昨年から、阿磨利麿さんの著作を読んでいる。
今年に入っての読書は、
阿磨利麿著『法然入門』筑摩書房
昨年末に、
松岡正剛著『法然の編集力』NHK出版
を併せの読書で、法然さんが面白い。
親鸞さんをして、
「…たとひ法然聖人にすかされまひらせて、念仏して地獄におちたりとも、さらに後悔すべからずさふらふ。そのゆへは、自余の行をはげみて仏になるべかりける身が…」
(『歎異抄二章』)とまで言わしめる法然さん。
本当に魅力的な方だったのでしょうねー。
また、親鸞さんは、法然さんの『選択本願念仏集』について、
「誠にこれ希有最少の華文、無上甚深の宝典なり」と記しています。
法然さんの「念仏為先」
なかなか、知識の世界に住んでいる現代人にはストンときませんね。
今年は、【くりのみ会・親鸞とカウンセリングコース】の皆さんと共に、法然さんの勉強も進めていきたいと思います。
1月の親鸞とカウンセリングコースは、
1月28日(土) am10~12 タワーホール船堀 301会議室
テキスト:岩波文庫『教行信証』p100~
*音読と楽談を中心に進めます。