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絵本の話を中心に、好きなもの、想うことなど。

はじめましての絵本たちin Kawaguchi (10回目)

2016-06-21 17:20:44 | 好きなもの・講座やワークショップ

とことこぺんぎん隊の三蔵さんに来ていただいている、
はじめましての絵本たち

なんと、昨日が10回目の開催でした。
1年に2回(6月と11月)だから、もう5年も川口に来てくれてるって
ことですよね~すごいすごい。
その間に、新しいメンバーも増えたし、お引っ越ししてまた戻ってきた方も
居るし、それぞれの子供たちの進級、進学、卒業や、家族の病気を
乗り越えたりとか、まあいろいろある中、続いているっていうのは
とてもとても素晴らしいと思います。

三蔵さん、どうもありがとう。そして参加している皆様ありがとう。
これからもどうぞよろしくお願いします♪


では、昨日紹介していただいた絵本の紹介に入ります。
2015年11月の前回の講座以降から2016年6月の一昨日までに新しく
出た絵本とおまけの本です。


  去年の12月に、こひつじ文庫さんでの
「はじめまして~」で紹介されたので、私は知っていたのですが。

今回初参加の、おうちで寝る前の読み聞かせ現役ママが買って帰りました。
(なんかぴったりな感じで、私まで嬉しくなりました)





ゲッチョ先生のシリーズ本のようです。
とっても詳しく、いろんな動植物について説明されてました。
図鑑好きの人にはたまらない1冊でしょうね~。





3月に参加した、こひつじ文庫さんで
紹介されて知っていましたが、内容をほとんど覚えてなかったので、
今回しっかり読むことができてよかったです。
絵はステキで好きな感じ‥なぜ熊がそんなにも本が好きなのかは
結局わかりませんでした。(好きなものに理由はいらないってことかな?)




こちらも3月に紹介された絵本。
もうすぐなくなってしまう築地市場がすごくこまかく描かれています。
(とっても築地に詳しい、メンバーのYさんが居なかったのが残念。)




3月のこひつじさんで、私が買った絵本。
絵の細部を見てゆくのがとっても楽しいです。
機会があったら、教室でも読んでみたいなあと思っています。




3月のレジメに入っていましたが、
2日目にはなくなっていて、見ることができなかった絵本。
作者は『バルンくん』のこもりまことさんという方。娘が小さかった時に
バルンくん読んでいたので、なんか懐かしかったです。

この水陸両用のブルトーザーは東日本大震災の時に大活躍したそうです。




この絵本も、3月のレジメに入っていたと
家に帰ってきて、見返していて知りました。

絵がね、とってもいいのです。色使いも。
で、わたし迷ったすえに、この絵本買いました。(今回欲しいものが何冊も
あって、最後まで迷ったのです)




 この絵本は、すでに読み聞かせの時に
読んだ方が居たので、内容はそのときに教えてもらいました。
かわいい絵ですが、なかみはしっかり「科学絵本」。
どうして、鉛筆で書いたものは消しゴムで消せるのに、色鉛筆は
消せないのか、などがとてもわかりやすく説明されています。
懐かしの「すなけし」も出てきます・笑。





こちらも3月に紹介してもらいました。
かがくいさんのファンは多いですよね~誰かが買いましたので、教室での
読み聞かせで聞くこともできるでしょう。

つけもの石と同じくらい大きなうめじい、さすがです・笑。





ほんとうにこんな発明品あるの??
と誰もが思う‥でも本当に発明されたものばかりが載っている絵本です。

3月にも紹介されて私は知っていた絵本ですが、見る仲間が変わると
面白さもまた変わりますね。





表紙から開くと、北(北海道)の方から、南へ行く
新幹線が楽しめ、裏表紙から開くと、南(九州)から楽しめるしかけになっています。
新幹線以外のものも細かく描きこまれていて、楽しいです。





朝鮮時代の民俗画である民画という手法で
描かれたそうです。





2012年に亡くなったセンダックの遺作だそうです。
きれいな色の水彩画でした。






先日知ったばかりのアルゼンチンの作家さん、
イソールの新しい絵本。ある日突然現れた、あかちゃんという名前の
宇宙人?!





