雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

デジタル一眼で撮る月面(高気圧通過イベント第1種目)

2013年05月19日 | 天体写真(月・惑星・彗星)
17日夜は、移動性高気圧が真上を通過する絶好の撮影日和。
まずは上弦前の月の撮影から始めました。

VixenR200SS20cm反射鏡筒にVixen純正エクステンダーを接続、更にCanon2.0xも接続して、
合成焦点距離は3,000mmになります。
カメラは未改造のCanonEOS kissX2を使いました。

月が一枚には納まらないため、上下に分けて撮影しています。
この日は、上半分(北側)を64枚、下半分(南側)を32枚撮影。
ただリモコンでシャッターを繰り返し切るだけなので、ものの数分で撮影は完了です。

撮影した画像は、私が月の画像処理にもっとも適していると思っている
フリーソフト『AviStack』を使ってコンポジットを行います。
(注)処理の過程で8GBでもメモリ不足となるため、撮影画像を更に2分割して処理しています。

処理の終わった画像は、大昔に買った『PaintShopPro』でモザイク結合して完成です。

静止画コンポジットによる  (月齢7.1)
撮影DATA: 2013/05/17 20時30分頃 R200SS+純正エクステンダー+Canon2.0x(合成f=3000mmm
露出1/30sec ISO400 EOSX2 EM-200赤道儀 北部64枚 南部32枚コンポジット AviStack他

モザイクのつなぎ目はまずわからないでしょうが、上半分が枚数が多い分なめらかです。
(どなたが言いはじめたのかわかりませんが、”月面 X ” なるものが下の欠け際に見えています。


月面北部の拡大画像です。(クリック拡大で等倍になります。)

画面中央に広がる平地は「晴れの海」と呼ばれています。


次回、第2種目目は『動画による月面拡大撮影』の予定です。


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当初の予定では、今回デジ一眼を使った動画による月面撮影も含める予定でしたが、
AviStackの画像処理に時間がかかり、次回にまわしました。
ビデオカメラによる画像と比較するのもおもしろいかも?

そろそろ「みんなの宇宙(そら)」5月展示の時期が、・・・

雲上くもがみ
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