相変わらずオイルポンプのオーバーホールをやってる・・・大好物なので

まず始めはHT1白1のオイルポンプ
スタータープレート付近からのオイル漏れはお約束なんだけど
最少ストローク:ゼロ(とても危険なレベル)

しかもチェックバルブのスプリングが入っていない
自然に抜け落ちるわけないので組み立てる際に入れ忘れたんだろうなぁ


外観的にはメチャクチャ悪いわけではない
まぁ 外観では判断できないけどね

スタータープレートを外したらシャフトの錆が酷い
このままシャフトを抜くわけにはいかないレベル

オイルシールを抜き取ってからできる限り研磨して錆を綺麗にする

無事に抜けたけどシャフト表面の摩耗は残る

各部品のクリーニングを行った状態

次はHX90赤3のオイルポンプ
こちらも外観的には綺麗に見える
最少ストローク:0.1mm(危険なレベル)

オイルタンクに少し残っていたオイルは綺麗な青なんだけどデリバリーパイプ内のオイルは茶色かった

オイルポンプとは無関係だけど何で塗装屋さんは点検窓を外して塗らないんだろう
綺麗に仕上がったオイルタンクから取り外す身になって欲しいんですけど・・・


綺麗な外観


この子はシャフトが抜けなかった・・・
本体へのダメージが心配なので無理やり抜くわけにはいかない
少しずつシャフトを研磨しては動きを確認することの繰り返しで無事に抜くことができた

次はHX90青5のオイルポンプ


見た目は一番よろしくない・・・
最少ストローク:0.15mm(ぎりぎり許容範囲)


シャフトも見た目はアイヤ状態だったけど錆の程度は軽かった?

意外と簡単に綺麗になってくれた
抜き取りも思いのほか楽だった

3台分のオイルポンプの分解クリーニング完了!
驚くことにすべて「栓」はしっかりしていた
でも樹脂を流し込んで一晩放置
んでもって翌日・・・

HT1白1のオイルポンプ完成!
最少ストロークはあまり苦労せず調整できた

HX90赤3のオイルポンプ完成!
最少ストロークの調整は妙に苦労させられた

HX90青5のオイルポンプ完成!
最少ストロークは一発!
何度も書いてるけど・・・
オイルポンプってやつは外観が綺麗だからと言って正しく動作している保証はない
車両を入手したら最低でも最少ストロークを確認すること
面倒だけどエンジンにダメージを与える原因になるので絶対確認すること!
もちろん最少ストロークが規定内に納まっていても正しく動作している保証はないことも忘れずに
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