my favorite things

絵本の話を中心に、好きなもの、想うことなど。

工房からの風 (今年は)21回目

2023-11-07 15:42:13 | 好きなもの・工房からの風

工房からの風 というカテゴリーあったじゃない!と
昨日思い出し、そういえば更新はしてたんだっけ、と
見てみたら‥2020年までしか書いてませんでした💦
なぜかと言えば、2021年は腰の手術をした後で、
私は行かれず、うちの店長が一人で行ったのですが、
2020年に続き2021年もあらたにTシャツは作らなかった
ので写真も撮ってなかったみたいで‥残念。

そして、記念すべき第20回目が昨年。

第18回目 が 2020年のそよ風
第19回目 が 2021年
第20回目 が 2022年

私のインスタと 店長のブログに記録があるので
貼っておきます。


そして、今年は21回目。

「風」史上、最もお庭がお花で溢れていたかも、とのこと。

朝10時過ぎから、夕方16時前くらいまでいたのに、
写真はこれともう1枚しか撮ってなかったので、またまた
店長ブログをご参照ください。

そうそう。今年は久しぶりにアトリエ倭さんの「風の光」
というワークショップに参加して、万華鏡を作りました。

選んだのはナラとウォールナット



このあとヤスリで磨いて、飾りのラインを入れて
ニスを塗ってと‥もう写真を撮る余裕はありませんでした(笑)。

完成品を持って、お庭に戻りお花を見たり、空を見たり、
風人さんのテントに行って自慢したり(笑)‥それはもう
存分に「風の光」を楽しみました。
倭さんのお二方、ほんとうにありがとうございました。




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工房からのそよ風

2020-10-27 14:49:42 | 好きなもの・工房からの風

今年は通常開催ができなかった代わりに、「工房からのそよ風
題して、一日だけ、鎮守の杜のお庭で工房からの風が開催されました。

訪れる側は、たとえ一日だけであってもいろんな制約があったとしても、
やってくれただけで有難いし嬉しい気持ちを抱いて楽しみにその日を
待っていただけでしたが、主催者側はここへ至るまでにさぞ色々悩み
考え、葛藤の連続だったことでしょう。

ほんとうにお疲れ様でした、そしてありがとうございました。


一日順延された日曜日は、予報をはるかに上回る良い天気。

いつもの「風」を知っている方は驚きのすかすか具合(でしょ?)

でもお庭がほんとに美しくて‥いつも通りの感じで庭人さんが
お手入れを続けているのも、とても自然でよかったです。
 

 

出展者は5組だったのですが、風人さんのデモンストレーションや作品販売なども
あってたっぷり2時間くらい楽しみました。

ななみさんのデモを熱心に見つめる、夫と娘。
店長のブログには他の方のデモンストレーションの写真も載ってます)


今年の「おみやげ」は‥

庭人さんが集めたミックスシードと、曽田さんのガラスの花瓶と
Anima uniさんのフェンネルの輪という名前がついたピアス。


 それと、RIRIさんが「全部染め」を
していたテントの近くで拾った桜の葉。

ハロウィーン仕様にしました(笑)



お話したある出展者の方は、ともに集まれなかった出展者の方々を
思い、ある風人さんは、細くても微かであっても「次」に繋がっている
何か(証のような灯りのような‥)を残せたことが何より嬉しいと教えて
くれました。

そういう清々しさが、集まっている「風」だから、自分の内側も
浄化されてピュアな気持ちに戻れるのだと、今年も思いました。


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工房からの風 17回目(灯火)※追記あり

2019-10-23 17:27:55 | 好きなもの・工房からの風

10月のお楽しみ。工房からの風。
昨年より五行をテーマに開催されていて、その2回目の今年は「火」。

ひとりひとりが携えたカンテラを照らしながら集う秋の日

とメインビジュアルに書かれている通り、本当にその通りの秋の日でした。

私たちは今年はものすごく久しぶりに日曜日に行ったのですが、
一番奥まで行ってから見始めようと言っていたにも関わらず、思わず
足を止めてしまったろうそくの鈴木有希子さんのところで、こちらを見つけて
びっくり。


鈴木さんが普段、ご自分(のお店)で使っているというカンテラ。これをモチーフに
大野さんがメインビジュアルを描いたのではないかというくらいそっくりですよねーー。

土曜日の開催前の雨はさぞかし大変だったでしょうが、日曜日にはそれがしっとりと
した空気に混じって、洗われた木々の葉も草も花もそれはそれは美しかったです。
会場に到着して、まずカフェポステンさんのコーヒーを飲んで、そしてこういう空気を
感じるうちに、ああ今年も来たんだなー「風」に、この場所に、と思うのです。
風人さんが(今年も)素敵に着こなしているTシャツを見て、その感想を聞いたり‥。
この「会」に参加させてもらっている喜びを感じる有難いひとときでもあります。



