こどもの頃から、いつもこういう順番でした。
誕生日がやってくる→夏休みがもうすぐ終わりだと気づく→さびしくなる
かなりの大人になった今でも、この気持ちはあまり変わっていませんが、
宿題という義務がなくなり、好きな目標をもてるようになったことが、
大人のいいところだなと思っています。
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6月の ことり便で選んだ、『フィリッパ・ラズベリーのうた』
エヴァ・ビロウ さく 石津ちひろ 絵
表紙から素敵なんですが、中のページに、とっても惹きつけられました。
白いページに、どれも、単色のインクで刷ってあるんです。こんなふうに‥
この 白いページ+単色インク この夏、ずっと気持ちの底にあった気がします。
白に青・白にグリーン・白に橙・白に紅・白にピンク‥文字の色は黒。
なんか潔くって、さっぱりしてて、そしてきれい、です。
この白地の印象そのままの、器が、誕生日前に届きました。
大谷哲也さん作の<白磁銅鑼鉢>
底から立ち上がりにかけて、とてもかっちりできていて、
そして(わかりますか?)、縁のラインに緩いゆがみのようなものがあるのが‥
その対比がおもしろく、見ていて飽きないし、親しみを覚えます。
こんな贈り物をいただいてしまって、どうしたらいいんでしょう、が真っ先に
思ったことでした。
早速、ゆうべの「お誕生日ごはん」のときに、使わせていただきました。
(否。正確には器に合う料理を作ってもらいました、です・笑)
海老とズッキーニとエリンギの蒸し物 ですって。
バースデーカードもいただきました。玉乗り象Tと、花火缶Tの絵もあって↓
すごく嬉しかった!
ごはんの時、自分の誕生日よりも、はしゃいでいるように見えた
rがくれた手作りバースデーカード。お気に入りのメモ帳を何枚か綴じて
本仕立てにした“自信作”だそうです。
どうもありがとう。
贈り物もカードもメールも、ほんとうにどうもありがとうございます。
新しい1年も、健やかに、笑って、過ごすことができますように。