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絵本の話を中心に、好きなもの、想うことなど。

ごほん!ごほん!ごほん!他

2013-11-09 10:02:11 | ひらきよみ(読み聞かせ)

昨日は、1年生のクラスでの「読み聞かせ」の当番でした。

1年生は、絵本に最も親しみを感じている学年なので(笑)、いつでも
たいてい反応がよく、人気の学年です。
読み聞かせのお仲間も、できれば毎回、1年生か2年生のクラスで絵本を
読みたいと言っている方多し。

でもジャックあまのの私は、あまりその意見には同調せず、高学年だって
わるくないよーと思いながら静観しています(笑)。

しかし。
6月以来の1年生のクラスは、始まる前から元気でテンションが高く、
読み聞かせの時間が楽しみで楽しみで‥という様子がほんとに伝わってきて、
ジャックあまのも、やっぱり1年生っていいかも♪ と1冊目を読む前に
じんわりおもいはじめていました(笑)。


この日読んだのはこちらの3冊。

   

万次郎さん~」は、昨年10月号の「こどものとも年少版」で、昨年も買ってすぐに
1年生のクラスで読んだ記憶がありますが、その時よりも、昨日の方が
聞き手さんたち、よろこんでくれていたみたいでした。
(ひとり元気な子が、おおっとか、あーとか、おにぎりたちの行動に反応するので
それにクラスの子たちがつられていく、という感じでした)

ごほん!ごほん!ごほん!」 は、つい最近までまったく知らなかった絵本。
ことり文庫さんのブログを見ていたら、「本」に関する本を集めた書棚を作っている
というログがあって、その中の絵本の1冊です。
ためしに図書館で借りてみたら、おもしろくて‥。
タイトルの、「ごほん!」が、3回続いている「ポイント」が、1年生わかるかなーと
ちょっとだけ心配しましたが、大丈夫でした。

本文では最後の最後にしか登場しないカエルも、よーく絵をみていくと
ふんふんなるほどそういうことだったのね、という発見もあって、普段は淡々と
読んで淡々と「おしまい」と閉じるところを、最初の方に戻って、みんなで
カエルさんだけを追って見たりして確かめました。

2冊だけではちょっと時間が余ってしまうので、言葉遊びの絵本「これはおひさま」を
読んでみることにしました。
「これはのみのぴこ」と同じように、同じ文が繰り返され、ページを繰ることごとに
そこに新しい文がつけたされていきます。

小麦畑→小麦畑でとれた小麦粉→小麦粉をこねて作ったパン→そのパンを食べる
あっちゃんという女の子 くらいまではまあ自然の展開、という感じですが、
そのあとで、あっちゃんのからだの中の胃袋が現れて、その胃袋がアップで
真っ白になっている絵が出てくると、1年生はみなびっくり大喜びでした。
このあたりの展開は、さすが谷川さん!と思うところです。


次回は、11月後半、6年生のクラスです。
その前に、小学校の「おまつり」での読み聞かせでも1冊読むことになりました。






コメント (4)
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