昨日のブログで更新した「身心」と「心身」。
くりのみ会のキャッチコピーも、「からだとこころのバランス」。
その発展で、次の詩を紹介します。
やわらかななっすぐ 藤川幸之助
心と
言葉が
ぴったりの時
まっすぐは
人を倒してまでも
突き進もうとするけれど
やわらかな心から出た
まっすぐは
やわらかなまっすぐで
相手の心の形に合わせて
大きくなったり小さくなったり
いろんな形に変わったりしながら
まっすぐになって
進んでいく
心と
言葉が
ぴったりの時
※『続々 子どもといっしょに読みたい詩』 たんぽぽ出版 より
※藤川幸之助さんのホームページ → http://homepage2.nifty.com/kokoro-index/
口業(言葉)と意業(心)が一致すると、
身業(身体的行為)も
それに応じて変化するのですね。
「柔軟心」(にゅうなんしん・やわらかな心)を
失わずにいたいものです。
「身口意」の三業、「柔軟心」、どちらも使わせてもらいます。
仏教というと、いろいろ過反応する方々が想像されそうですので、古典で見つけた言葉としましょう。
TUYUKUSAさん、コメント感謝です。
「柔らかい心は、真の強さ」とのコメント、その通りですね。
『やわらかな心』というと、吉野秀雄を思い出します。
講談社文庫にあったかな?