my favorite things

絵本の話を中心に、好きなもの、想うことなど。

山本容子のワンダーランド@埼玉県立近代美術館

2010-04-28 17:00:15 | 好きなもの・美術館や展覧会

25日の日曜日、埼玉県立近代美術館へ行ってきました。
5月16日まで開催されている、山本容子さんの展覧会と、関連催しの
アーティスト・トークに応募して、当たったからです。
(rの分と2枚申し込んで、当たったのは彼女の名が記されている方でしたが
快く譲っていただきました・笑)


美術館の2階にある講堂で100名くらいの方が集まっていたでしょうか。
前方の舞台には椅子が一脚とスクリーンが用意されていました。
私は、右側の通路に近いところに座っていたのですが、「みなさま、こんにちは~」の
声に後ろを軽く振りかえると、颯爽と歩を進める山本容子さんが居ました。
きれいな方だと知ってはいましたが、姿勢がすごくよくて、まるで女優さんみたい、と
思いました。

今回の展覧会。
私は、タイトルからして「ふしぎの国のアリス」関係が中心なのだろう、と
よく調べもしないで思っていたのですが、実際はもっと広く深いもので‥
今までの山本容子さんの仕事から7冊の本をピックアップして、展は構成されていて、
アーティスト・トークも、それに添って、進められていったのでした。

7冊の本とはー

『PRINTS』 

『静物画』 

『あのひとが来て』 

『Jazzing』 

『過ぎゆくもの』 

『ふしぎの国のアリス』 

『himegimi@heian』 


この7冊は、山本さんの仕事の履歴にもちろんなっているし、作品の変遷を
みるうえでも、とても興味深いものでした。
銅版画家の山本容子さん、というと、まっさきに私がイメージするのは、
『あのひとが来て』の中の作品や、アリスや、ルーカスの、銅版画+色付の
ものだったので、1975年のデビュー当時の作品が載っている『PRINTS』や
池澤夏樹さんの新聞小説の挿絵として作られた『静物画』は、特に新鮮に
感じられました。

モノをただ写していくことから始まり、そのモノに、やがて物語が生まれ始めた
こととか、作品につけるタイトルが大事と感じ、中には、先にタイトルを決めてから
作品を作ったものもあるとか‥
「旅」がすべての製作活動の根本にあるとか、実際にその場所に行ってみなければ
(行ってみたものでなければ)わからないこともあるとか‥
お話を聴いているうちに、私の底にある何かが、ゆっくりとけれど確実に、
揺さぶられていくようでした。



講演後に、もちろん展示も観たのですが‥新聞小説の挿絵となった元の
エッチング、とてもよかったです。
連載が始まる前に、池澤さんより、顔を描かないで欲しいという希望も
あったことから、ひとりの人間が、一生の間で、使うものや見に付けるもの
食べるもの、目にするもの、耳にするものなどなどを、一つづつ載せていこうと
山本さんは、決めたそうで‥展示では、それがジャンル別になって、
日本家屋を模した、障子やふすまや箪笥の中で見ることができるように
設えてありました。

たとえば、「匂い」というところでは、ふすまに、風邪薬やら、ナフタリンやら
クレヨンやら牛乳瓶のフタなんかの小さなエッチングが貼ってあるのです。
「触る」は障子の上に、ガラスやスイカの種、綿花、王冠、犬の歯なんかが
ありました。
この、何が、どんなところへ飾られているかの分け方にも、とても興味深い
ものがありますよね?
(ちなみに、私が一番ときめいたのは、「働く」というところの、桐ダンスの
引き出しの中にあった、待ち針や、糸や、栓抜きや、鉛筆‥です)


・・・・・・・・・・・・・・


山本容子さんのことがもっともっと知りたくなり、豪快な、ペックの本に出てくるような
おばあちゃんになる前に、山本さんのような人になりたいと、強く思いました・笑
(ちょうど私の10歳年上なのです)



