《鈴木敏夫さんの作品です》
お盆の読書は、スタジオジブリの鈴木敏夫さんの二冊。
『人生は単なる空騒ぎ 言葉の魔法』角川書店
『禅とジブリ』淡交社
後者の『禅とジブリ』は、鈴木さんと臨済宗の三人の禅僧との対談集。
世田谷区の龍雲寺住職の細川晋輔師が、
「忘筌」という言葉を次のように解説してくれています。
筌とは魚を獲る道具のことで、
「魚を得たら、その道具のことは忘れなさい」という意味です。
お釈迦さまの言葉を借りると、
河を渡るときは、筏、すなわち仏教の教えを使ってください。
でも陸に上がって山に登るなら、
河をわたしてくれた仏教の教えはどこかに捨てていきなさい、
というのが「忘筌」。
「忘筌」の言葉知りませんでした。
冷や汗(笑)
Web調べでは、
京都・大徳寺・塔頭(たっちゅう)孤篷庵(こほうあん)の客殿(本堂)に造り込まれた座敷。