こちらが今年のTシャツ。赤色のボディにチャコールグレイのインクで、とのご指定。



いつも快く写真を撮らせてくださるトキニワカフェのみなさん、庭人さん。

  





その庭人さんたちが普段お手入れしているお庭。どこをとっても美しく、たくさん写真撮りました。


  

こんな可愛いティーマット付き。お茶に使われているハーブには、ちゃんとカップの絵が付いていると、
トキニワカフェの「マスター」が教えてくれました。何もかもがこころにくいほどに行き届いています。


出店者の方の今年の印象は‥初対面なのに話しやすい方が多かった?ような?

日常で使う器などよりも、どうしても自分が使いたい装身具類を中心に見てしまうのですが笑、
工夫にとんでいるというか、アイデアに優れているというか、なるほどーーと感心してしまうものが
多かった気がします。



今年選んだものの記念写真。
小さな家好きとしては、見逃せない白井さんの焼き物。繊細なブローチと、それに反するような?
動物のオブジェが印象的で、そう話しかけた時の笑顔が残っています。

紅型のTELLER URARAKAさんの、ポストカード。スペインカタルーニャの風を感じる紅型が新鮮で、
手元に置いておきたくなりました。

岩田圭音(たまね)さんのブローチは、手法からして興味津々。お話もとても楽しく、ぜひ胸元に
付けてみたくなり、白い鳥とこちらの黒とまよっていたところ、黒いワンピースには黒を持ってきた方が
かっこいいという作者の力強い助言に従いました。

ガラスのピアス、山口未来さん作。素朴に見えるけどスタイリッシュという、とてもわたし好みのテイスト。

手紬ウールで作ったベレー帽にも、最後にきゅっと胸を掴まれましたが(笑)、またの出会いを
楽しみにすることにしました。それとできたらこちらの方の作品もまた観てみたいです。  



追記

久しぶりに日曜日に行ったので、「チャリティーの風」にも参加できました。
こんなステキはピンバッチが当たってしまった!!

ウキウキ気分で家路に着きました、とさ。(笑)








::::     ::::



1年に1度、ココロも身体も浄化されるんだよね、風のお庭を歩いていると、と月曜日の朝
娘に熱く語ったところ、「そういうふうに言った?いつも思っているってちゃんと言えた?」と
逆に尋ねられました。
「言わなくてもね、きっと伝わっていると思うよ、だってもう(彼女とは)
長い長い付き合いだからね」と答ておきました。

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工房からの風 16回目

2018-10-29 17:05:10 | 好きなもの・工房からの風

気が付けば10月もあと数日で終わっていき、「工房からの風」から
もう2週間以上もたってしまいました。

今年の10月はなんだかいつも以上に慌ただしく過ぎていった
気がしています。

まず10月にはいった段階では、風Tの納品のことばかり考えていて、
それとともに初めて参加するゴースカのことも、自分の中では
懸案事項で‥(笑)。
ゴースカ終わって、Tシャツ納品して、風当日の予習もして‥
そうして当日が終わったら、もう10月も半分終わりですものねー。

すっかり終わった感がありますが、でも、来年のための覚書として
画像いくつか残しておこうと思います。


まず、出来上がったばかりのTシャツ。
大野八生さんのイラストは安定のかわいらしさですね。
フロント面の、ベンチを刷る位置が私的には斬新で、とても
いいねーと話ていました。そうそう刷り色は象牙色で、という
ご注文で、色つくりは何気に店長、がんばってました。


そして、当日の庭人さん。
毎年、どんな色でも着こなしてくださいます。会場に着いて、みなさんの
Tシャツ姿を見せていただくのが本当に楽しみなんです。




今年のメインビジュアルとお庭の様子。
  

トキニワカフェもお庭に面したカウンターでした。





出展者のブースが充実していたのは例年通りですが、運営側と出展者側との
繋ぎ手のような「風人」さんの存在が、ますます充実してきたなーと感じました。
ワークショップや、デモンストレーションや風人さん同士のコラボ作品販売テントとか、
文庫テントとか‥。
毎年まいとし、なんらかの反省や改善点を見出し、常に今年はどうありたいか、
どんなことをやっていきたいかを考察しているからこそ、人気に甘んじることなく
成熟してきた展でありながら、新鮮なのでしょうねー。