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はじめましての絵本たち@こひつじ文庫

2010-04-26 16:13:08 | 好きなもの・講座やワークショップ

4月24日(土曜日)、こひつじ文庫さんで開催された「はじめましての絵本たち」に
参加してきました。
ナビゲーターの三蔵さんとことこペンギン隊3号)、今回は風邪をひいて
しまったとのことで、ちょっと大変そうでした。
でも、鼻水にもめげず、いつものように、たくさんの新刊をわかりやすく
紹介してくださいました。

今回も、マーガレットさんチョムプーさんのブログに、すでにラインナップが
載っていますので、自分の気になった本だけを、覚書として書いておくことにします。


〈日本の絵本〉
まんまるがかり』 おくはらゆめ 作

まんまるになるのが上手な猫が、だんごむしから「おやぶん!」と
呼ばれるところがとってもGOOD,


ねこじたなのにお茶がすき
 今江祥智 文  ささめやゆき 絵

ささめやさんの絵の本は、常に気なります♪


もりのおとぶくろ
 わたりむつこ 文  でくねいく 絵

出久根さんの絵が、透明感がある水彩(?)の感じで、とても美しかったです。


〈海外翻訳絵本〉
ぼくがまもってあげるね
 マーサ・アレクサンダー 作 ふしみみさを 訳

買う本を決めてしまってからも、やっぱりこっちにしようかなーと迷いに
迷った1冊でした。
小さい本の形が、とてもこのお話とあっているなあと思いました。
(本の大きさって、すごく大切な要素ですよね?)

なんでぼくだけこうなるの?
 ヤニコヴスキー・エーヴァ 文 レーベル・ラースロー 絵
 マンディ・ハシモト・レナ 訳

で、
迷った末、決めたのがこの絵本なんです。読み応えがありそうなところと
この色使いに惹かれて。

ハーメルンの笛吹き男
 レナーテ・レッケ 文 リスベート・ツヴェルガー 絵
 池田香代子 訳

ツヴェルガーの絵ってことで、この本も魅力的でした。

百年の家』 
 J・パトリック・ルイス 作 ロベルト・インノチェンティ 絵
 長田弘 訳

この絵本が出たのは知ったとき、ラインナップに入っていたら、きっと私は
これを選ぶだろうなと思っていたんです。
でも、なぜでしょう‥
小さい形の本が、ひそかなブームなのかな(笑)、自分の中で。
画像だと、本の大きさがわかりませんが、『なんでぼくだけ~』の方が、
小さいんです。B5くらいかな?それで、この本は、A4よりも大きい大型絵本です。


講座のあとは、いつものように「こひつじサロン」でお茶をいただきました。
マーガレットさん手作りの「ヨーグルトポムポム」というかわいい名前のケーキを
はじめ、たくさんいただきました。

いつもありがとうございます。



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ざわざわ

2010-04-21 14:42:02 | 好きなもの・映画やDVD
派手なアクションものや、人がバタバタ殺されていく映画は好きじゃないんですが、
(近未来ものはわりと好きです)
ゆうべ、近所の映画館のサイトを見ていてら、近日上映予定のところで、
この映画を見つけました。


ザ・ウォーカー  原題:The Book of Eli です。

主演がデンゼル・ワシントンってなっていたので、それに目が留り、あらすじを
読んでみたら‥核戦争後の世界に、たった1冊だけ残った本を運んでいる男が
彼だとわかり、その本を巡っての争いが繰り広げられるというストーリーに
気持ちがざわつきました。


世界にたった1冊しかない本。
たった1冊しか本がない世界。

主人公の名前はEli(イーライ)。 原題は、イーライの本というわけです。


映画のあらすじを知ったときに、最初に頭に浮かんだのは、
ル=グウィンの書いた、『ギフト』『ヴォイス『パワー』の3部作の世界でした。
もちろん、設定も年代もなにもかも違うけど、本というものに対する思いは
同じだったりして?と、思っています。


