本日、月曜日10時30分~11時30分は、
定例の『Zoom法音道場・歎異抄音読の会』でした。
当初、「第十七章」を音読&楽談タイムの予定でしたが、
久しぶりにご参加の◇◇さんのお話しを聞かせていたできました。
◇◇さんは、若い頃上京、結婚出産をはさんで裁判所で定年まで働いていた女性。
生家は関西。
お母さまを6月、お父さまを10月に見送られた由。
◇◇さん。
これまでも、お若い頃からの確執があった由。
また、この数年、老化・痴呆気味の両親の介護のための帰省。
ご苦労話をZoom楽談タイムでも聞かせてもらってきました。
個人情報ですから、詳細は省略しますが、
本日は、お若い頃からの母親との確執、介護、別れの時間の中で、
ずっと自分を見つめ直してきた由。
◇◇さん曰く、
「自分という存在が、何か借りもの・薄っぺらいモノのように思います」と。
私からのコメント
道元さまは、『仏道をならふといふは 自己をならふなり』と教えています。
親鸞さまは、自己を“煩悩具足“と認知しています。
借りモノの自分・薄っぺらい自分であることの “気づき”が、
真実の学びの“種子(シュウジ)”になるように思います。
大事に育てていくのが、
◇◇さんにとっての仏道・念仏道・カウンセリング道の機縁になりそうですね、と。
さて、先日のZoom法音道場でお仲間の小◇さんから紹介のあった、
高橋源一郎著
一億三千万人のための『歎異抄』
朝日新書
が手元に届きました。
Zoomのお仲間、くりのみ会のお仲間には、
*高橋源一郎さんのように、自分ことばで『歎異抄』を記す。
*『歎異抄』の継続的な音読を通して、親鸞さま、唯円さまの “お声”聞く。
この二点に取り組みましょうと投げかけさせてもらいました。
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