野田香里の「ニューヨークからの採用通知」読んだ。先週、英語を再度、勉強しようと思いブックオフに行ったところ、この本を発見。文庫本化されたのが1995年で、ちょっと古い本。筆者は1964年生まれだから、ほぼ僕と同い年。
学習院大学を卒業し、３年間、外資系企業で働いた後、一発奮起してアメリカ・アリゾナにある大学院に留学。苦難のうえ卒業、ニューヨークにある大手会計事務所ピースカンパニーから採用通知を受け取り、夢と希望を胸にニューヨークへと向かう。ニューヨークでの奮闘日記。自己の経験に基づく自叙伝的作品。
適当にユーモアを交えてアメリカのビジネス社会が描かれていて読みやすかった。20年経ってもアメリカの文化や社会はそう劇的に変わっているものでない。今読んでも十分楽しめ、納得した。しかしアメリカの会計事務所の社内の競争って凄すぎ。離職率が高いのもうなずける。アメリカの会社って、どこでもこんな感じなの？俺は勤めるのは絶対無理。
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NYには、また行きたい。I'll be there.
筆者がアリゾナの大学院で学んでいた頃、僕はロスアンゼルスに居た。僕の場合、大学院で学ぶって立派なモノではなかったけど、同じ時代をアメリカで過ごした人間として凄く親近感がある。俺は俺はなりに頑張っから今があるんだ。夢と現実の狭間で苦悩の日・・・・。最後は白タオル投入で自分で幕引きした。悔しい決断だったけど、正解だったと思う。両親には随分心配かけたし。
アメリカで活躍する日本人がいれば、日本で活躍するアメリカ人もいる。今週、日曜日に放送されたホムカミはJ-POPを歌うアメリカ人クリス・ハートが出演。歌上手いことは知っていたけど、良いヤツだ。一昨日視たけど、ウルウルだった。