大人気、ヨシタケさんの新作。
でもちょっと色合いが違って‥おじいちゃんの遺作ノートが
見つかったという設定です。






韓国の作家さんの作品ですが、
描かれているのはドイツ。
巣箱がどうやって始まったのかが、美しい絵で描かれています。






タイトルからわかる通りの
だじゃれ絵本。






小学1年生のとじこみ絵本?の
ハードカバー版。ぴっかぴかえほんシリーズ。






原作は落語家の林家彦いちさんの創作落語
「長嶋の満月」。それに、加藤休ミさんが絵をつけています。
表紙の男の子が着ているシャツについている傘は、あのブランドの傘マーク
だったんですね~笑。





ものすごくインパクトのある表紙です。
そして、こわい絵本を描いている町田尚子さんの絵なので、またまた
こわい話なのかなーと思いきや。
猫大好きなメンバーに、ぜひ買ってもらいたい、頼まれていないけど、
その人のために買っておこうかと真剣にみなで悩みました・笑。
(実は私もちょっと欲しくなりました)





 マリー・ホリー・エッツ作。
アメリカで1964年に出た絵本らしいです。
色使いはきれいだったけど、お話はどうかな‥。





 ブラックベリーとクリームとお砂糖で作る
デザートを、300年前、200年前、100年前、そして今、の4つの時代と
4つの場所で描いていくお話。
絵もとてもよい感じで、最後まで迷った1冊でした。






 ゆうだちと街の様子が描かれています。
残念ながら、あんまり印象に残っていない‥です。




ここまでが絵本で、これから先が、<その他>です。

世界197か国が、大きい国も小さい国も
1ページで紹介されています。



ヨシタケさんの、スケッチ集的な?




  原書のタイトルは「LOST IN TRANSLATION」、
「翻訳できない」は、厳密にいうと「りんご=apple」のように1語対1語で英語に
翻訳できない、という意味だそうです(訳者あとがきより)

たとえは、日本語の「わびさび」「こもれび」など。
いろんな国のいろんな言語があって‥その言葉を話す人はそういう考え方を
するんだねーと思ったり。

最後まで欲しいなあと迷った本でした。




そしてこの下が<さらにその他>
三蔵さんセレクトの漫画やエッセイ。どれもおもしろそうで‥小説のあいだに
読んでみようと思います。



     



       



以上、今回はいっきにがんばって載せました。

三蔵さん、どうもありがとうございました。




コメント (2)
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ぶたのたね

2016-06-17 18:04:09 | ひらきよみ(読み聞かせ)

先週に続き、今日も読み聞かせの当番日で、ペアさんとともに
1年生のクラスへ行きました。

この時期の1年生は、やっと小学校にも慣れてきて‥でもまだまだ
幼稚園&保育園生のような雰囲気も残しつつ‥けどやっぱり健気に
プールの授業などもやったりして、がんばっていますね。かわいいです。

ペアさんが最初に読んだのは、この時期らしい『おじさんのかさ
(他にも別のクラスや学年で、2人の方が選んでいました)


次に私が読んだのは、この絵本。
季節まったく関係なしで、直感のみで選びました。



佐々木マキさんの絵本は大好きなので、家でも小学校でも読んできましたが、
『ぶたのたね』は、小学校では初挑戦でした。

まず足が遅いおおかみっていう設定が面白いし、一度でいいから
ぶたの丸焼きを食べてみたいというおおかみの願いをかなえるべく、
きつねはかせがおおかみを研究室へ連れていき‥

「あしのはやくなるくすりは ないが、
もっといいものを きみに あげよう。
これさえあれば、すきなだけ ぶたが
たべられますぞ」

と言って、取り出したのピンクのつぶが ぶたのたね です。

きつねはかせ。
思いっきり胡散臭いお顔なのに、「ぶたのたね」は本物で、その証拠に
ちゃんと大きくなった木には、たくさんのぶたの実がついたではありませんか。

しかし、その日は運悪く ぞうのマラソンたいかいの日

象が走る ドスン ドスン ドスン という振動で、木からぶたは
落ちていき、走って逃げられてしまいます。


このあたりの場面は、1年生なので、感情たっぷりこめて、
ゆっくりとページをめくって楽しみました。


また ぶたのたね
またまたぶたのたね』 と続編も楽しそうですね。


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ちいさな ちいさな

2016-06-10 17:06:20 | ひらきよみ(読み聞かせ)

