部の上空を覆う厚い雲の切れ間に現れる。これは自分達にとって梅雨時ならではの景色だ。黒い雲や白い雲に囲まれている青空は溜息が出るほど美しい。アップした画像は僅か20分間ほどしか現れなかったものである。

パノラマ(3枚組)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この後、天候は悪化し霧雨が降りはじめた。

 

撮影、7月7日午前中。 EOS 6D、EF 70-200 mm F2.8L、フィルター類(たとえば、円偏光フィルター)は使用しなかった。


昨日の夕景、異様に赤かった夕焼け、2019年7月

2019-07-06 | 夕景

気象変動の影響によるものであろうか。昨日は異様なほど赤い夕焼けが現れた。昨夕は、各地で燃えるような夕焼けが見られたとのことである。画像は、窓のカーテンが赤味を帯びたので、さてはと思い急いでカメラに広角レンズ(17-40 mm)を付けて、外に飛び出し得た結果である。

北方向を見上げて。

 

 


東方向を見上げて。

 

西方向を見上げて。

 

燃えるような夕焼けが終わると、印象派の世界を思わせる色彩のグラデーションが上空に広がった。

 

 

撮影、7月5日午後7時過ぎ、桐生市にて。


束の間の朝焼け、2019年7月

2019-07-05 | 朝景

今週は、活発化した梅雨前線の停滞によって、当地でもかなりの降雨があった。今朝は梅雨の晴れ間ということになるだろうか。部分的に、青空を背景とする朝焼けが現れた(午前4時半頃)。

南方向を眺めるながら、写人は朝焼けを待った。

 

画像は朝焼けがピークに達したときのものである(さらに濃くなることを期待したが)。

 

朝焼けは束の間の出来事であった。朝焼けの色は次第に薄くなった(午前5時頃)。

 

緑に囲まれている水面の彩りが印象的だ。

 

ヤブカンゾウの蕾など(堤防の草むらにて)。

 

ところで、空模様は上空を境目として対照的であった。北方向は厚い雲で覆われていた。

 

山並みで霧が昇り始めた。そしても、雨で濡れた堤防や川原での緑が美しい。

 

街並みが入ってなければ、どこかの深山の麓で撮った画面であると言えそうだ。霧生(いや、桐生)市にて。

 

写人が待っていた景色である(午前5時頃)。余談ながら、このような景色を眺めながらの散策では歩数が多くなる。この後は全体が霞む変化に乏しい景色になった。

 

 

撮影、7月5日早朝、群馬県桐生市(桐生川にて)。