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絵本の話を中心に、好きなもの、想うことなど。

はじめましての絵本たち in KAWAGUCHI

2011-11-29 22:45:50 | 好きなもの・講座やワークショップ

いつもこひつじ文庫さんの「はじめまして~」でお世話になっている
とことこペンギン隊の三蔵さんが、昨日は、川口まで来てくれました。
私が参加活動している、小学校での読み聞かせグループがお呼びした形です。

ここに至ったいきさつは、私が持っていった絵本を、仲間が気に入ってくれて
「どうやってそういう本を探すの?」と問われ、「はじめまして~」の講座のことを
話したところ、とても興味を持ってくれて、9月のときに、一緒にこひつじ文庫さんへも
おじゃまして‥そして、日程や場所やメンバーを募って‥となったわけなのです。

とんとんとんと話は進んできましたが、私の中では、最初のうち葛藤?みたいなものが
ありまして‥それは、リアルとバーチャルの融合みたいな? ブログで知ったセカイや
友だちを公表してしまうことイコール、バーチャルな自分をも公開するような?
そんなことをちょっと考え、どうしようかなーと弱気になったのでした。

でも、それは杞憂に過ぎず、やってみればどうってことなかったばかりか、
一緒にこひつじさんへ行った仲間には、自分から進んで、このブログのアドレスも
教えちゃったりしましたよ・笑。(こももさんの講座やその他もろもろ伝えるために‥)

昨日がとても好評だったので、おそらく来年3月頃には2回目が開かれると思います。
なので、紹介された絵本の記録を残しておくことにします。


     1冊目で聞いているみなさん緊張していたせいか、
 こんなにおもしろい本なのに、しーんとしていました。あとで私がそのこと言ったら
 三蔵さんも、みんな笑わないので内心しんぱいしていたそうです。






   土曜日も人気の絵本でしたが、川口でも評判よかったです。
 欲しいって言ってた人何人もいたような‥。


   私的には、そうでもないんですが(笑)、とても気に入った方がいました。


  この本もどなたかの手元に行ったような‥






  いったいなぜ? を、また分かち合えて、楽しかった。


  この絵本は土曜日にはなかったので、真剣にみました。
 細部の描き込みがすごいです。落ち葉でできた品物の値段の単位は「ぐり」って
 ところがすごくかわいい。






この絵本はすでに新刊とは言えないけれど、絶対に気に入る人が
 いるはずだからとリクエストしたところ、2冊とも旅立ち、さらに注文もされていたような。












 絵のきれいさに魅了され、自分のために欲しい、と言った方がいて
 なんだか嬉しくなりました。そうだよね、絵本は自分のために買っていいんだよね。


 この絵本も私にとって「お初」。太陽のひかりがいろんなものを
 私たちにもたらせてくれていることをきれいな絵とともに教えてくれます。




ここから下はクリスマス絵本です。新刊に限らず‥とリクエストしました。

  琴子さんのブログでみたばかりだったので、私的には
 すごくタイムリーでした。


  土曜日に私が購入した絵本。



  ことり文庫さんを思い出しますねえ~


 




  なつかしいという声もあり。でも私には思い出特になし。



  ターシャの絵のも、ステキです。







  飛び出す形式のしかけ絵本。最後の場面がとてもステキ。
 そのまま広げて飾っておきたい感じです。






 三蔵さんが全部読んでくれました。
 普段子どもたちの前で読んでいるだけの母たちなので、誰かに読んで
 もらう、という貴重なひととき。聞き側にまわると、子どもたちの気持ちがわかる
 という、声もあり。




※おまけ





叶姉妹の恭子さんの言葉が散りばめられた
 三蔵さんいちおしのエッセイです。もしかして、この日一番のヒット本かも・笑



以上が28日のラインナップでした。
本が好き、絵本が好き、という人達には、リアルもバーチャルも関係ないということが
よくわかりました。
先生の話や、子どもの話だけでない「ひととき」、とても楽しかったです。

 

 

 

