暑い一日

１１時からアンサンブルレッスンが入っていたので、都内まで出かけた。
土曜日なので何となく車内の雰囲気もいつもとは違い、まして今は夏休み。
たくさんの親子連れが車内を席巻している。
本を読んでいると、そんな親子連れの会話が耳に入った。

それは、前に立っている、母親と娘の会話。

どうやら昨晩は進路のことで、父親が口を出し家族間で揉めた様子。
娘は父親の言動にいたく怒り、母親に文句を言っている。
「パパは何にも分からないのに、簡単にこの夏休みで偏差値を簡単に１０上げられるはずと決めつけている。けれど、他の人だって結局頑張るから…」

どうやらこの家の父親はとても教育熱心らしく、それが不満で盛んに母親に文句た～らたら。
母親は父親のフォローをしたり、娘をなだめたり
そして降りた駅というのが、先日父親を刺した女生徒の通学していた学校のある駅だった。

汗をかきかき、先生のレッスンスタジオに到着。
アンサンブルのときは、ピアノとベースの両先生がスタンバっているのだ。

そのせいなのか、私は決して上り症ではないけれど、その分指が上がっているようで、指が勝手にもつれる。
まして、先生のピアノはわざと鍵盤を重くしてあるので、ちょっと触れただけでは音が出ない。
しかし、この重さになれてしまうと、どんなピアノでも楽々と軽く弾ける気がする。

Ｕさんのベースも先日のホームレッスンより、また一段とファンキーでご機嫌なベースソロだった。
セッションの息がピタと合うと、最高に気分が良い。

しかし、あとコンサートまでの約１ヵ月、この「if I should lose you」とBillys Bounce をまだまだ弾かなければならない。
反面、夏前に決めた私の通常のレッスン曲「so danco samba」はほとんど練習していない。
とうとう、先生に夏が終わってしまうと言われてしまった。
確かにサンバは夏の季節物。

帰りに池袋へ回り西武で、好きなブランドのＮＡＲＡ　ＣＡＭＩＣＩＥでトップスを買った。
百貨店は大改装を控えているので、売り場がいつもと変わりうろうろと歩き回ってしまい
気がつけば、履きなれた靴なのに、足に豆ができていた。
暑いから足もふやけ、大きくなったのかも（苦笑）

今夜は夏祭りの最終日。
昼間だけで今日１日のエネルギーを使い果たしたけれど、夕食後に夫と出かけた。
混雑の中で、誰かが私の肩をつかむので振り返ると、なんと友人ご夫婦。
単身赴任が多かったご主人にお会いするのは、初めてだった。
友人からご主人の面白くユニークな噂を聞いていたので、ついじろじろ見てしまった。
失礼だったかも。
う～ん、私の想像とは違っていた。

いつになく、盛りだくさんでまとまりの無い,熱い暑～～い一日だった。