my favorite things

絵本の話を中心に、好きなもの、想うことなど。

2022年1月に観た映画

2022-01-31 18:00:17 | 好きなもの・映画やDVD

今日で1月も終わりですね。

で、今月観た映画の記録です。

まず2日日曜日。近所のMOVIX川口でー
(ほんとここがあるおかげで映画がとっても身近で
とっても助かってます)
 99.9-刑事専門弁護士-the movie
ドラマは全然観てなかったのですが、昨年予告を観て
お正月はこういう笑える系がいいよねってことで。
(西島さんも出るしね笑)



 9日日曜日は渋谷のル・シネマ
とっても久しぶりの渋谷にきょろきょろしながら
bunnkamuraで観てきました。
全席満席なところに、ボウイ愛を感じましたね。
若い人もちらほら居たけど、やっぱり同年代が多かった。
何年か前に、大回顧展「DAVID BOWIE is」@天王洲寺田倉庫
観た時に、時代は、ボウイの前かボウイの後、で分けられると
思ったことを思い出しました。その時に展示されていた
衣装を身に着けてのライヴ、初めて観ました。
かっこいいのかどうか、(自分が)好きなのかどうか、は
この際どーでもよくって、そこに「居る」ボウイを観たと
いう事実が大切って感じました。




 探偵はBARにいる3@WOWOW
1と2を観ているので、3も観ないとねー。



 22日土曜日
仕事が思いのほか早く終わり、夫と娘は立川へ出かけて
居なかったので、突然観に行くことにー。
予告は何度か観ていて‥でもこの映画を観ることは
ないだろうなあと思っていたのに、ひとりで出かけて。
観おわった後も、なるほどそういう事実があったのね、と
ガガとアダムの好演ぶりを思い出していたら‥あれあれと
いう感じで、翌日もそのまた翌日もこの映画のことを
思い出してる自分発見(笑)。
デビッド・ボウイの曲とか、ユーリズミックスの歌とか、
効果的に使われていたなーと思ったり、やっぱりファッション
よかったよねーとか思ったり。



 昨日観てきたばかり。
29日のJ-WAVE ラジオドーナッツで、渡辺祐さんに薦められて(笑)。
フライヤーのイラストが可愛かったので、以前からMOVIX川口
でも観られることを知っていたのですが、何度あらすじを読んでも
全然頭に入ってこなかったので、どうしようかなと迷っていたところ、
祐さんが話す概要やこの映画の見方や見どころを聴き、ならば、
観に行ってみよう!となりました。パンフレットがゴージャス
なので必ず買った方がよいという助言も大変役立ちました。
パンフを後から読むこと前提の、映画だったりして?!と
思ってしまうほど。噛みしめるほどに味わい深くなるのかな。
でも百聞は~なので、ココロがすこしでも動いたらレッツトライ
ですよね、何事も。(ほんとMOVIX川口が近くでよかった)



映画の他に、WOWOWで、YOASOBIの初めての武道館ライブと
『優しいスピッツ』も堪能しました。





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柚木沙弥郎 life・LIFE@PLAY! MUSEUM

2022-01-27 17:41:50 | 好きなもの・美術館や展覧会

前後してしまいますが、2021年最後に出かけた
美術館は立川のPLAY! MUSEUMでした。

柚木さんの展示は、以前にも日本民藝館などで観て
いいなあと思っていましたが、今回は特にこの本を
 読んだあとだった
こともあり、さらに胸アツな感じになりました。
(昨年10月に入院した際にこの本を持っていき、
変化を楽しむという柚木さんの言葉を、手術前に
付箋に書き出していたのを、手術後に偶然見つけ、
自分が書いたことすら忘れていたので、過去の自分
から届いたそのメッセージに涙したのでした。)


展示は布作品はもちろん、型染絵で作った絵本の
原画の他にも、ご自身で作った人形や、自宅に飾って
あるおもちゃが入ったガラスケースなどもあり、
とても楽しいものでした。
見ていたら、自分でも何か作ってみたいという気持ちが
むくむくと起こってきていることが不思議であり、
またそんな自分の気持ちがとても嬉しくもありました。


この日、いちばんココロ惹かれました。


お人形の洋服も手作りしたそうです。
家にあるあり合わせの布を組み合わせて、とっても何か
作りたくなったのでした。



※過去にこの本も読んでこんなこと書いてました

1月30日(日)まで。

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民藝の100年展@国立近代美術館

2022-01-26 16:30:00 | 好きなもの・美術館や展覧会

お正月休み中に行っておこうと、4日に民藝の100年展
家族3人で出かけました。
(竹橋は出かけるたびに、清々しい気持ちになり、この
美術館好きだなーといつでも思わせてくれます。)


