my favorite things

絵本の話を中心に、好きなもの、想うことなど。

もりのなか おほしさまのちいさなおうち

2019-10-28 15:02:54 | ひらきよみ(読み聞かせ)

25日金曜日は2年生のクラスでの読み聞かせ当番でした。
ひとりで2冊読んできました。

最初は、今回の「届ける絵本」、『もりのなか』。


読み始める前に、「この絵本知ってる?」と軽く訊いてみたところ、
手を挙げたのは、数名で、クラスの三分の1にも満たないくらいでした。

森の中で、ぼくが動物たちと「ろんどんばしおちた」や、「ハンカチおとし」を
して遊ぶ場面があったので、読み終わったあとに、「やったことある?」と
問いかけたところ、なんと「ろんどんばしおちた」はやったことがないどころか
その存在すら知られてませんでした。びっくり。

担任の先生が苦笑しながら「今の子供たちは、やってませんね~。でもあとで
先生とやってみようか」とおっしゃってくれました。
「ハンカチおとし」の方は、ほとんど全員が元気に「あるー」と応えてくれたので、
ほっとしました。


もう1冊は、『おほしさまのちいさなおうち』を読みました。


前回は4年生のクラスで読んで、今回は2年生‥反応の違いはあるかな?と
興味津々で読み進めました。

クライマックスの、「お星さまのおうち」がわかる場面では2年生は、
あーともわあーともつかないような(笑)、声をあげてくれましたね。
ほとんどの子は、ああそういうことか、と絵を見てわかったようですが、
?顔の子もちらほら居たので、「りんごの芯が上になったまま切るのではなくて、
横にしてからお母さんに切ってもらってね」と、解説してから終了しました。

季節的にも、学年的にも、ぴったりのタイミングで読めたかなーと思いました。

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工房からの風 17回目(灯火)※追記あり

2019-10-23 17:27:55 | 好きなもの・工房からの風

10月のお楽しみ。工房からの風。
昨年より五行をテーマに開催されていて、その2回目の今年は「火」。

ひとりひとりが携えたカンテラを照らしながら集う秋の日

とメインビジュアルに書かれている通り、本当にその通りの秋の日でした。

私たちは今年はものすごく久しぶりに日曜日に行ったのですが、
一番奥まで行ってから見始めようと言っていたにも関わらず、思わず
足を止めてしまったろうそくの鈴木有希子さんのところで、こちらを見つけて
びっくり。


鈴木さんが普段、ご自分(のお店)で使っているというカンテラ。これをモチーフに
大野さんがメインビジュアルを描いたのではないかというくらいそっくりですよねーー。

土曜日の開催前の雨はさぞかし大変だったでしょうが、日曜日にはそれがしっとりと
した空気に混じって、洗われた木々の葉も草も花もそれはそれは美しかったです。
会場に到着して、まずカフェポステンさんのコーヒーを飲んで、そしてこういう空気を
感じるうちに、ああ今年も来たんだなー「風」に、この場所に、と思うのです。
風人さんが(今年も)素敵に着こなしているTシャツを見て、その感想を聞いたり‥。
この「会」に参加させてもらっている喜びを感じる有難いひとときでもあります。



こちらが今年のTシャツ。赤色のボディにチャコールグレイのインクで、とのご指定。



いつも快く写真を撮らせてくださるトキニワカフェのみなさん、庭人さん。

  





その庭人さんたちが普段お手入れしているお庭。どこをとっても美しく、たくさん写真撮りました。


  

こんな可愛いティーマット付き。お茶に使われているハーブには、ちゃんとカップの絵が付いていると、
トキニワカフェの「マスター」が教えてくれました。何もかもがこころにくいほどに行き届いています。


出店者の方の今年の印象は‥初対面なのに話しやすい方が多かった?ような?