来年の「工房からの風」も、今からとても楽しみです。



*おまけの画像*


会場に着いてすぐに列に並んだ「カナルファーム」さんの、生の落花生と
バターナッツかぼちゃ。その日の晩御飯に並びました。


今年のお土産は、指輪ガラスのペーパーウエイト白磁の鉢と、
(いつも通りの)清々しい気持ち、でした。




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工房からの風 2017

2017-10-15 18:11:21 | 好きなもの・工房からの風

15回目!となる記念の年だった「工房からの風」。
昨日の土曜日に行ってきました。

色々よいことが重なった今年。風50+という冊子も編まれて、
忙しさは例年の倍くらいだったのでは、と思い、かつ、お天気のことも加わって、
たいへんだなーと友の心配をしていまいましたが、、、。

10時半頃ばったり会った時の満面の笑顔と、ピンクのベレー帽 そして
初日からのTシャツ姿に、たくましさと軽やかさの両方と、心配は杞憂だったと
感じたのでした。


今年は「予習」の成果があったのか、別の友がブログに書いていたように、
しっとりとした時折雨の曇り空のせいで心が落ち着いていたせいか?
くまなく出展作家さんのテントをまわれたような気がしています。

思い出のお庭の様子と、思い出の買い物は、スライドショーにまとめました。 




いつの頃からか、友達と「風のお庭で会いましょうね」とか、「風のお庭で会えると
いいですね」と、言うようになったけど。
それに加えて、庭人さん、風人さんたちと、会って挨拶をして言葉を交わすことが
ほんとうに楽しくて、楽しみでなりません。
そして、今年‥出展作家でもなく、お手伝いの風人さんでもない、作家さん(過去の
出展者の方たち)が、ご家族やおひとりで(時間を作って)来場していた姿をよく見かけた
ことがとても印象的でした。 


※Tシャツブログの「工房からの風Tシャツ 」のリンクはこちらから 
 今までのTシャツってどんなだったかな?の時のために笑 

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想い出の「ポニー」

2016-10-20 17:21:25 | 好きなもの・工房からの風

毎年の秋のお楽しみ、「工房からの風」。

カテゴリー内に好きなもの・工房からの風 作ろうかなーなどと思っていたら、
2015年、2014年はブログに何も書き残していませんでした。
(軽いショック。)
たぶん、フェイスブックでのやりとりが主になっていたのですね~

でも、気を取り直して、やっぱり作っておくことにしました。
初めて行ったのは何年だったのか、とか、あの時は何を買ったのか、とか
時々思い返してみたくなりますので・笑。


ところで、今年の「工房からの風」。

数年ぶりに、朝いちで、ワークショップに参加するという思ってもみない展開でした。

手縫いでつくるコインケース  先生はOhamaさん。


私は迷った末に、今年の「色」のレモンを選びました。

こんな形に切ってあって、ノリはついているし、目印もあらかじめ
付けてくれてあるので、あとは先生のおっしゃることを真剣に聞いていれば
私でも作れるかなーと。


専用の道具で穴をあけたところです。
木槌で、とんとんとんと3回くらい叩くと、きれいに穴があいていき、
革のやわらかな感じがとても気持ちがよいのです。

好きな糸を選び、いよいよ縫っていくのですが‥革作業は
縦にして縫っていきます、という先生の説明。

そう、ここに写っているこの木製のものが「ポニー」なんです。


こんなふうに「ポニーに挟みます」と言う先生。

ポニーというのが、この道具の名前???と思っていたら、
やっと疑問がとけました。
こんなふうに、動かないように固定させるために
「乗って」使うからなんですねー


お裁縫の時につかう絎台(くけだい)ような形で‥その平になってところを
椅子の上にのせて、その上にまたぐようにして自分が座るのです。
(この写真はワークショップ終了後に、証拠写真として?
座っている自分の足を撮ったところです)

このあとは、糸の両側に針をつけて、左右から交互に縫っていく
革の縫い方を教えていただき、めでたく完成となりました。




やってみたかった革作業ができたことも嬉しかったですが、
それ以上に、なんて言ったらいいのかな。
ワークショップに参加しようと思うことが、いつになく新鮮に思えて、
そういう気持ちの動き方が、「工房からの風」なんだなーって思うのです。

