甘糟りり子の「エストロゲン」読んだ。この人の作品を読むのは、中年前夜に続き二冊目。エストロゲンとは女性ホルモンのことらしい。
湘南のカフェでバリスタとして働く主婦の多野村千乃。それに友人のバツイチキャリアウーマンの浅野泉、夫の浮気に悩みながらもセレブ生活を満喫する丸山真子の三人三様の苦悩。50を前にして本当の幸せってなんだろうと探し続ける三人。千乃の同僚で年上の室町さん(←若い男大好き)がキーパーソン。
ちょっとした官能小説でもある。最近、途中まで読んで投げ出した本が二冊続いたけど、この本はのめり込むように読んだ。
男も女も50前になると、人生逆算して考え始める。でも、もう50じゃなく、まだ50だよ。
ちょっと、おどろおどしい表紙。
一昨日、富士五胡マラソンだった。去年、100キロコースに出たけど、スタートの朝5時半から土砂降り。10時頃には雨は上がったけど過酷なレースだった。90キロ超えたところでリタイヤしたけど、悔いのないレースだった。6月1日の葛飾ウルトラマラソンに満足いく成績だったら、来年再挑戦!