my favorite things

絵本の話を中心に、好きなもの、想うことなど。

あと一日

2011-12-30 18:41:59 | ふと思ったこと

明日いちにちだけで、2011年が終わっていきます。

振り返る余裕などまったくないままに、(特に9月以降の2学期は‥)
一日一日を送っていますが、せめて最後の一日くらい、ゆっくりはできないけれど、
気持ちのどこかで、やってくる2012年のビジョンを描いてみようと、
今、思いました。

・・・二日くらい前に、なにかが気持ちの中ではじけたような、エネルギーが
満ちてくるような、そういう感覚があって、なんだか良い兆しのように思っています。

 

その根拠のない自信はどこからやってくるの? と、
獅子座生まれの娘に、私が時々尋ねるのですが、

私が感じた「良い兆し」の正体も、その「コンキョノナイジシン」
なのかもしれないですけどね~(笑)

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早く読まないと

2011-12-24 19:32:13 | 日々のこと

明日が終わる前に読み終わりたいけど、どうでしょう?
昨日、図書館の絵本コーナー「おすすめ」のところから見つけてきた2冊です。




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クリスマスのまえのばん

2011-12-23 14:35:20 | ひらきよみ(読み聞かせ)

先週の金曜日は、2学期最後の小学校での読み聞かせの当番日でした。

3年生のクラスで私が読んだのは『クリスマスのまえのばん』。



ツヴェルガーの絵がとてもきれいです。

2年前のクリスマスに、ことり文庫さんで買った新しい絵本なので、
小学校の教室で読むのは初めてでした。

全体の印象としては‥この絵本(違う訳者と画家の組み合わせの)を
知らない子達ばかりだった気がします。
そして、自分たちの知っている「定番」では、「セント・ニコラス」とは言わず、
「サンタさん」だし、しかもそのおじいさんは、小さな妖精風? じゃないよね、と
みんながすこしだけ納得していないような顔をしているように見えました・笑


※その日のペアさんは、『うるさいゴミの日』という絵本を読んでくれました。
 私にとってもお初の本でした。

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さくさくのよろこび

2011-12-21 16:42:21 | 日々のこと

昨日の午後から会社のネット環境がよくなりました。

画面はさくさく切り替わるし、書類のダウンロードも、予想していた以上の
スピード、というか、え、ほんとに? と思っている間にできるし、
便利ってこういうことなんだーと、心の底から実感しました。

(先月の11日から‥覚えやすい日にちだったのでよく覚えているのですが‥
ADSLモデムの調子が悪くなり、とても苦労していたのです)



嬉しい瞬間っていろんな場合と場面があるけど、この嬉しさは、
はじめてのホームページが完成して、インターネット上に
BOOTS&STICKSのサイトがオープンしたときに味わった喜びと
同じ種類です。(あの時はもし浜辺まで走って行かれるところにいたら
ダッシュで行って、海に向かって叫んでいたと思います・笑
でも、浜辺も海もないので、ベランダに出て、空に向かって、手を広げたことを
すごくよく覚えています‥)

思えば、私のインターネット体験というか履歴は、98年だったか、99年だったか
それくらい前、5色のiMacが発売された時から始まったのでした。

うちにあったのはマンダリンオレンジで、ピンクのはなんという名前だったかな?
それとすごく迷って、結局オレンジの方にして、大宮の方のコンプマート
(今は店舗もないけれど)から車で持って帰る途中で、そうそうたしか雪が
降ってきたんです。

インターネットだって、当時はダイヤルアップだったから、繋がる、繋がらないで
一喜一憂してました。
だから、ADSLってやつが出てきたときには、凄い!! と、きっと今と同じくらい
感動したと思います。

ADSLのしくみにとりわけ不満があったわけではないのですが、会社の方の
システムを変えるにあたって、お世話になった営業の方が親切だったので
この際、自宅の方も変えてしまおうと思いました。

なので、明日の午後からは、自宅のPCも「光☆さくさく」くんに変わります。

それにともなって、個人で使っていたメールアドレスが変更になりますので、
連絡が行った際にはご面倒をおかけしますが、よろしくお願い致します。






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ほぼ30年前の私へ

2011-12-14 18:27:44 | 想うこと

ゆうべ、ふとした気持ちから本棚にずっとずっとあったこの本を
手にしてみました。

最後のページに、最初に読んだ時の日付が残っていました。

 ’82.1.5

今はもう書いていませんが、昔は、買った本には必ず読み始めた日と
それを読み終わった日を記していました。何度も読んだ本には、だから
いくつもの日付が残っていて、それはそれで、なかなか興味深いのですが‥

この本には、ひとつしか残っていなかったってことは、ほぼ30年前に、一度しか
私は読んでいなかったのでしょうか‥ねえ?
訊いてみたところで、答えるのは自分ひとりしかいないし、その自分があやふや
なのだから、どうしようもありませんが‥。

眠る前に読み始めて、今日の午後続きを読んで。

そうか、こういう話だったのだなーと思いました。
作家の処女作には、その後の作品の「元」になるものが詰まっているとは
思っていましたが、まさか、ここに、そんなにいろんな断片があったとは!です。

当時の私は何も知る由もないわけで‥作家ご本人だって、この作品を書いて
いた時には、その後自分がどういう作品を発表していくかなんて
知っているはずがないわけで‥。
小説を読む楽しみって、こういうところにもあったのだなーと今さらながらに
感じました。

それにしても、当時の私、何にも知らない、知らないだらけのただの学生
だったのです。その事実はよーく知ることになりました。
知らないながらにも、それなりに考えて感じて思って、選んで捨てて、
苦しんだり悲しんだりもしてたんだなあと思いますが、でもそれにしても
20代になるかならないかの頃って、何にも知らずに生きていたんだなと
思います。

