おれは河原の枯れすすき
おなじお前も枯れすすき
どうせ二人はこの世では
花の咲かない枯れすすき
すすき・・・薄 と、書くようだが、
あまりにもピッタリすぎる。
稲科のすすき属
子供の頃は、茅 と、言っていた。
田舎の野山で遊んでいた。
もちろん、腰には刀をさしていた。
だが、このカヤには泣かされた。
あの、葉っぱであちこち切ってしまう。
しかも葉はギザギザになっているので、
切り口は小さく、血も少ないものの、
ジクジクキリキリピリピリと滅法痛い。
そんな時は、
蓬を石で潰し、傷口に当てます。
蓬の汁が結構効くのです。
注意しなければいけないのが、
蓬の葉の形に良く似た草があります。
少し色が薄く、葉が大きいです。
わからない時は、葉の裏側を見ます。
白いと蓬ではありません。
すすきも良く似たのがあります。
穂がボワーっとなってなくて、
10本ほどスッスッスーと伸びてるのがあります。
あれは、荻です。
また、すすきより、ボワーボワーボワーとなった、
ハケのような、掃除道具のようなの、
あれは、パンパスグラスです。
パンパースじゃ~ありませんよ!
植物には、自分が繁殖するために、
周りの草を枯らす毒を、根から出す物があります。
セイタカアワダチソウの出す毒で、
ススキは枯れてしまうのだそうです。
セイタカアワダチソウが蔓延っているのを見ると辛いです。
日本古来からの情緒あるススキが、
外来種にやられてしまうのは見てられません。
片っ端から引っこ抜きましょう!
絵は、阿蘇の外輪山の牧草地。
向こうに続く外輪山はてっぺんが平らになっていて、
陥没したところは断崖絶壁です。
空には筋雲
夕日の頃は、すすきの・・・穂が輝きます。
北の街にもありますね~?
SBさんとか、まっちゃんとか・・・ネ♪
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