10月5日、米アップルの創業者のスティーブ・ジョッブズさんがお亡くなりになりました。
ニュースで、2005年のスタンフォード大学の卒業式のお祝いスピーチの次の言葉が繰り返し紹介されていました。(日本経済新聞による訳)
stay hungry ハングリーであれ。
stayfoolish 愚か者であれ。
私は、この言葉を聞いて、すぐに仏教的なものを感じました。
後で、知ったことですが、ジョブズさんは、道元禅の勉強をしていたようですね。
私の下手な訳
stay hungry 貧であれ
stay foolish 愚であれ
「貧」からは、道元さんを
「愚」からは、親鸞さんを
勝手に想像していました。
そうそう、先師・五十嵐正美先生の次の言葉を思い出しました。
“カウンセリング”とは“馬鹿になることだよ”
最近は、皆、偉くなって、謙虚さがなくなっているね。
〈馬鹿になることの姿〉は、
一、傾聴 二、共感、 三、肯定 四、縁 だよ。
動き出すところから道は展ける。(動けば動く)
確か言われていましたよね。
Beatlesの曲にも「Fool on the Hill」というのが
ありました。
愚者であることは、大事なことですね。
ビートルズへは思いがいっていませんでした。
ご教示感謝です。
【落穂拾い】で「愚」について言及している先人の言葉を集めています。
他に何かありましたら教えてください。