コメント (4)
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はじめましての絵本たち@こひつじ文庫

2011-11-28 17:53:12 | 好きなもの・講座やワークショップ

昨日は「はじめましての絵本たち」に参加させていただきました。
場所は、おなじみの、こひつじ文庫さんです。

紹介してもらったすべての絵本や本は、こひつじ文庫さんのブログに載っているので
今回も、自分の気になったものだけ、残しておくことにします。
(あとから見返したときに、とても懐かしかったり、そうそうこの本、と思うこと多いのです)
全般的に、魅力的な絵が多かった気がするのは、自分の好みの作家さんの作品が
多かったということでしょうか‥?
見開きからすでにストーリーが始まっていたり、カバー部分を切りとって遊べるように
なっていたり、と出版社もいろんな工夫を凝らしているなあと思う絵本もありました。


  噂で聞いていた、あきびんごさんの絵本を初めて手にとりました。
かわいいーって素直に言えない、妙なかわいさがあるような、ないような?



 もうすこしストーリーに、あらいぐまさんが絡んでくるのかなと思って
いたら、そうでもなくって。でもちょっとした「しかけ」がかわいらしく、絵もいい感じでした。
小さい子がいたら、毎晩読んで楽しんで、一緒にお風呂に入ったときにも話題にできて
いいだろうなあ。




 絵がとてもステキでした。お話も、私は読んだことがないので、
自分のために買って、よみたいかも、と思ったのですが、ひめねずみがわぁーと増えている
ページはちょっと引き気味です。




 大きなクシャミとともに、頭の中のいろんな知識が飛び出すなんて?!
単純におかしいです・笑。でも絵はとても凝っていて、一部コラージュだったり、背景だけ
コンピューターグラフィック(?)になっていたり、じっくり見て楽しみたい感じです。
けっこう好きだな、こういう絵本。




 影絵と色つきの絵がページを繰るたび交互に表れます。
参加者のどなたかが言ってましたが、遠目で見た時の方が絵がステキにみえた‥
私もそうだなあと思いました。ピエロがポイントになっているストーリー展開は
なかなかよかったです。




 ぞうくんシリーズ第3弾。
ぞうくん、かわいすぎです。おかしいやら、かわいいやら、かわいいやら。





 この縦長感がステキです。
クリスマスのときの、プレゼント用靴下に、すっぽり入る大きさなんだそうです。
それを聞いたら、すごーく欲しくなってしまいました。
もしかして、赤い靴下とセットにしたら、さらに売れるかも。



終わったあとのティータイムで、カゴメ トマッティーニクッキーをいただきました。
おいしかったです。



今年もたくさんお世話になりました。ありがとうございました。

来年の1回目は2月下旬だそうです。

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ラチとらいおん・はらぺこさん

2011-11-27 16:07:03 | ひらきよみ(読み聞かせ)

11月25日金曜日は、小学校の読み聞かせの当番日でした。
入ったのは6年生のクラス。

1冊目は『ラチとらいおん』。2冊目には、『はらぺこさん』を読みました。






ラチ~はもう何度も6年生のクラスで読んでいる、私の中では「定番」です。
すこしざわざわしていたクラス内も、読み始めたら静かになって、絵本とは別の方を
(わざと)向いていた、後の方の男子も、読み進んでいくうちに、絵本の方をしっかり
見ていたことに気が付き、ほんとうに「ラチとらいおん」は、ひきつける力を持っている
優れた絵本なんだなあと実感しました。


「はらぺこさん」は、今年のはじめにハードカバー版が出ましたが、うちにあるのは
2000年4月発行の「かがくのとも」の方です。

rが大好きだったこともあり、保育園時代、何度読んだかわからないほど読まされ、
小学校でも読んでみようかな、と思ったこともありましたが、実際に読んだのは
今回が初めてでした。

やぎゅうげんいちろうさんの絵はユーモラスで、子どもたちは入りやすいのですが
ストーリーの方は、声に出して読むと8分近くあり、内容も「科学的」に説明されている
ところもあるので、集中して聴いていられるのは、高学年だなと感じました。

私は、個人的に、24ページの、スナック菓子のようなものを、食べている女の子が

おやつには「えいようぶん」がはいっていないんですか?