だから、風2016は、「想い出のポニー」、ふふふ、です。






こんな美しいお庭‥とても満ち足りた一日でした。


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今年の風も気持ちよし

2013-10-12 19:14:57 | 好きなもの・工房からの風

工房からの風。

行ってきました。

朝8時過ぎには出発できたので、なんと今までの中で
いちばん早い、9時40分に到着しました。(クルマです)

今年の目標は、まず「カフェ・ポステンさんのコーヒーを飲む」
だったので(昨年は気づいた時には完売でした)、お店が開くのを
待ちながら、ゆっくりとする余裕がありました。
早く着くのって、やっぱりいいなあと思いながら・笑。

 陽射しは強かったけど、風は、とっても心地よくて。
この写真の感じです。


ワークショップに参加し、ひとつひとつ出展作家さんのテントを
まわってお話聴いたり、買い物したり。

友だちと連絡とりあったり、偶然出会ったり。
1年ぶりの人も、数年ぶりの人も、1ヶ月前に会ったばかりの人も
手をふりあって、笑い合って、買ったものをみせあって。

こんなに心地よくて、こんなに楽しい時間を過ごせる場所って
なかなかないなあと、帰り道ではいつも同じことを思います。

 
帰ってきてからも、お楽しみは継続中…。

今日の思い出の品々。

あ、忘れてならない私のブローチ(笑)。
 


※トキニワカフェの様子は、こちらのブログに。

※工房からの風は、明日も開催です。ぜひ、お出かけくださーい。
 

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実生の友との同窓会・さらに訂正あり

2012-10-17 15:21:45 | 好きなもの・工房からの風

工房からの風 10回目の記念の展。
10月13日、14日に行われました。

私が初めて行ったのは、たしか2005年の第3回目展、初めてお庭での
開催となった年だと思います。

※ゆうべ寝る前に、初めてのお庭開催は第3回展ではないような気が
 急にしてきましたので、訂正させていただきます。第2回展もお庭だったの
 ではないかしら?

※ディレクターの稲垣さんからコメントいただきました。こちらが正解です。

   第一回目からお庭開催なんだけど、
  2005年に今の花壇「手仕事の庭」が出来たのでした。
  1回目と2回目は、galleryらふとが未だ建っていなくって、
  下草の空間は砂利で、コンクリートの西洋風花壇だったのね。


あの年の5月に初めてらふとの小屋ギャラリーに行き、早苗さんと久しぶりに会い、
6月の終りには彼女に触発されてブログをはじめ、そして、10月に「工房からの風」に
行ったのだと記憶しています。
あの時、娘は9歳、小学3年生。10月に「工房からの風」に出かけることは
家族の年中行事のひとつになりました。

そして、数年前から、じわじわ感じはじめてはいたのですが、
この催しで何よりも楽しいのは、友達や知っている方に会えることなのです。
今年も帰り路の車中でつらつら想っていたのは、ほんとうに、同窓会だったなあ、
楽しかったなあということばかり、でした。

もしも、7年前、ブログをはじめていなかったら、こんなに楽しい友との繋がりは
生まれていなかったのだろうか、とも考えてみましたが、そうだとしたら、
私の7年間はなんとも味気なく、私自身も今とは違った私でいたのでは
ないかしら?と思うくらい、土曜日のお庭で会えた友だちには、ゆるやかで
のびやかで、でも力強い、気持ちの繋がりを(勝手に)感じています。


さて、今年、風のお庭から、うちに辿り着いたのは、中本純也さんの白い器‥
手前がお皿で、奥はお茶碗(娘用)。



 (※店長のブログでも
純也さんへの想いが熱く語られています。)


お皿の中は、大桃沙織さん作のピアスです。

まつかぜさんが「買っちゃった♪」とブローチを見せてくれたので、大桃さんのブースへ
足早に戻ったところ、気になっていた、種をモチーフしたピアスが残っていて、ひと安心。



このピアス、形のよさはもちろんのこと、とても軽くて、付けていることが
ストレスフリーなんです。
耳からの下がり具合も、とても私に合っていて、ほんとに嬉しい。


早苗さんから教えてもらった「実生」という言葉のように、ブログからこぼれおちた
私のことばや私の気持ちが、色々な方のところで、水をもらい、陽を受けて
すくすくと伸びていったのかもしれない‥なんて、この種のピアスを見ていたら
そんな気持ちがしてきました。



最後に、忘れてならない、今年のスタッフTシャツ。
 大野八生さん作の
10(テン)Tシャツ。目が覚めるような青色が、お庭の色々な場所で
きびきび動いていました。
今年も、Tシャツのプリントに関われたことと、始まるまえにこんな文章
していただいたこと、BOOTS&STICKS として、深く感謝しています。





