先週後半から、当地では他の関東地区と同様にどんよりとした天気が続いている。昨日までの5日間において、日照時間は合計 13.2時間(平年比39%)であった(気象庁HP・日照時間一覧表、3月29日)。
今日は、日の出直前まで上空を覆っていた厚い雲が去り、霞んでいるものの晴天の状態が午後まで保たれた。その結果、近くの山(城山、別名 柄杓山、391 m)の山腹から頂上において、ソメイヨシノによる彩りが目立つようになった。
山頂には桐生城址がある。ここでは、数百本のソメイヨシノの大木が花を開く。
ソメイヨシノ、点在するヤマザクラ、萌葱色を帯びはじめた山肌、青空、そして明るい感じの積雲(綿雲)、これらはこの時季ならでの取り合わせである。
当方のささやかな願いは「桜よ、山肌での萌葱色が濃くなるまで頑張って。 」である。
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午前6時頃にて、ひつじ雲がまだ残っているときでの彩り
午前6時前にて、雲間からの朝日が山頂付近を照らし出すときを待って
29日、午前6ー9時にて、ホワイトバランスは太陽光(5,500 K)。
日の出直前にて(上空を覆っていた厚い雲は、ひつじ雲の状態に変化した後に消え去った、午前6時前)。
今年は、この山においても、ソメイヨシノの花が例年になく短い時間で咲き揃った。
10日前にて(花がほとんど開いていない)。