と、聞いてくるフレーズがとても好きで‥そうそうここが好きだったなあと、思い出しながら
6年生の教室でも読んできました・笑



次の当番は12月で、それが今年最後の当番になります。


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ぬくぬくの展覧会

2011-11-16 12:01:06 | ふと思ったこと

ぬくもりを届けよう のサイトで、web展覧会が開催されています。

どの作品からも、ふわふわのぬくぬくがじーんと伝わってきます。

さすがだなーと思うのは、作品ひとつひとつに、なるほど~というタイトルが
付けられていて、モデルさんともとても雰囲気があっているということ。
(撮影場所になっているらふとの秋景色も楽しめます)
ここまできちんとステキにやり遂げるということまで含まれて、の
「ぬくもりを届けよう」なんだなということが、よくわかります。



自分で編む楽しさもアリ。

どなたかのあみあみ作品で、まずあったまるのもアリ。

大事なのは、忘れていない、という気持ちを、「持っている」だけじゃなくて
「伝えて」いく、ということですよね。



すこしだけ、編み物心が疼きます・笑


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しあわせなじかん

2011-11-15 18:55:09 | 想うこと

先週の土曜日は、予告通り、石神井公園駅前へお出かけしました。
こひつじ文庫さん主催の「子どもへの読み聞かせ」のお話を聴くために、です。

お話をしてくださったのは、ブログを通して知り合ったこももさんと
ベテラン図書館司書さん。

講座の概要はこひつじ文庫さんのブログと、こももさんご自身が綴られた文章
読んでいただければなあと思いますが‥
私も、そのとき私自身が感じた気持ちだけは残しておきたいなあと思って。



でもどこから書いたらいいのでしょうー。

そうそう、キーワードは「共有」だなと、こももさんのお話を聴きながら
何度もなんども思ったのでした。

まず、絵本を読むという行為は、絵本そのものを共有している、ということから
始まって、絵本の内容や、その絵本を一緒に読んだ時間を共有し、
後に、その絵本を別々の場所でそれぞれが読んだ時に、かつて一緒に読んだなあと
いう思い出までも共有できる‥

それに加え、そういう思い出を持っている私たち「絵本友だち」は、
そうそうそうなんだよね、という同じ体験談をも共有できるわけで‥
「分かち合うことができるもの」の大きさに打ちのめされたというか、
大げさに言うと、その素晴らしにちょっとクラクラしちゃうような感じさえ、しました。

もちろん、子どもと共有するものは絵本でなくてもいいと思うのです。
ブロックとかで遊ぶのが好きなら、それを一緒に繰り返すこともよいし、何より
自分が好きなものがいいですよね? なんせ、共有なんですから。

その「好きなもの」が絵本であった場合、本当に楽しい時間は続き、
やがてそれは幸せな時間の思い出となって、いつまでも胸の中に残るのです。


*****


それにしても、こももさん、すごいなあと思うのは、
本を読みながら「笑う」だけじゃなくて、一緒に「泣いた」ということです。

私はそこがほんとにダメなところで‥泣いているところ、娘に見られるのは
恥ずかしいような気持ちがあって。
涙が出そうになると、なんかごまかしていたというか、そもそもそういう本、
読まなかったかもしれません。

もしも、少しだけ戻ることができるのなら、物語をもうちょっと一緒に読みたかったなあ。
エルマーのシリーズは読んで、その後、ナルニアの最初の方を読んだような
読まなかったような‥感じなので。

絵本の後の、おはなし(物語)まで一緒に楽しんできたこももさんとおにいちゃん。
おにいちゃんの中には、それまで培ってきたものが、ぐんぐん育ってきているなあと
強く強く感じました。

そして、自分にとってのすごくつらく悲しいことも、本を読むこと、読んでもらうことで
消化してきて逞しい子になったと思います、と言ったこももさんの顔はとても晴れやかで、
ひとりの絵本好きとしても、母親歴が一緒の同志としても、とても嬉しく、なんだか
私までもが誇らしい気持ちになったのでした。













