西洋朝顔の「ヘヴンリーブルー」が庭で、咲き続けている。
この花の色は日本の朝顔の青色とは違い、「天上の青」と呼ばれるだけあって
澄み切った青空のような、決して濃くは無い清清しい色なのだ。
ところが、朝顔は一日の命。
咲き終わりしぼむ頃には、落ちた花殻が紅に変化しているという不思議な花。
曽野綾子が「天上の青」という題名の、実際に起こった犯罪事件を基に小説を書き、それを図書館で借りたことがあった。
男がこの「天上の青」という朝顔を見て、その美しさに感嘆し種を分けてもらうシーンがあった。
この小説は群馬で実際に起こった、連続殺人犯の大○清をモデルに書かれているのは知っていたけれど
読んでいると、どうしてもその殺人犯の顔がちらつき、数ページだけ読んだのみでギブアップ。
事件そのものは、小説の単なる題材の一部かもしれないけれど
その事件は生々しくまだ残り、記憶の彼方へは消えてはいないのだ。
そして、ハーブで有名な「エキナセア」も今が盛り。
このエキナセアのサプリは風邪の引き始めに効くというので、私は怪しげな時は愛飲している。
こころなしか、飲んだときは効いている様な気もする。
苗を見つけたので、育ててみたらこんなに可愛らしいピンクの菊科の花が咲いた。
香りは、すっきりとした爽やかな淡い香り。
そのようなハーブもいくつか庭にあるけれど、育てるだけで満足していつもそれで終わってしまう。
使いこなさなければ、ハーブとしての意味が無いことは重々ご承知だけれど…
なかなか。