行きたがっていたわりには、誰も予習をしてなかったので、
あんなにボリュームがある展示だとは思わず、4時間近くも
かかってしまい、最後は空腹に耐えきれず(笑)、娘を急かせ
文字通り駆け足で観終えました。

「民藝」といえば、柳宋悦氏であり、駒場にある日本民藝館
ですが、そこに至るまでの、柳氏の足跡や、交友関係、思いや
願い等々が、この展覧会を観ることで、ゆっくりと自分の中に
下りてきたように思います。
以前に読んだ原田マハ著『リーチ先生』で、白樺派の面々との
交流が書かれていましたが、ロダンから贈られてきた彫刻や
それを見るために友が持参した壺(それをきっかけに暮らしの
中にある美に目覚めていった)の展示におおっ!!と思い、
本で読んだことが繋がっていくような面白さも感じました。

日本全国を周り、気持ちが動いたものを集めていったわけですが、
その時の柳氏たち一行のファッションを知ることができる
コーナーはとても楽しいものでした。ウールのスーツを着て、
似たようなメガネをかけ、外国人まで居るグループはどの地方に
行ってもものすごく目立ったことでしょうね。そして、その
ご本人たちはどれほどワクワクと胸躍らせたことでしょう。


これは柳氏の書斎の再現で、唯一撮影OKのところでした。


2月13日(日)まで。

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年明け読書

2022-01-07 20:00:37 | 好きなもの・音楽や本

2022年 おめでとうございます。
なんとなく偶数並びが好きなので、今年は
なんかいいことありそうな気がします(笑)。
今年も「好きなもの」の記録を、残していこうと
思います。どうそよろしくお願いいたします。


さて、年末は『水底の橋』にどっぷり浸り、あやうく
三度目に突入しそうだったので、いかんいかんと、
借りてあった3冊のうちこちらから読み始めました。
 インスタで何度も
推されているのを見て、ついに手にしました。
面白かったです。マンガです。「赤」の使い方が
うまいなあと思いました。フジモトさん、お亡くなりに
なってからもう6年もたったのですねー残念です。


次はこちら。お正月休みなんだから、頭も休めないと
と思い、読みはじめました。
 すべての悩みは
全部まとめて貝塚へ

今年最初のお気に入りフレーズになりました。
そうだよね、貝塚があったじゃない、全部自分
ひとりで抱え込む必要なんかないんだーと。。
今日現在半分くらいまでしか進んでいないのですが、
それとなく、縄文土器のことなどもわかり、なかなか
興味深いです。土器の文様をセーターの模様にしている
イラストが可愛い。


ですが、毎晩どーでもいいような(失礼)お悩みを
読んでいるうちに、物語が読みたくなり、寝る前には
こちらを開きました。
 2021年本屋大賞
翻訳小説部門の第2位に選ばれたものだったと、
読みおわった後に知りました。オリジナルは
フランス語で、作者のジャン=クロード・グランベールさんは
フランス演劇界の最も権威のあるモリエール賞を6度も
受賞されたのだそうです。

大戦やホロコーストが、10代の子たちが読んでも
わかるように、平易に淡々と書かれていることが
胸に迫りました。
昔話や寓話の中にたびたび残虐な箇所がありますが、
これもそうなのでは?とふと思ってしまうような
場面もあって‥でもそんなふうに大量の人を殺したり
簡単に銃の引き金を引いたりは、本当にあったこと
なのです。。。
数々の、悲しく恐ろしくやるせないシーンがあった
中、貧しい木こりのおかみさんが、ユダヤ人輸送の為の
貨物車をこう思う場面が一際印象に残りました。

森、おかみさんの森、おかみさんの山林は広く、
木々は、寒さも飢えもどこ吹く風で生い茂っていた。
ところが世界大戦が始まると、そこを、かりだされた
男たちが強力な機械でまっすぐ切りひらき、線路を敷いたのだ。
そしてその一本の線路を、変わった列車が行き来するように
なった。冬も夏も。
貧しいおかみさんは、その列車を見るのが好きになった。
〈わたしの列車〉、そう思った。おかみさんは熱い
まなざしで列車を眺めながら、飢えからも寒さからも
孤独からも脱けだして、旅する自分を思いえがいた。

まさに表紙に描かれてますね。




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