映画は、6月19日からで、製作は「マトリックス」のジョエル・シルヴァーです。
予告篇を見ていると、あーマトリックスね‥と思います。




公式サイトはこちらです


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やわらかいこころ

2010-04-19 16:17:32 | 好きな本
この10日間。新年度の始まりと、自分の楽しみのお出かけが重なって、
あわただしい日々でした。

滑り込みで、石井桃子展に行ったのは、まだ先週の日曜日だったのですね~
それから「サンドイッチ」の週末がやってきて、昨日は、美容院の後に、30年来の
友だちと会って‥起伏に富んだ毎日は楽しいのですが、その揺れ幅に
時々、自分自身がついていけなかったりして・笑。

そんな中、発売日の午前中に、予約した1Q84・BOOK3も届いて、気持ちは
さらにそわそわですが、読みかけの本を読んでからでないと、ページは開くまいと
決めて、箱の中にまた(BOOK3は)戻しました。



早く読み切って、早くBOOK3に取り掛かりたいと焦って読んでいたのが、この本なんです。
あたらしい図鑑』  長薗 安浩 作

昨年の夏に、こももさんや、琴子さんのブログでレビューを読んで気になっていて。
やっと今読み終わりました。

やっつけ、みたいな感じで読み始めて、読み進めて‥申し訳ないなと思う間もなく
どんどん惹きつけられていき、最後には、気持ちのよい涙がぽろぽろこぼれました。

本を読んで泣くことはしばしばですが、涙の出方は色々で‥絞り出すような
時もあれば、喉までこみあげているのに、泣けなくてつらい時もあるし、
今回のようにぽろぽろって泣けたときは、後味がとても清々しいです・笑。

13歳の、中学1年生男子が主人公の話なので、rにも読んでもらいたいなあと
思いますが、彼女が中学生の間に、この本を読むことはないんじゃないかなとも
予測しています。
私が、読んでみて、と強く勧めれば、rのことなので「いいよー」とは言うかもしれませんが、
本は、どんな内容の本でも、自分から選んだものを読むのがいいと思うので、
「おもしろかったよ」と言うだけに、今回も留めておこうと思っています。

受け留める気持ちというか、心が柔軟であれば、中学生のうちに
読めなかったとしても、いつでも感動することはできるはずで‥
だから、だいじにしてもらいたいのは、今この時期に、って限定してしまうことよりも、
今この時期も、そしてこれからも、やわらかい心を持ち続けることなんじゃないかなと、
気持ちよく涙をこぼしながら、そう思っていました。

お肌や体は、年齢とともに固くなるのはしかたないとしても(笑)、心は、
自分次第ですものね。
石井桃子展や、スピッツコンサートに一緒に行ってるのは決して「学習」
してもらうためではなく、あくまでも私が行きたくて、その次に、仲の良い友だち
みたいな感じでrを誘っているのですが‥やわらかい心を持つことが大切だってこと
自然に感じとってくれるといいなあとは、願っています。



『あたらしい図鑑』の191ページ、とってもいいこと書いてありました。

何かをわかるためには、何がわからないかを知っていることが大切で、
そのためには、わからないことをわからないと認める勇気、もしくは、
度胸が必要なんだ。



表紙の濃いブルーにひまわり。
なんで「ひまわり」なんだろう?と思っていたけど‥
今年の夏は、どこかで揺れているひまわりを見るたびに、この本のこと
思いだすと思います。






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SPITZ JAMBOREE TOUR 2010

2010-04-16 16:32:09 | 好きなもの・SPITZ

昨日の今頃は、まだコンサート最中でした。
あー。しあわせな時間だったな。

場所柄(?)やっぱり、アンコールラストの曲はこの歌でした。





この街で俺以外 君のかわいさを知らない
今のところ俺以外 君のかわいさを 知らないはず 

大宮サンセット 君は何故 悲しい目で微笑む 
大宮サンセット 
手をつないで 歩く土曜日 

小さなことが気がかりで 
何度も繰り返し考える
優しい雑音に耳すませ 
無理やり目を閉じて考える 

あの 大宮サンセット 妙にでかいね 

小さな世界を照らす 大宮サンセット 
正気じゃないぜ まだここにいて


君を抱きしめたいよ 今夜 俺は寝ないよ 
期待はずれの日々を 塗りかえていく術を知る 

あの 大宮サンセット 妙にでかいね 
小さな世界を照らす 大宮サンセット 
正気じゃないぜ まだここにいて

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スペシャルサンドイッチ

2010-04-13 17:33:47 | 日々のこと
15日木曜日・中学校の保護者懇談会‥要するに役員決めです。
17日土曜日・中学校の新旧理事会‥もし木曜日に役を免れたとしても
昨年度にやっているので、出席しなければなりません。