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吹かれてきました

2011-10-16 18:37:19 | 好きなもの・工房からの風

工房からの風 2011

昨日と今日の開催でした。

私は昨日夫と二人で行き、こちらのブログに感想を残したのですが、
ここにも書いておかないと、あとから見返したときに、あれ、と思ってしまうので
書き残しておくことにしました。

毎年この時期は、rの学校行事と重なったり、PTAの役員仕事と重なって
忙しいのですが、今年はその中でも、チョー×2くらい忙しく、そして疲れていたので
昨日の朝の天気みたいな気持ちでいました。(ソファーに一日座っていたいってくらい)

でも、会場へ向かう友からのメールで、家でぐずぐずしている場合じゃない、と
テンションも上がってきて‥会場へ着いた時には、はやる気持ちを抑えるのが
大変でした・笑。


コルトンプラザ内に移っていた作家さんのブースでは、萩原朋子さん
「鳥とアルルカン」が気になり、染織の田名部亜希子さんの藍の生葉染の布や
ストールに魅了されました。
色味がとても好きなことに加えて、さっくりした糸の感じにすごく惹きつけられ、
手にとって、広げて、あー巻いてみたい、と思いました。
藍以外の糸の色もなんかとても好きな感じで‥いつの日か、私のクローゼット
に入っているような(笑)、入っていたらいいなあ、と願っています。

杉崎陽子さんの革スプーンのペンダントを買って、早速身につけて歩いていたら、
それかわいいですねと何度も言われてたり。
みずあめやさんの万華鏡を、何度も覗かせてもらったり。
トキニワカフェで、会場で会った友たちとお茶したり。
中矢さんの小さな家の形をしたカード立てを見つけて、友に教えに走ったり。
シルクスクリーンで柄を刷って、バッグなどを製作しているアトリエか猫さん
興味深いお話を伺ったり。

そろそろ暮れ始めようかいう頃には、一日、「風」に吹かれた自分の心と頭が、
朝のそれらとは、まるで別物になっているのを感じました。
(体の方は、歩き回ったので、別の意味で疲れていましたが‥)

「風」に吹かれに行って、ほんとうによかったです。


そうそう、ぬくもりを届けようのコーナー。
編む気満々です、と書きましたが、結局、買った毛糸を送ってもらうという形で
参加させてもらいました。1か月くらいのうちに送るという期限に間に合う
自信もなかったし。。。ということで。
参加するともれなくいただける「うーるん」、留守番していたrへのおみやげにしたら
とても喜んでもらえました。(小さな家のカード立ても一緒にあげました。)
 (画像はぬくもりを届けようのサイトよりお借りしました)


作家さんのチャリティのコーナーでは、小原聖子さんの白いタイプのピアスを
見つけ、とてもラッキーでした。


*忘れてならない、トキニワカフェTシャツ2011
 店長のブログに載っていますが、私もアップさせてもらいます。

 今年のも、とってもかわいいです。

 遠くにいても、白+ピンクはぱっと目を引いて‥スタッフやオブザーバーの方だと
 すぐに見つけられました。(左奥に靴の哲氏?も写ってますよね?)




2010 2009 の覚書

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纏う人たち

2010-10-18 16:12:58 | 好きなもの・工房からの風

工房からの風 終わっちゃいましたね。

日曜日の傘マークがいつの間にかなくなっていて、土曜日曜ともによい天気で
ほんとうによかったです。

毎回毎回、テンション高く当日を迎え、すこし気持ちが落ち着くお昼頃に
去年はどうしていたっけ、その前はどんなことがあったっけ、と思い返すのですが、
なかなか記憶の糸が繋がらず、帰宅してからも、翌日になってからも、
今年の余韻の中で、その前のこと、前々のこと、さらには初めて出かけた日のことなんかを
愛おしく反芻しています。



今年、たくさんの人波に半ば圧倒されながら、最初に向かったのは、
舞良さんのブースです。
テントの脇が布で覆われ、ぽこぽことあいた穴から、手織りのストールや
布が見えているという、なんとも愛嬌のある展示。(詳しい写真こちらに)
ほおっーと感心している間も惜しんで、私の手は一番近くにあった布を、
もう手にしていたのですが・笑
鏡に合わせてみたら、20秒で、この布(四角いネックウエア)が自分に合うことを発見&認識。
あっという間に、とても好きになりました。

