秋の夕景は変化に富んでいる。不安定な大気の状態を反映して、幾種類かの雲が日の入りのときに浮かぶことが多い。一作日は、浅間山の方向で巻雲が幾筋も流れの模様をつくりだしていた。そして、太陽が浅間山の山頂方向に近づくにつれて、模様は紅色に染まり多様になった。巻雲は秋に現れることが多い上層雲(高度、数千メートル 以上)である。
浅間山と巻雲による流れ模様(17時頃)
夕陽が山頂に沈む。肉眼では直視できない光景から(17時40分頃)
トワイライトタイムでの光景から (17時50分頃)
左から、矢の崎山(小さなピーク)、剣ヶ峰、浅間山、籠ノ登山、湯の丸山、浅間隠山(双耳峰)、榛名山(一部)
*******
撮影
9月19日、群馬県桐生市、EOS 6D、EF 40-200 mm F4L IS USM、フィルター類は不使用、手持ち。