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絵本の話を中心に、好きなもの、想うことなど。

布を選び、布を繋いで、ガマグチを作る@ヒナタノオト

2014-09-24 16:17:02 | 好きなもの・講座やワークショップ

21日日曜日に、ヒナタノオトの小部屋で行われる
ワークショップに、初めて参加してきました。

教えてくださるのは、ガマグチといえば、の、宮本佳緒里さんです。


ガマグチを、宮本さんの布を使って作れるなんて、魅力的過ぎる
ワークなのですが、それ以上の喜びは、宮本さんと3時間も一緒に
過ごせるということでした。
(一度でもお話したことがある方なら、宮本さんの魅力、十分ご存知
だと思います‥)

前半の部の6名の参加者のうち、私だけが時間ぎりぎりだったため、
皆さんもう布選びを始めてらして‥すこーしだけ焦りましたが、
こんなにたくさんある!ということに気が付いたら、なんとなく落ち着いて
きました。

ヒナタノオトさん9月23日のブログでも、その様子が写真とともに
綴られています。(あら、この手は‥)

 

こんなにかわいい作り方レシピが用意されていたのです。
あっさり書いてある、1と2のところにだいたい2時間半くらい?費やされました。




でも、このあたりまで出来てくるとなんとかいけるかなーという気持ちになって
写真なんか撮ってみました。




その後も頭の中ではいろんな想いがぐるぐる廻り‥脳味噌フル回転。
やっとやっとつないで、4のところまで辿りついたのがこの写真。



おにぎり型のあまりのかわいさに、「かわいい~」と声に出してしまいました・笑。

このあとは、中表で縫い合わせて、ひっくり返して中布を入れて‥と続き、
6からあとのボンドを使う作業や、口金の取付は、先生の作業をまじかで見せて
もらって完成となりました。(教えていただいてご自分で挑戦なさってる方も
いらっしゃいました)

そして、出来上がりはこんな感じです。



左上と、右端に入れた青い布がほとんど切れてしまいましたが、よーく見ると
1ミリくらいうっすら見えるところ‥ホンマさんに見ていただきました(笑)。

裏側は‥



もうちょっと頑張って、つなぎ目のあたりに白いステッチを入れればよかったかなと
家に帰ってきてから思いました。


そして、ご一緒させていただいた方と記念写真。





もう何度見ても飽きないです(笑)。皆さん、とっても素敵♪


後半部の方のも、9月23日付けヒナタノオトブログに載ってましたねー。
そちらもほんとにステキです。

おやつもとってもおいしくいただきました。
写真、撮ったのですがブレブレだったので、ヒナタさんのところでみてください。



余談ですが。
ワークショップの間にも、お店にはひっきりなしにお客さまが訪れ、
ガマグチ・リピーターの方も多いに違いなく。
使い込んだものや、もったいなくてあまり使ってないんです、とおっしゃりながら
宮本さんに嬉しそうに、ご自分のガマグチを見せている姿が本当に微笑ましくて。
側に居るだけで、うんうんわかるわかる、と私も心の中で大きく頷いていました。
そして、一緒になって、その愛おしいガマグチを見させていただきました。
なんなんだろう、この気持ち、って、あの日お店に居た方はそう感じていたのでは
ないかしら。
共感というか、一体感というか、なんかハイテンションかつ優しい気が満ちて
いたのでした。


コメント (6)
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秋っぽい絵本2冊+1冊

2014-09-22 17:15:38 | ひらきよみ(読み聞かせ)

先週の金曜日は、小学校での読み聞かせ当番の日でした。

9月12日金曜日が2学期の初回だったのですが、私は都合が合わず、
2回目の19日が、私にとっての2学期第1回目でした。


1年生のクラスで3冊の絵本を読んできました。










選書の際は、秋らしい絵本を、ということで、最初の2冊を選び、
おしまいの1冊は、雰囲気の違うものを、という気持ちから選びました。


「万次郎さんとおにぎり」を教室で読むのは、3度目なのですが、
オトナの私が思うほど、1年生はこの絵本が好きかな、おもしろいと思っているかな
と、つい思ってしまうのです。

新米がとれて、そのお米で万次郎さんはおにぎりを作って。
元は新米だったおにぎりたちは、その「晴れ姿」をお日さまにみてもらいたくて
自ら、万次郎さんの家を飛び出していくのですが‥。
太陽の恵みや、新米のありがたさや、「晴れ姿」の意味が、子どもには
わからないのかなーと。

お勉強の時間ではないので、すべての意味をきちんと理解してなくても
もちろんよくって、跳ねていくおにぎりの様子だとか、おいしそうにおにぎりを
食べて、がははと笑う万次郎さんを見ておもしろいと思ったり、で十分では
あるのですけれど。


「14ひきのおつきみ」は、知っている子にはお馴染みのシリーズで、
なかには、兄弟全部の名前を言えたりするのかもしれませんが、あまり見たこと
ない子だと、誰が誰やら???かなーと思って、読み始める前に、
このねずみさんのおうちは、14ひき家族で、おじいちゃん、おばちゃん、
おとうさん、おかあさんが居るので、さて、ねずみのきょうだいは全部で
何人きょうだいでしょう?と軽い気持ちで、1年生に訊いてみました。

そしたら、「10匹きょうだい!」と、すぐに元気に言ってくれると思いきや、
意外に計算(?)に戸惑ってしまったようで、担任の先生が、これは引き算だよと
助け舟を出し‥、あれれと予想外の展開でした。
(終わったあとに、学習教室の先生をしている友に訊いてみたら、引き算は
まだ始まったばかりだから、とのことでした。ごめんね1年生。
ふいに、訊かれて、びっくりしてしまったのかもしれませんね)

余談ですが、今回この絵本を読む練習をしているときに、

夕暮れ時から、日が沈んであたりが暗くなっていく様子を、
よるがひろがっていく と表現していて、とてもいい言葉だなーと噛みしめました。


「にているね!?」は、馬と椅子が、ほんとに似ているかどうか、
先生も一緒に考えてくれて、思ったことを言葉に出して言いあって、
クラスの雰囲気がよい感じにほぐれたところで、時間がきました。


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「おやすみなさい」ってやさしいことば

2014-09-16 17:11:45 | ふと思ったこと

巷では「ごきげんよう」が話題になっているようですが‥。
美しい日本語っていいですよね、やっぱり。

先週土曜日に、この絵本を買って、そのなかみを
今、思い出していたら、なんとなくそんなこと思いました。



「おやすみなさい」って、
すごーく、やさしくて、すごーく、いい日本語ですよね。

今日いちにちのいろんなできごと‥楽しかったことも、つまらなかったことも
がんばったことも、がんばれなかったことも、全部いったん体の中におさめて
今からは、今日いちにちの自分をゆっくりといたわってあげましょう、休ませて
あげましょう、っていう心使いが感じられて。

決して上から押し付けるのでなく、でも、誰かから守られているような
安心感に満ちた言葉です。

おやすみなさい。


思い出せるよい絵本、まだまだありますねー。












絵本を読んで、一緒にかたわらで眠れるような小さい子が居る方には、
そのしあわせを、ほんとうにほんとうに、思う存分味わってもらいたいなあと
思います。
その「渦中」にいる時は、いったいいつまでこういう毎日が続くのだろう、
いったいいつになったらひとりでゆっくり眠れるのだろう、と思うと思いますが、
(私なんてほんとに毎晩思っていましたから)
幸せな時間は、過ぎてから「あっ」、って思うようにできているのです。
そうじゃないと、幸せ時間に長居し過ぎて、先に進めなくなってしまうから。


コメント (2)
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