気がつけば、琴子さんもすぐ隣にいて、すこし前にご購入された布や、
今まさに決めようとしている布を、かわるがわるに見せてもらったり、見てもらったり。
そういう時間のなんと貴重で楽しいこと!
まいにちまいにちの時間も、もちろん私自身の大切な「日常」なのですが、
大きい声や、甲高い声、主張する声の中にいると、気持ちの柔らかい部分が
どんどん少なくなっていくのがわかって、とても疲れを感じます。

らふとの庭に行き交う人たちを見ているだけで、その場所に、そのとき自分が
居ることが嬉しくて、ふいに涙がこぼれてしまったり??と、思ってしまうほどでした。


作り手の方たちが50人余り。使い手候補の方々が、2日間で、どれくらい
いらっしゃったでしょうね~

でも一番多かったのは、纏っている人たちだったなあと、思っています。
気持ちのよい秋の陽射し、澄んだ空気、楽しそうな笑顔、弾む声、そういうもろもろを
あの場所に居たすべての人が、自然にふくらんでくる気持ちの上に、
纏っていたと思います。





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二日間

2009-10-18 22:55:20 | 好きなもの・工房からの風

今日もまた、工房からの風に行ってきました。

今年でたぶん5回目なのですが、二日続けて行ったのは、今回が初めてです。
(過去のログにリンクを貼りました。あのときはどうだったかなあと気になったときに
いつでも確かめられるように。初めて行った2005年のブログはありませんでした)

    工房からの風・2008年版
    うちにもきたスピンドル
    楽しかったなあ‥遠足みたい

 

 

     

お庭は、いつ見ても、すくすくふくふく育っている緑が
気持ちいいですが、今年は、その中にお花が、意図して
混ざっているところが、またいいなあと思いました。

出展されている各作家さんのテーブルや、作品に、
そっと添えられている、草や花や木の実のあしらいが、
この「工房からの風」が凄く大きなイベントであるにもかかわらず、
「やってきた大勢の方」をターゲットにしているのではなく、
「いつものあなた」をお待ちしていたのですよ、と言ってくれているようで。
誰が、誰を、もてなそうとしているのか、誰が、どなたのおうちを
訪問しているのかが、目に見える心地よさ、みたいなものを感じました。
(だからといって、初めて来た方や、偶然通りかかった方を拒んでいる
というわけでもなく、なのです‥)
 

さて、昨日は私(withまつかぜさん)、今日は夫と娘が、
「陶板の飾りを作る」ワークショップに参加しました。
教えてくださったのは、陶芸家の金子佐知恵さんです。

(工房からの風は、50人もの作家さんが出展することに加えて、出展作家さんや
オブザーバーの方々によるワークショップも、とても充実しているのです。)

  こちらが先生が作った見本作品。

下絵を描いたあとに、粘土を「切る」作業から。 
 rさん、とても真剣です。


バリを出すように、端の処理をして、手ぬぐいで布目を粘土に付けた後、
竹串を使って、粘土に絵を描いていきます。
そして、先生がそれを、陶板へと仕上げてくれて、後日受け取るというしくみです。


  
左から、私・夫・娘の作品です。
どんなふうに出来上がってくるでしょうね~すごく楽しみです。

私は、作ることができなかった「小さな家」の前・うしろ・左・右の絵。
夫は、新柄Tシャツのモチーフデザインを。娘は、その場で考えた室内の(?)絵です。
椅子がひとつと、風景画、ことりが一羽描かれています。

ハガキのリレーにももちろん参加しました。数日後が楽しみです。)



友達との予定通りと、予定外の再会あり(笑)、作家さんとのおはなしあり。
新しい方や、新しいものとの出会いあり、悩みの時間あり、の
とても濃い二日間でした。
トキニワカフェとトキニワ販売所のことは、今年の思い出の真ん中に
きています。

以下は、今年の覚え(またの名はお買いもの品)です。
 田鶴濱守人さん作のお皿。
18日に結婚披露2次会パーティがあり、それを欠席してしまったので
その友達に、これから送ります。小さな家のオブジェを添えて。

 以前に、ヒナタノオトさんで
見て、すごく迷って置いてきた、さこうゆうこさんのガラスの花入れ。
「miniハナイレ マメ花」というなまえです。


 「秋色探し」
って、名前がついている、森文香さんのストール。リネンと綿とすこしの絹
だそうです。
かなりしわがついているのは、土曜日の夕方に買って、日曜日に早速
巻いてでかけたからです。
着いてすぐに、森さんに見せに行きました・笑

他に、菅原博之さんのブースでちいさいものを買いましたが、それはまた
別カテゴリーでエントリーしたいと思います。(フフフ、またあれですよ)


