岡部えつの「パパ」読んだ。この作家のことは知らなかった。同世代であり、六章から成る長編小説で第一章が1994年のニューヨークが舞台という単純な理由で借りた。主人公は日本での地味なOL生活を辞めてニューヨークに語学留学中の深沢奈子。第一章は不思議少女の遠山美波(←通称、ミンミ)とのニューヨークでの生活。日本に帰国してから、奈子とミンミのそれぞれの人生・・・。タイトルのパパ。読み終えて納得。
僕がニューヨークに居たのは97年10月~99年2月。ただ94年の夏、旅行でニューヨークを訪れている。それを考えると親近感がある。テンポ良く読める、良い作品だ。おそらく、作者もニューヨークを訪れたことはあり、ある程度は実体験に基づいた作品のような気がする。
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この人の別の作品も読んでみたい。ドラマ化された作品もあるらしい。
昨日はテレワーク2日目。スタッフ1名休みのため、朝3時半起きで仕事。一昨日、退院した母親の体調が悪く朝から大混乱。午後、ケアマネジャーさんと訪問介護士さんが訪問してくれてアドバイスに従い、病院へ。発熱しているが、コロナ、インフルエンザではないとのこと。再入院は回避したが、一人で歩ける状態ではなく、今後、1人で生活は、難しそう。さて、この難局をどう乗り切るか。
仕事は午後2時に打ち切り、病院から戻ったのは午後7時前。という訳でジム通い、ジョギングはなし。