今日は、読み聞かせの当番日。ペアさんと5年生のクラスへ行きました。

最初にペアさんがこちらを読みました。



3月の『はじめましての絵本たち』で紹介してもらった絵本ですが、
最初から全部をちゃんと読んでもらって‥すごく面白かったです。

男の子がサイっていいなあと言うと、次のページでサイが出てきて、
「とんでもない」と即否定して‥うさぎの方がどれだけいいかと言うと
次のページでまたうさぎが「とんでもない」

要領がわかってきた5年生は、体育座りから、正座になって乗り出して
見ていました。
絵もとてもきれいだし、ページのいろんなところに別の動物が隠れていたり
ひとつだけ仲間はずれが入っていたりと、絵を見ても楽しめるように
なってるみたいです。


次に私が読んだのは、先日偶然見つけて図書館で借りてみたこちらの絵本。


副題の通り、微生物の世界をわかりやすく教えてくれる科学絵本です。

そうか、びせいぶつのせかい なんだ、とわかると、この表紙の上下の丸も
ただの模様ではなかったのだなとわかります。

5年生がどれくらい「微生物」についての知識があるのかがわからなかったので、
本の後ろに書いてある以下の部分をまず読んで、それを導入としてみました。

えんぴつで ぽちっと つけた てんの なかに、
なんばやくまんも はいってしまうほどの ちいさないきものがいる。
めには みえないけれど、どこにでもいて、いそがしく はたらいている。
あなたに かぜを ひかせたり、ヨーグルトを つくったり。
やまが だんだん ひくくなるのも、わたしたちが くうきを すえるのも、
じつは、この いきものたちの おかげなんだ。

ちきゅうで いちばん ちいさな いきものが
どんなに おおきな しごとを しているか、
さあ、このほんを ひらいて みてみよう!


目に見えないものやことを想像するのはとても難しいですが、

びせいぶつが たべたものは かじられて なくなったりせずに、
ゆっくりと ほかのものに かわっていく。

なまごみは、たいひに。

ぎゅうにゅうは、ヨーグルトに。


ここの箇所はわかりやすいかなーと思いました。


エミリー・サットンさんの絵、いいですね。
こういう絵で説明してもらったら、生物も科学も、もっと好きになっていたかも。


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6月最初の週末

2016-06-06 16:44:32 | 好きなもの・美術館や展覧会

ちょっと蒸し暑いような気もするけれど、そよそよと風が
吹いてきて、晴れるでもなく、暗いわけでもない、うす曇りの
こんな日がわりあいいいなあと思う、6月。

昨年行ったチャサンポーが気になりつつも、金曜日の夜に
たまたま見つけた「セタブンマーケット2016」というのに
行ってみました。

その日は、開催中の『上橋菜穂子と<精霊の守り人>展』も
無料で見られるということだったので。

ここだけが、写真撮影OKエリアでした。


そう、テレビドラマの時に使われていた衣装です。
食い入るように近づいて見てしまいました・笑。(できれば触りたかった)

目を凝らしてみた印象は、当たり前ですが、とてもしっかり作られていると
いうことでした。バルサの衣装も、チャグムの衣装も重くないのかなあと
思うくらいしっかりとした厚手の生地で。

この他にも、二の妃が付けていた髪飾りとか、帝の冠とか、飾られていて‥
絢爛豪華でしたねー。

展示後半の、上橋さんの旅の記録のコーナーや、書斎の再現なども
興味深いものでした。でも。
この日一番の驚きは、上橋さんと同じ年の生まれだとわかったこと。
勝手に年上の方だと思っていたので、びっくりしました~笑。
(年表にあった写真が、自分のアルバムの中の写真を見ているようで‥
同世代感満載でしたね)


夜。
録画してあった『海街ダイアリー』も観て。
女優さんって、すごいなあと思いました。
看護師さんで、しっかりものの、おねえちゃん役やったり、
女用心棒になったり。

海街ダイアリー。
よかったです、とても。毎年恒例の梅酒を作る場面があって、
今の季節に観られてなんか嬉しくなりました。


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