新年度の学校行事が「パン」だとしたら、挟まれている真ん中、16日は、
サンドイッチで言えば「なかみ=具」。

何サンドだと思いますか?

春樹サンド?   
1Q84・BOOK3の発売日ですからね~

もちろんそれも楽しみですが‥






16日は、スピッツのコンサートなんです。
去年に続き2回目。お伴は、中2女子です。


そして、18日(日)は、高校からの友人たちと久しぶりにランチです。
4人揃うのは、7年ぶりくらいかな?
こちらも凄く楽しみです。



あったくなったり、寒くなったり。
大変なことあったり、楽しいことあったり。
真面目なフリしたり、大きな声が歌ったり、ヒューって高い声で声援したり。

‥‥起伏ある毎日です・笑







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おばあちゃん!

2010-04-12 14:30:21 | 好きな本
前に、おばあちゃんが登場する本は「びくびくしてしまう」と書きましたが、
タイトルからは、おばあちゃんとすぐに結びつかなかったため、油断して(?)、
この2冊を借りてきてしまいました。

  

リチャード・ペック 作  斎藤倫子 訳



舞台は、1920~40年代のイリノイ州の小さな町。
ジョーイとメアリ・アリスのダウデル兄妹は、シカゴから、おばあちゃんが一人で住む
その小さな町で夏休みを過ごすことになりました。

「~こわい町」の方は、兄のジョーイが語り手で、兄と妹がともに過ごした
何年かの夏の思い出が綴られ、続編の「~好きな町」では、兄のジョーイは
市民保全部隊で植林の仕事をし、妹のメアリ・アリスだけが家庭の事情で
ひとりでおばあちゃんの家から高校へ通わざるおえなくなった時の、物語です。

おばあちゃんといえば、最初に思うのが「体が小さい」ということではないでしょうか?
そして次に、やさしい感じ‥両親に叱られたときも、無条件でかばってくれるような。
でも、この本のおばあちゃんは「戸口をふさぐくらい体が大きく」、近所の人も
寄りつかないような‥かなりの変りものなのです。
「~こわい町」では、小さな町で起こる事件や、イベントのたびに、おばあちゃんが
豪快で、独自な解決法を見いだすので、シカゴ(=都会)育ちの兄妹は
おばあちゃんに振り回されっぱなしで‥どの章もすごくおもしろいのです。
メアリ・アリスが、おばあちゃんと二人暮らしをする、「~好きな町」は、
彼女の成長も見られ、女同士って感じのところが、私はとても好きでした。


私の理想のおばあちゃん像というものがあるとしたら‥絵本『ルピナスさん』の中の
晩年のルピナスさんとか、『エマおばあちゃん』かなあ?と思っていましたが、
この2冊を読み終わった今では、年とったからといって、なにも丸くなる
必要はないのでは?と思い、周りの目とか、権威あるもの(人)とかを
過剰に恐れることなく、自分の気持ちをまっすぐに信じて、いつまでも自分の力で、
逞しく生きていけるように、がんばろうという気持ちになったのでした。



ほんとうに気持ちのやさしい人はこうなんだよ、と涙させられた場面を
ちょっと抜き出しておきます。(どっちの本の、どのあたりのシーンかは
読んだ人のお楽しみ、ということで・笑)

