大量在庫が問題の布マスク「アベノマスク」。
一般に配布を受け付けたところ申込みが相次いでいると。
本日の各紙のタイトルが、どうも真実を報道していないような気がします。
WEBで各紙の見出しを拾いますと、
◆毎日新聞WEB版
アベノマスクの一般配布、希望者が殺到、受け付け2週間延長
◆朝日新聞WEB版
年度内廃棄予定のアベノマスク、配布希望者殺到で申込み期間延長
◆東京新聞WEB版
余ったアベノマスク、配布の申請期限を延長 厚労省「問い合わせ多数」
◆讀賣新聞WEB版
アベノマスク在庫、厚労省「一定の需要はある」
配布の申込期限を28日まで延長
毎日、朝日は、【希望者殺到】。
東京は、【問い合わせ多数】。
讀賣は、【一定の需要はある】。
希望者が本当に【殺到している】【問い合わせ多数】なら、
予定の締め切り日を守るか、締め切りを前倒しするのが常識でしょう。
【殺到】は、【完売】のイメージに重なります。
讀賣新聞の記事を下敷きにしますと、
今月6日時点で、自治体や個人から約8万5000件の受付があったと。
申し込みは100枚単位ですから、単純計算で、
100(枚)×8万5000(件)=850万枚
マア、受付は100枚単位ですが、
自治体も個人も申込みをする人は、枚単位ではなく(段ボール)単位でしょう。
ただ、(段ボール)を積み上げておくだけのスペース確保は大丈夫なのでしょうかねー?
それと、現時点での申込み枚数は分かるはずなのに、
記者さん方は厚労省に質問しているのでしょうかね-?
2月から順次、国が無料で届けるといいます。
が、運送料は税金で負担でしょう。
マアマア、この「アベノマスク」。
本当に(天下の大愚策)です。
安倍晋三氏の(大手柄)(人気回復)を目論んだ取りまき官僚の進言?
「政策」には、成功も失敗も伴います。
当時、マスク不足でしたから、「アベノマスク」には一定の理解はあったのでしょう。
結論的には、「明瞭会計」ができないようでは、「天下の愚策」と言われるのは当然です。
責任を明確にしてもらいたい。
ちなみに、昨年11月末時点で8000万枚超が在庫の由。
年度末に、何枚残って?何枚廃棄するのか?