日常で使う器などよりも、どうしても自分が使いたい装身具類を中心に見てしまうのですが笑、
工夫にとんでいるというか、アイデアに優れているというか、なるほどーーと感心してしまうものが
多かった気がします。



今年選んだものの記念写真。
小さな家好きとしては、見逃せない白井さんの焼き物。繊細なブローチと、それに反するような?
動物のオブジェが印象的で、そう話しかけた時の笑顔が残っています。

紅型のTELLER URARAKAさんの、ポストカード。スペインカタルーニャの風を感じる紅型が新鮮で、
手元に置いておきたくなりました。

岩田圭音(たまね)さんのブローチは、手法からして興味津々。お話もとても楽しく、ぜひ胸元に
付けてみたくなり、白い鳥とこちらの黒とまよっていたところ、黒いワンピースには黒を持ってきた方が
かっこいいという作者の力強い助言に従いました。

ガラスのピアス、山口未来さん作。素朴に見えるけどスタイリッシュという、とてもわたし好みのテイスト。

手紬ウールで作ったベレー帽にも、最後にきゅっと胸を掴まれましたが(笑)、またの出会いを
楽しみにすることにしました。それとできたらこちらの方の作品もまた観てみたいです。  



追記

久しぶりに日曜日に行ったので、「チャリティーの風」にも参加できました。
こんなステキはピンバッチが当たってしまった!!

ウキウキ気分で家路に着きました、とさ。(笑)








::::     ::::



1年に1度、ココロも身体も浄化されるんだよね、風のお庭を歩いていると、と月曜日の朝
娘に熱く語ったところ、「そういうふうに言った?いつも思っているってちゃんと言えた?」と
逆に尋ねられました。
「言わなくてもね、きっと伝わっていると思うよ、だってもう(彼女とは)
長い長い付き合いだからね」と答ておきました。

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ガラスめだまときんのつののヤギ にぐるまひいて

2019-10-18 17:28:29 | ひらきよみ(読み聞かせ)

今日は4年生のクラスでの読み聞かせ当番でした。

ペアさんが「届ける絵本」の『ガラスめだまときんのつののヤギ』を
まず最初に読みました。



おばあさんの畑を荒らしているヤギは、青いガラスの目玉と
金ぴかの恐ろしいつのを持っているので、こわいものなし。

熊やオオカミがおばあさんの味方になって、ヤギを追い払いにいくものの、
逆にやられてしまいます。
はじめに大きな熊からはじまって、オオカミ、キツネ、うさぎと、
小さい動物になっていくところが、このお話の面白いところですよね。

最後にハチが出てきた時には4年生には、その展開が読めたようで、
ざわざわっとした感じが教室に広がりました。

私はいちばんうしろの列で、ペアさんが読むのを聞いていましたが、
遠目にも絵がはっきりと見え、スズキコージさんの絵の迫力も相俟って、
とても面白かったです。


2冊目は、私が『にぐるまひいて』を読みました。



教室で読むのは今回が4度目でした。

出だしが、10月 なので、やはり10月になると読んでみようかなーと
いう気持ちになります。(過去ログは   

本日の4年生も、静かにしっかりと聴いてくれたように思いました。



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なんでも見える鏡 ながいよるのおつきさま

2019-10-11 17:15:54 | ひらきよみ(読み聞かせ)

2学期も半ば近くまで来ましたが、今年度は9月に読み聞かせの
時間がなかったために、本日が2学期初めての読み聞かせ当番となりました。

最初に、5年生に「届ける絵本」の『なんでも見える鏡』を読みました。




スズキコージさんの絵がとてもいいですよねー。
私は、2017年に一度、やはり5年生のクラスで読んでいました。

結婚を申し込むジプシーに、王女様の方が恋をしてしまうという、
絵本にしてはちょっと大人っぽい(?)展開が、個人的にはとても
面白いなあと思っています(笑)。

本日の5年生は、とても真剣に、とても集中してお話を聴いてくれて
いるのがよく伝わってきて‥読んでる自分もお話のセカイにさらに深く
入りこんでいくようでした。


1冊目が11分近くの長さだったので、2冊目は詩の本を読むような気持ちで
こちらを選びました。


ながいよるのおつきさま


ずっと前から持っていた絵本でしたが、小学校の教室で読んだのは
初めてでした。
長さもちょうどよかったし、何より季節柄、月が気になる頃なので。


画像の帯にもある通り、毎月の満月に美しい名前が付けられています。

たとえば、2がつは ゆきの おつきさま
たとえば、8がつは みのりの おつきさま  というふうに。


10がつは どんぐりの おつきさま
ちからづよく きいろく 1ねんで いちばん おおきな つき

今月の満月は14日月曜日。
台風一過の夜空に、明るく美しい月が顔を出してくれるでしょうか。




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