  やがて、祖母の町に近づいていることに気づいた。(中略)
 祖母は部屋から出るときはかならず明かりを消したものだが、一階と
 二階のどの窓もこうこうと明かりが灯っている。列車が家の前を通り
 すぎるとき、祖母の姿が目に入った。
  祖母はドアの前に立っていた。変らぬ姿で、いや、うしろから居間の
 明かりに照らされて、いつもより大きく見えた。眠らずに、列車が通り
 すぎるのを待っていてくれたのだ。わたしがどの車両にいるかは
 わかるはずなかった。が、祖母は片手をあげて、振っていた。わたしに
 見えるようにと、どの車両にも大きく手を振っていた。
  わたしも手を振りかえした。車窓が闇に包まれ、祖母の家がはるか
 彼方になっても、わたしは手を振りつづけていた。




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あたらしいはる

2010-04-09 16:50:16 | 日々のこと
新しい春、始まりました。

rの、中学2年生の始業式も昨日無事に終わり、親子で心配していた「担任問題」も
昨年度からの持ちあがりではなく、〈新しい〉先生、という良い結果で終わりました。
(まあ新しいといっても、昨年度も同じ学年担当の先生ですが)

一緒の気持ちで、心配したり、気にかけてくださった方々、どうもありがとうございます。

うちの些細なモンダイなのに、「どうなったかな?」とか、「よかったね」と言ってもらえて
とても嬉しかったです。


   *   *   *   *   *


新しい、といえばー
ヒナタノオトさんの新たな試みであり、新しいかたちの本である
光の本のページをもうお開きになりましたか?

トップページからして、すごくステキです。
昼間に訪れた方は、右側にあるキャンドルが気になりませんでしたか?
夜に訪れた方は、昼間は、後ろの壁に陽が射すこと、ご存知でしょうか?

光の本ってなんだろう?とお思いになった方、そのきっかけとなった気持ちを
光の本更新帖」で、ヒナタノオト敏腕ディレクターの早苗さんが、丁寧にお話になってます。
感想やメッセージなどは、「お問い合わせ」から、簡単に送れるみたいで‥
それらがたくさん集まったら、「文箱」に整理されていくのでしょうね。





あたらしいはる、あたしらしいはる‥

私も、光の本で、文章を書く機会をいただきました。
(本名で載っていますが、目次を見ればすぐにわかると思います)

新しい春にどきどきしています。





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1年前の今日

2010-04-07 17:18:31 | 想うこと
よく、1年前の今日は何をしていたのかなと思います。

ほぼ日手帳を使い始めてからは、バックナンバー(?)を取り出してきて
そのページを開けばいいので、便利です。

ブログの存在はさらに便利で‥今も、去年の今日が気になったので見てみたら、
『パワー』を読んだことを書いていました
そして、翌日の8日は、中学校の入学式の記事でした。


明日は始業式で、2年生の始まりの日です。

新しい担任の先生は誰なんだろう? お願いだから「新しい」担任であってほしい、
というのが、rと私の願いです・笑。
(1年生の時と、別の先生であって欲しいということですね)


学校の行事と吹奏楽部の予定に追われる日々が、また明日から戻ってきます。
1年生が何人入部するか、とか、夏のコンクールへ向けての練習とか‥
毎日毎日話を聞いて、朝練へと送りだしていると、私の気持ちまでもが
吹奏楽部の人みたいになってしまいますが‥中2ライフをがんばるのはr自身なので、
私は私の「今」をがんばっていかなければいけません。  よね?


  *   *   *   *   *


昨日お花見に行ったことをへ書きましたが‥
「お花見日記」というのをつけていたら、おもしろかったなあと思いました。
10年日記みたいな要領で‥でも書いてあるのは、毎年のお花見のことだけ。
どこで、誰と、どんなお弁当を食べて、天気はどうで、寒かったとか、そんな程度の。

1回きりだとたいしたことがなくても、それが20年にわたって続けられていたとか
だと、結構おもしろいかなと思うのです。
娘の誕生日にプレゼントしたものとかも、記録しておくと、あとからみたときに
へえーと思ったりするんじゃないかな。本の題名とか。



ちなみに、私の宝物のひとつに、定点写真・結婚記念日というのがあります。
文字通り、結婚記念日に、家族で写真を撮り、それだけをアルバムに貼ってあるのです。




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