テレビは、いけませんなー。
マア、見なければ、それで宜しいことですが…。(笑)
ボクは、ラジオ派です。
中でも、
文化放送 「大竹まことゴールデンラジオ」
TBSラジオ 「久米宏ラジオなんですけで」
を楽しんでいます。
10月13日(土)の「久米宏ラジオなんですけど」のゲストは、
土壌学者の藤井一至(かずみち)さんでした。
土壌学、土壌学者。
ボクは全く知らない領域のお方ですが、本当に面白い。
藤井さんの活動は、研究室ではなく、野山での穴掘りの由。
国内をはじめ、北極圏の永久凍土、熱帯雨林、砂漠地帯…、
スコップを持って世界中を歩き回っているそうです。
土の歴史について、次のように語ってくれています。
土はいつから地球にあるのか。
地球が誕生したのが46億年前。
土が登場したのは5億年前。
地球には、40億年以上ずーっと土がなかったんです。
いまから5~6億年ぐらい前に
コケみたいなものが海から陸地に上がって土のようなものができ始めた。
でもまだ土と呼べるようなものではありません。
本当の土になるまではそこからさらに数億年かかって、
3億年ぐらい前になってようやくいま見ているような土の姿になった。
人類が登場して農業を始めたのは1万年前。
例えてみると、46歳の地球さんが家庭菜園を始めようと思い立ったのが5年前で、
どうにかいい土ができたのが3年前、
そしてようやく大規模な栽培をはじめたのがつい10日だそうだ。
藤井さんん著書
「土 地球最後のナゾ 100億人を養う土壌を求めて」
「大地の五億年 せめぎ合う土と生き物たち」
早速、区立図書館に予約を入れました。