       
土曜日に部活があって一緒に来られなかった娘が、日曜日に行きたいと
言ったので、じゃあ、二日とも行こうか、となった今年ですが、
二日とも、とてもとても楽しかったです。

最後の写真は、日曜日の夕方、帰るすこし前に撮ったらふとの遠景です。
たくさんの笑顔と、やわらかい気持ちがこのお庭の中を、
何千回、何万回と行き来したことでしょうねぇ。

来年もこの楽しみを、またよろしくおねがいしますって、いう気持ちです。





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工房からの風 2008年版 

2008-10-20 18:14:53 | 好きなもの・工房からの風

2年前の、「工房からの風」の時にいただいてきた綿の実から
種をとって、種を蒔いて、家でも綿の種がとれるようになり、
それをまた、ともだちに送ったりして。

だから、綿が実をつけ始めると、今年もそろそろだなあと
気になりはじめ、らふとのお庭に行くと、必ず、綿を探し眺めます。

なんて大きく。なんてふくよか。

(私の中では) 綿=工房からの風、なんです。



今年は、初日の土曜日に行かれないことが、わかっていたので
それが残念でたまりませんでした。
おともだちは、みな、土曜日に行くときいていたので。

でも。

わくわく・ドキドキのかわりに、会いたいなあ、お話してみたいと
思っていた方々と、わりとゆっくりおしゃべりする時間が持て、
穏やかな風を、頬に受けることができました。

それに。

今年は、これ、と心に決めていたものが、
日曜日にもあって(残っていて)、すごく嬉しかったです。

そのひとつは、家。

右側が、花のある農家 で、左側がホテルです。
ホテルの壁には、避難用のはしごがあり、農家の壁には
ちゃんと花の咲いている木が描かれています。

すごーくかわいい。すごーく素敵。

案内に載っていた写真を見て、HPを見て、すっかり魅了され
実際に手にとってみたら、その「重さ」がなんとも心地よかったです。



もうひとつはお皿。

出展者のお名前に、中本純也さん、中本理詠さんを
見つけてから、ずっと楽しみにしてました。

焼き締めのが純也さんで、白い方が理詠さんのです。

家には理詠さんの白い小さな器が2つあって、同じような
気色のもので、取り皿にも使えるような大きさのお皿があったら
と、ずっと思っていたのです。
そして、『手しごとを結ぶ庭』を読んでから、中本さんご夫妻って
どんな方たちなのだろうと、思ってきました。

お会いして、お話して‥すごく楽しいひとときでした。
互いに、こどもは娘ひとりで、その学年も1年ちがいだったし、
お住いは和歌山県で、夫の実家の三重とは隣同士だし、
それに、なにより、私が出したガマ口を見て、
「あ、それ、宮本さんの」ってわかってくれたし。
(このあとひとしきり、私がモン族の話をしたことはお察しの
通りです・笑。ダブルガマ口方式には、純也さんもすごく感心
してくれました)

夫も、純也さんから、蹴ろくろの話なんかを、いつのまにか
聞いているし、とても初めてお会いした方とは思えない
空気が取り巻いていました。


お皿3枚と、手前の小さいのは、高台がついている器です。
お皿は私が選び、高台付の方は、夫のお気に入り。
(高台が八角形のところと、厚みがいいのですが、写真では
ちっともわかりませんね。)

でも、器はやはり料理がのってこそ、かなと思い‥

早速その日の晩ごはんに使いました。





洗濯物?と思って近づいていったら、小さな布に、小さな
ジュエリーがついていたり、ガラスを使った、小さな作品にも
心奪われるものがあり、作った方のお名前を覚えておこう、
いつかきっと、と思ったり。
柿渋染めのバッグぅぅ、と思ったり、ああ、どんぐり染めと
横目で見たり。

楽しい秋の一日を、今年も堪能させてもらいました。







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うちにもきたスピンドル

2007-10-23 11:06:03 | 好きなもの・工房からの風

10月20日(土)、21日(日)に行われた、今年の「工房からの風」


素晴らしい天気に、人の賑わい。

文字とおり、それぞれの工房から気持ちのよい風が吹いてきて、
その風が、ほっぺたをすり抜けていく心地よさを思う存分感じ、
そして、吸い込んできました。


さて、今回は初めてワークショップに参加しました。磯敦子さんによる
「綿の手紡ぎ」です。

冒頭の写真は、磯先生に、娘rが教えていただいているところです。

娘とともに私も申し込み、ふたりで先生のすぐ隣に陣取り、真剣に説明に
聴き入ったのですが、二人とも、器用でないうえに飲みこみが悪いので、
何度やっても、初めてのスピンドル(綿から糸を紡ぎ出す長いかぎ針のような
道具です)がうまく使えません。
綿を引き出すことができなかったり、太くなったり、すぐに切れてしまったり。

