鈴木三重県知事と菅首相&小池都知事の「力量」。
三重県の鈴木知事が、
9月25日~10月5日に開幕予定の「三重とこわか国体」の中止を
日本スポーツ協会などに申し入れるそうだ。
鈴木県知事。苦渋の決断の由。
三重県は、当初、全競技を無観客にして開催の予定。
だが、直近の新型コロナウィルスの感染拡大。
感染者が5日連続で過去最多だそうだ。
そこで、県内の医師&歯科医師会で構成する「三重県保健医協会」が、
県に国体の開催中止を要請。
三重県の鈴木県知事の「苦渋の決断」。
至極真っ当な判断だと思います。
これが、本来の政治ですね。
一方、菅首相&小池都知事。
「国民の命を守る」
「安心安全な東京オリパラ開催」
「バブルの方式の徹底」
といった実態が伴わない空疎で言葉でオリパラ突入。
この災害レベルのデルタ株の感染拡大&医療崩壊の中、
パラリンピックも開催。児童・生徒を動員するそうだ。
小池都知事。
「パラリンピアンの姿を目の当たりにして、
その後の人生の糧ともなる貴重な経験としてもらいたい」と。
マア、(感動)を押し付ける政治家は、自己の(名利)見え見えです。
子どものことは、二の次でしょう。
今、子ども達に一番感じてもらいたいことは、
危機&未曾有の(災難)に対する大人の取り組みでしょう。
こちらの方が、教育的な意義があると考えます。
「その後の人生の糧ともなる貴重な経験」の都知事の押し付けは、
ゴメンこうむりたい。
「国民・都民の命を守る」が、首相・都知事の口癖だが、
IOCバッハ会長・IPCパーソンズ会長に負けですな。