午前中、週一回のテニス・スクールに出かけました。
コロナ禍で、メンバーも昨今は減少気味かな?
医療関係者のご苦労を思うに、テニスは申し訳ないなーとの思いもよぎりますが…老爺の唯一の運動・健康維持の機会なので、お許しを願いたい。
ただ、マスクをしながらのプレー。少しずつ慣れてはきましたが、まさかマスク・テニスは想定できませんでした。
帰路、書店で、『文藝春秋・十二月号』を購入。
最近TVは、このお国の政治についての報道が少ないように思います。
新型コロナ関係の詳報は大事なことだとは思いますが、他のニュースについて腰が引けている感じ。
作家・数学者の『亡国の改革至上主義』を読みました。
ボクは、新自由主義・市場原理主義・グローバリズム、所謂、ヒト・モノ・カネの自由化は貧富の原因になるので反対でした。
古くなりますが、オレンジ・牛肉の自由化、大店法廃止・国鉄民営化・郵政民営化…には、反対でした。
もちろん、小学校からの英語教育にも反対でした。
反対の理由はいろいろあります。
小学校に勤務してきましたが、都の指導室から転出してくる校長。多くが、やる気の旺盛。学校改革に熱心。マア、見た目は、教育熱心・意欲的・改革者の校長ということになるのです。
が、裏から見れば、名誉欲の出世主義・自己満足型でした。
このような校長の小学校は、子ども達も落ち着かず、先生方も煽られて、学校崩壊…と学校の内実は劣悪なことが多かったように思います。
先師・五十嵐先生から教えていただいたコツ。
一年目は静かに、前例をなぞって子どもに寄り添って粛々と。
二年目からは、子どもを中心にとした教育を小出しに。
その後は次に来る人が面倒になるようなことは極力控えて。
でした。
どのような分野でも、大上段に「構造改革」「規制緩和」は、無理が生ずるといものです。
この国の根本的課題は、「日米地位協定の改定」だと思いますが、歴代の政権、安倍政権、菅政権も取り組みませんね。