ひと昔のことであったが、成田空港に向かっていた搭乗機が飛騨山脈(北アルプス)の北部、立山連峰付近の上空を通過した(2013年3月)。剱岳などに何回か登った方にそのときに撮った画像を先週に見ていただき、剱岳(2999 m、富山県)などを確認することができたので、画像をアップローする。
搭乗機からは16時30分頃に立山連峰が眼下に広がった。鋭鋒の厳しい山容が低い高度からの日差しでをはっきりと浮かび出ていた。氷河による侵食で生まれた尖峰、岩壁、窓と呼ばれているキレットなどが立体的陰影をつくりだしいる有様は、夕刻であったからこそ眺められたものであろう。
立山連峰、黒部ダム、そして黒部峡谷
遠方には浅間山が見える。
飛行ルート (予定されていたルートは福井県寄りであったが....)
上空から眺めた白山(2702 m、石川・岐阜県) 搭乗機から眺めた山々は 白山 → 立山連峰の順であった。
搭乗機は、立山連峰そして後立山連峰付近の上空を通過してから北関東地方へと進路を少し変えた。いよいよ成田空港へのアプローチかと、到着時刻や空港からの先の経路のことが気になり始めた。しかし、機窓からは、私にとって見逃すことができない雪山(日光連山など)の眺めが視界に入ってきた(つづく)。