今そう思えるってことは、それからの時間がいくらかは無駄にはなって
いなかったってことだよね、とわかり、すこし安心したりもするのですが‥
みんなそういうふうにして大人になっていったのでしょうか。


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わたしのおうち

2011-12-08 19:04:03 | 好きな本

いつどなたのブログで目にしたのか忘れてしまいましたが、
赤い表紙がとてもかわいいし、題名も、絵本の『ちいさいおうち』と一緒なので
気持ちのどこかに残っていたのだと思います。

そして先日、リアルシトロンを訪れたときに、赤い表紙が目に留り、そうだわたし
この本を読みたいと思っていたのだと、思い出しました。




米寿も過ぎた主人公のタキさんが、昔むかし、女中として働いていた頃の
回想録を、ノートに綴っていく、という形で話は進んでいきます。

読み始めたときまず最初に思ったのは、女中のタキさんが、使っていた言葉の
美しさです。
奥さまに教えてさしあげる、とか‥丁寧な日本語って、それだけで気持ちが
いいものだと感じました。

山形生まれのタキさんが上京したのは昭和5年とありましたから、私の両親だって
まだ生まれていなかった頃で(笑)‥女の人は皆が皆、日常的に着ものを着ていた
時代でしょうか‥。
玩具会社の常務のお宅の女中さんなので、普通の家よりも、暮らしむきは
ずっと上流だったでしょうが、それでも、タキさんの目を通して再現される
(いわゆる)戦前の、東京の町はとても興味深く、しだいに戦争へと進んでいく
世の中も、庶民の目からはそういう風に見えていたのかと、前のめりで、
読んでいきました。

庶民の昭和史的側面からだけでも、私は楽しく読んだのですが、なにしろ題名が
『小さいおうち』 です。
坂を上ったところに建っている赤い屋根の、この家がなくては、この小説の
本来のストーリーも、作者の意図も、展開していきません。

この家の「時子奥様」にとって、家がとても大事だったと同じくらいに、
時子奥様の再婚時に一緒に「お嫁にいった」タキさんにとっても、この家は
たいそう特別なものでした。
たった2畳の自分の部屋がどれだけ愛おしいものであったか。
「小さいおうち」の玄関、庭先、応接間、台所、ステンドグラス‥細やかな描写から
タキさんの、「小さいおうち」に対する気持ちが溢れだし、それは読んでいる
私を、せつなくさせるほどでした。

時子奥様とタキさん、奥様と板倉さん(旦那様の会社のデザイン部の男性)‥

太平洋戦争前の、赤い屋根の小さいおうちで繰り広げられた人間模様に
大きく踏み込んで書いてしまいたいところですが、そこはぐっとこらえることにします・笑。



物語は終盤、大きなカーブを上手に周り、絵本の『ちいさなおうち』との繋がりまで
見せてくれますが、私はそこへ辿り着く前の、タキさんのこの一言に、涙がこぼれました。

 どう言ったらいいのだろう、そこは、平井家のお勝手だった。
 つまり、わたしにとっては、唯一無二の自分の場所だったのだ。




‥私は、自分の場所、帰る場所、ということばにすごく敏感だなーと
思いながら、本を閉じました。




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谷川俊太郎と絵本の仲間たち@ちひろ美術館

2011-12-03 17:22:12 | 好きなもの・美術館や展覧会

先週の土曜日、こひつじ文庫さんへ伺ったあとで、
ちひろ美術館へ行ってきました。

同じ練馬区内とはいえ、徒歩20分で行かれたことに、まず感動。
ちひろ美術館は、川口から行くときは、距離的には遠くないのに、
不便感大なのです。

ちひろ美術館のスペースにとてもマッチしたこの展覧会。
こんなふうに位置づけれて(記されて)いました。

谷川自身、「特別な存在」と語る堀内誠一、長新太、和田誠との仕事をとりあげ、
三者三様の個性が光る多彩な絵本の世界を紹介します。


谷川さんがつけれたというそれぞれのタイトル‥

堀内誠一  粋なまなざし
長新太   ノンセンスへの憧れ
和田誠   ユーモアの深み


すべてぴったりですね~

展示の絵本にも、一緒に仕事をした時のちょっとしたエピソードなどが
書き添えられていて、ひとつひとつ読んでゆくのがとても楽しかったです。

楽しかったといえば、谷川さんの小さい頃の写真がたくさんあって
それがとてもよかったです。なんというか‥おぼっちゃま感が漂っていて‥

そうそう、受付で、「俊みくじ」なるものを、ひく(買う)こともできるのです。
1回100円で、ひとり一度に3回までひくことができるようです。
私もひとつだけ、ひいてみましたよー。47番でした。

いいことあります。
人のふり見て我がふり直せば。って書いてありました。

ほんとその通りですね。お財布に入れていつも持ち歩いています・笑


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はじめてみました

2011-12-01 16:34:38 | 日々のこと

9月のおわりくらいから、やってみようかなと思っていた face book。

先日、はじめましての絵本たちを地元開催したことで、もうバーチャルとリアルな自分の
垣根をなくそう、と思い(笑)、この機会に始めてみることにしました。

このブログからも連携しているということに、つい昨日気が着き、プロフィールの下に
バナーも入れてみました。

アカウントお持ちの方は、そのバナーをクリックしてもらうと、リンクしているのだと
思います。

見よう見まねで、やっとやっと手を付けたというところなので、へんなことしている
かもしれませんが、どうぞ優しくご指導&お友達になってくださいね。
こちらです。

すこし前に、BOOTS&STICKSのページは作ってみたのですが、それをどう活用
してよいのかも模索中でして‥でもよかったら、そちらの方もすこし気にしてみてください。

お店のはこちらです。


 

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