排気量が小さいわけだから、みなぎるパワーもない。
排気量が小さいわけだから、ありあまるトルクもない。
限られたパワーを効率よく走りにつなげるためには、フリクションロスをできる限り減らす必要がある。
なんて、格好良い前置きをしておきながら・・・

あれ?
AS1赤1で、また何かやってるぞ?
組み上げた当初、フロントタイヤの回転に微妙な抵抗を感じていた。
フロントブレーキの当りがでれば、良くなるだろうって思っていたんだが、あまり変化が感じられない。
気になっていろいろと探ってたんだけど、原因がハッキリしなかった。
こんなときは、面倒?だけどフロント周りを分解してみよう!
んで、わかったことは?

カラーが変形?していた。
正確には、変形と言うより、磨耗?・・・いや、力ずくで締めこんだ影響なのか?
写真ではわかりにくいけど、右側がAS1赤1のカラーで、ベアリングの内輪に接触する部分が、0.8ミリ程度短くなっている。
測定値的は短くなっているだけだが、実際には微妙に変形していた。
つまり
カラー部分がベアリングに接触したら、周囲のダストカバーのエッジ部分もオイルシールに接触してしまう。
どこまで影響してたかはわからないけど、手持ちの中古部品に交換したら、気になっていた抵抗はなくなった。
もう少し走らせれば、オイルシールの接触部分が磨耗して、普通になるかもしれないけど、さすがに見つけちゃったらねぇ
やはり、無駄な抵抗はやめさせないとね!
小排気量車なんだから!
YA0004