こつなぎの写真ノート

身近な自然の彩りを楽しみながら

冠雪の赤城山を眺めて、2013年12月

2013-12-25 | 赤城山

一作日(23日)は快晴の穏やかな祝日であった。ところで、今年は冠雪の山々が風景となる時季の到来が早い。私が住んでいる市街地では、あたかも望遠レンズで引き寄せられたかのように、雪を被った赤城山が家並みの背後に見える(錯覚だろうが)。

 

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さて、私達は郊外(赤城山の麓)にある展望スポットに向かった。このスポットは自分達が見つけた秘密(笑)の場所だ。ここでは、送電鉄塔や送電線に邪魔されることなく、赤城山を南側から眺めることができる。

 

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赤城山は複式火山(太古の時代)であり、山名は中央火口丘、側火山、外輪山などの総称だ。上の画像において、左から鍋割山(扁平形山頂)、荒山、地蔵岳 (扁平形山頂、中央火口丘、無線中継アンテナ)、長七郎山、駒ヶ岳、黒檜山である。これらのうち、鍋割山や荒山が最南端の位置にある。


鳥瞰図(カシミール3D、設定高度2000 m)

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赤城山の裾野が富士山のそれに次いで広い。しかし、最高峰の黒檜山においても、標高は1828 mである。この山での広さと高さのアンバランスを補うように、私達が眺めたときは飛行機雲などが上空に漂っていた。


荒山から黒檜山までのクローズアップでは、地蔵岳山頂(1674 m)の白さが目立つ。

山頂が木で覆われていないからである。

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なお、鍋割山(なべわりやま、1332 m)との名は鍋が半分に割れたような形に由来する。

この山を麓(南側)から登るとき、かなりのアルバイト(急登)を強いられる。

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余談ながら、この展望スポット付近で眺める浅間山や榛名山なども魅力的である(西方向)。

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そのうちに、朝陽や夕陽を浴びる冠雪の赤城山を撮ってみたい。しかし、間もなく吹き始める冷たい赤城おろし(上州名物、空っ風)を思うと、身が縮りそうになる。

 

撮影: 23日午前10-11時頃、EOS 6D、広角と望遠レンズ(70-200 mm)使用。


桐生川での紅葉、早瀬での彩り

2013-12-05 | 桐生川・紅葉{桐生川)

先週土曜日(11月28日)、桐生川ダムの下流の紅葉スポットで撮った画像をアップロードする。

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何個かの石が転がっている早瀬では、ダムの放水で水量が増えたために、渦が生まれていた。陽射しを受けたき、渦は同心円状の彩りを帯びた。なぜ、このような彩りが現れたのであろうか。ちなみに、同心円での色の並び方は、虹のそれと異なっている。

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紅葉が終わる時季となった。紅葉は晩秋の華やぎであるが、木々が寒さに耐えるためのしたたかな仕組みでもある。

紅葉の後に、どんな冬の寒さが私達を待っているだろうか。寒さの程度を想像しながら、私はこのスポットを離れた。

 

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水量が多くなかった日に撮った画像を追加すると。

 

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