でも、持ち前の根気と強力な助っ人(夫)の登場で、rも私も、
なんとか最後には、糸らしきもがすこしだけできました。

それにしても‥
萩原さんの急須組み立てのデモンストレーションを半分以上見てから
やってきて、rが、何度目かの「やり直し」を敦子先生にしてもらうのを
隣でみていただけなのに、なんで夫のほうが、「できる人」の感じに
なっていたのか不思議です。まあ器用な人はそんなもんなんでしょうが‥。

こんな私たち親子、夫婦のやり取りをそばで見ていて笑いながら
てきぱきと教えてくださった敦子先生、ほんとにありがとうございました。


ワークショップで使わせていただいたサクラとケヤキのスピンドルは
希望者にはその場で販売してくださるということで‥
rの紡ぎかけがくっついたままの「ケヤキスピンドル」が、うちにやってきました。
今年の工房からの風の、いちばんの思い出とともに。


帰宅してからすぐに糸紡ぎを始めたrは、見る見るうちにコツをつかみ
「もうママよりうまいかも」と自信たっぷりに、紡ぎ作業に専念。
ワークショップでの、毛糸のような太い塊がうそのよう。
あー敦子先生にお見せしたいです(笑)。

スピンドルをちっとも貸してもらえない私は、さっそくの皮算用。
できあがった糸で何を作ろうか、妄想が膨らみます。
私たちが紡いでいたのは、練習用のふとん真綿なのですが
先生に伺ったところ、十分に煮沸して縒りを強くしてからだったら
織ったり、編んだりに使えるそうなのです。
(今頭の中では、藍の生葉で染まった薄いグリーンの糸が
風にそよそよ泳いでいます・・・)






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楽しかったなあ‥遠足みたい

2006-10-23 16:25:50 | 好きなもの・工房からの風

 昨日夕方から降りだした雨のせいで、雨の「前」と「あと」とでは、なんだか長い時間がたったような気がします。

 先週の土曜と昨日の日曜。まだほんのすこし前のことなのに、ずっとずっと前のことのようです。

 いろんなことがギュッと詰まった2日間。思い出しているだけで口元がほころんでくるよう‥気持ちは遠足が終わった後の子どもみたい。出てくる言葉は「楽しかったなあ」

 土曜日の「まつり」の話は、読んだ絵本を中心に。
 昨日の「工房からの風」は、買って帰ったものの写真を撮ってから‥と思っていましたが、この天気で、写真がうまくとれません。でも、HPを見返していたら、今日のうちに何かを書いておきたい気持ちでいっぱいになってしまって‥。

 ところで。

 2度目の今年が「楽しかったなあ。遠足みたい」の理由は何なのでしょう。(もちろん初めて行った昨年だって、楽しかったのですが)

 それは、きっと、その場でお話する人、お話したい人が何人も居たからなのでしょうね。

 「工房からの風」のディレクターの稲垣さんは、大学時代からの友人なので、彼女に会えることが何よりの楽しみですが、それに加え、陶芸家の萩原さんご夫妻や、みなさんもご存知の、こうめさんとダンナ様にも会えたこと、それも「楽しかった」を倍増してくれました。もちろん昨年同様、まつかぜさんご夫妻とも、一緒に見てまわれたし、こうめさんたちを紹介したりもしちゃたし。

 そして、こんな素敵な買い物もできました。

その1  いにま陶房さんのマグカップ3個。
      家族それぞれが使うもの。
      私と娘は同じ形で別の色、夫のは、
      私と同じ色ですこし背が高いタイプ。
      色がとっても素敵で‥娘のは薄いブルー。でも家の中で
      見るとグレーにも見える。私と夫のはへ‐ゼルナッツ色?

その2  伊澤明子さんの染めた糸、織った布で作ったくるみボタン。
      ほんとは桜で染めたマフラーが欲しかったけど‥
      いまのところは、ボタンで我慢。いつかバッグに使いたいな

その3  Rin*Tsubakiさん のキャンドル「小さい象」

その4  稲垣早苗さん の初めてのエッセイ集
      『手しごとを結ぶ庭』 アノニマ・スタジオ

        
       10月25日に発売されます


 

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