NHK・Eテレ、『100分de名著』を楽しみにしています。
案内役の伊集院光さんの語りも好きです。
2月の名著は、フランツ・ファノン著『黒い皮膚・白い仮面』。
指南役は、小野真嗣さん。早稲田大学教授、芥川作家。
ファノン(1925~61)は、仏領マルティニーク島生れ。
祖先は、アフリカから連れてこられた奴隷。
フランス本国で疎外感にさいなまれながらも精神科医になる。
アルジェリア民族解放戦線に参加。
1961年、白血病によりアメリカのワシントンD・C近郊で逝去。
番組の最後で紹介されたファノンの言葉。
私の最後の祈り
私の身体よ
いつまでも私を問い続ける
人間たらしめよ
親鸞さまには、次の言葉があります。
慶ばしいかな、心を弘誓の仏地に樹て、念を難思の法海に流す。
深く如来の矜哀を知りて、良に師教の恩厚を仰ぐ。
慶喜いよいよ至り、至孝いよいよ重し。
これに因って、真宗の詮を鈔し、浄土の要を摭(ヒロ)う。
ただ仏恩の深きことを念じて、人倫の嘲を恥じず。
もしこの書を見聞せん者、信順を因として疑謗を縁として、
信楽を願力に彰し、妙果を安養に顕さんと。
毎田周一師には、次の言葉があります。
永遠なるものを求めて
永遠に努力するものを
菩薩といふ
先程、TVニュースを見ていましたら、
コロナ禍の中で引き籠もり、孤独死のことを報道していました。
2月19日、政府は内閣官房に「孤独・孤立対策担当室」を設置した由。
昨今の、政治家や官僚の体たらくを見ていますと、
担当室を設置したもののその活動には心持たない気もします。
ただ、どんな形であれ、
お若い方々が「健康な生活」を送ってくださることを念じるばかりです。
ボクから二つのメッセージ。
①「人生の杖言葉」を一つ拾いましょう。
書籍からでも、回りの人の言葉からでも、生活の中からでも…。
できたら、「古典」や「先人の言葉」から拾うのをお勧めします。
②小さな「かたり処・ならい処・やすみ処」を主宰しています。
法音カウンセラー真聴・「法音道場」を、
《ホット一息!あなたの居場所》にしてください。
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