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ゆめちゃんのハロウィーン・しんとしずかな、ほん

2011-11-14 12:51:49 | ひらきよみ(読み聞かせ)

もうだいぶ前のことになってしまいましたが、10月最終週の
読み聞かせの記録を残しておきたいと思います。

その日はハロウィーンの直前で、しかも3年生のクラスだったので
1冊目は、買ったばかりのこの絵本にしました。


 

講談社の「季節と行事のよみきかせ絵本」というシリーズもののうちの
1冊のようです。

ハロウィーンは、日本に定着したのかしないのか、よくわかりませんが
この絵本は、ニューヨークに住んでいるゆめちゃんが初めて体験した
ハロウィーンを描いています。

巻末には、そもそもハロウィーンとはなにかー的なこともちゃんと記されて
いるので、家で読む場合には、噛み砕いて教えてあげることもできますね。

教室では、「10月31日は何の日か知ってる?」と投げかけ、ゆめちゃんは
ニューヨークに住んでいるから日本とはちょっと違うかもしれないね、と
続けたら、前列に居た男子が「それは実話ですか?」と聞いてきたのに
驚きました・笑



次の絵本はこちらを選びました。




教室で読むの初めてで‥
いろんな「しん」とする状況が描かれている、とても好きな感じの本ですが
ストーリーが続いているわけではないので、子どもたちは、どんなふうに
思うかなと、心配でした。


意外にも、いろんな「しーん」の中で一番受けたのが、

おむかえをまって さいごのひとりになる しずかさ  でした。

私はそこよりも、注射直前の場面の

きえてなくなっちゃいたいときの はらはらする しずかさ  とかかなあと
思っていたのですが‥

そして、はつゆきの しずかさ  は、ぽかんとした顔で聞いていました。


3年生には、初雪の静かさや、夜 車に乗っているときの静かさは
まだ実感としてはわからない、ということがわかりました・笑

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出かけませんか? その2

2011-11-08 17:41:34 | 好きなもの・おでかけ

いつも「はじめましての絵本たち」でお世話になっている
とことこペンギン隊の三蔵さんは、えほんと雑貨のウェブショップ・
オーナーさんでもあるのですが‥
そのシトロンブックスが、1週間だけの限定、リアル シトロンになって
この秋もまたやってきます。

場所は阿佐ヶ谷のCONTEXT-Sギャラリー
(とてもステキなところです)

11月15日(火)~21日(月) 11:30~17:30  


いつもの作家さんの絵本や雑貨に加え、この時期のリアルシトロンは
カレンダーも充実している(と思う)ので、とても楽しみにしています。

去年はたしか、ムーミンのカレンダーを買ったのでした。

 

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出かけませんか?

2011-11-07 21:13:05 | 好きなもの・おでかけ

今週の土曜日、11月12日。

こひつじ文庫さん主催の講座が開かれます。
場所は、西武池袋線の石神井公園駅からすぐの
石神井公園区民交流センターです。

「子どもへの読み聞かせ」 あなたは何才まで読んであげますか?

というタイトルがついていて‥講座といっても、えらい先生がいらしての
お話ではなくて、先輩ママ「こももさん」とベテラン図書館員さんとの
対談形式というか、インタビュー形式で、進んでいくようです。

え?

こももさん?

このブログを読んでくださっている方なら、「こももさん」のお名前に、
反応された方、多いでしょうー。




今現在、幼稚園や保育園に通っているお子様をお持ちの、読み聞かせまっただ中ママも、
やっとどうにか絵本に興味を持ち始めたお子様が居る、読み聞かせデビューしましたママも、
私のように、読み聞かせ時代を懐かしんでいるママたちも、ぜひぜひご一緒に
出かけませんか?

きっと楽しい講座になると思いますよ。
(だって、こひつじ文庫さん主催ですよ・笑)



*詳細はこひつじ文庫さんのブログにあります。




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