川上健一の「渾身」読んだ。この人の作品は何冊も読んだことがある。好きな作家だ。
舞台は隠岐島。主人公は隠岐の島で暮らす坂本英明の家族。英明は妻・麻里を病で亡くしたが、麻里の親友の多美子と再婚。英明の一人娘の琴世は徐々に多美子になついていく。
隠岐島の郷土相撲愛が伝わる作品。相撲の取組のシーンが長すぎることもあり、ちょっと読み疲れした。2013年に映画化されているようだ。川上健一の作品はやっぱり、「四月になれば彼女は」、「翼はいつまでも」、「ナイン9つの奇跡」が好きだ。
去年、読んだ中島京子の「長いお別れ」が映画化され、先週、封切られた。アメリカから帰ってきたら、観に行こう。今。話題の蒼井優も出てるのか。
昨日は会社帰りに豊洲でタンゴ。小さい方のホールだったこともあり。結構な混み具合いだった。大きいホールで踊りたい。
昨日のマリーンズ、阪神に延長10回、4対3で敗戦。九回裏、二死からよく追いついたが、益田が打たれてジ・エンド。益田、最近、失敗ばかりや。と言っても代りもいない。阪神の投手、井上の3つの死球。好調な打者に内角攻めは鉄則だが、やり過ぎや。3つもぶつけられて敗戦か。悔し過ぎる。レアード、自打球を左足首に当て途中交代。怪我で長期欠場なら、去年の荻野の欠場後と同じパターンになる・・・。